2013/07/23 07:28
結成10周年にして初のオリジナル・フル・アルバム『Melody Palette』を7月17日にリリースした女性3人組ユニット、Negiccoが、7月21日に代官山Loopで〈「Negi ROAD extra edition」 ~Negicco 10th Anniversary Party!!! ~〉を開催し、活動11年目のスタートを切った。
結成10周年となる前日20日は、東京・浅草ROXまつり湯で、イベント〈まつり湯特別企画(祝)10周年おめでとうNegicco大生誕祭〉を行い、多くのファンたちと感動の中10周年を祝ったNegicco。一夜あけた11年目のスタートは、彼女たちが毎月行っている定期イベントのextra edition。満員の会場であたたかい雰囲気のなか、トークショーとライヴの2部構成が行われた。
第1部は、掟ポルシェが司会を中心に、「Negiccoから君へ」をプロデュースしたRAM RIDERをゲストに迎え、Negiccoの3人を交えてのスペシャル・トークセッション。45分に渡り行われたトークのなかでは、「Negiccoから君へ」のデモが2種類あったことや、同楽曲の歌詞を書くためにNegiccoにTwitterのダイレクトメッセージでリサーチしたことをはじめ、楽曲制作の秘話が話された。また、アルバム全体をプロデュースし、Negiccoの活動初期から楽曲制作をしているconnieに突然の電話をするなど(家族サービスでコーラを飲みながらお寿司をつまんでいるところだった模様)、会場は笑いとあたたかい拍手に包まれた。さらに、掟ポルシェがスケッチブックを使用して行った「こんなNegiccoはいやだ」のコーナーで会場があたたまったところで第1部は幕を閉じた。
第2部では、Negiccoのライヴが行われた。長谷泰宏(ユメトコスメ)プロデュースによる「イミシン☆かもだけど」をかわきりに、「ねぎねぎRock」「新しい恋のうた」と最初から会場は大盛り上がり。前日とは対照的に11年目を駆け抜けるというポジティヴな選曲が続いていく。中盤には「圧倒的なスタイル」で一気に畳み掛ける。満員の会場の一番後ろのお客さんも肩を組み、ラインダンスをするなど圧倒的な多幸感に満ちていた。「パーティーについて。」では、Meguが「これで最後の曲です」と叫ぶも、「間違えた。うそです」と思わぬハプニングで会場が盛り上がる。本編最後はNegicco自身が作詞をした「ネガティブ・ガールズ!」で終了した。
アンコールでは、告知、メンバー・トークをはさみつつ「ルートセヴンの記憶」「トキメキ★マイドリーム」「アイドルばかり聴かないで」を披露し、最後にはRAM RIDERプロデュースの「Negiccoから君へ」を披露し、大盛り上がりのなかでライヴは終了した。
MCのなかでも「Negiccoの現場は雰囲気がいい」と何度も話題が出ていたが、Negiccoの現場ならではのあたたかさに包まれたライヴだった。Negiccoのパフォーマンスとお客さんの気持ちが混じることで起こる輪が、11年目を迎えさらに大きくなっていくことを確信できるライヴであった。(西澤裕郎)
<セットリスト>
1. イミシン☆かもだけど
2. ねぎねぎRock
3. 新しい恋のうた
4. あなたとPop With You!
5. 愛のタワー・オブ・ラヴ
6. 相思相愛
7. 圧倒的なスタイル
8. パーティーについて。
9. Falling Stars
10. ネガティブ・ガールズ!
アンコール
11. ルートセヴンの記憶
12. トキメキ★マイドリーム
13. アイドルばかり聴かないで
14. Negiccoから君へ
・OTOTOY Negiccoインタビュー
http://ototoy.jp/feature/20130720