2013/06/10 23:00
風営法の過度な取締りに端を発し、昨年より度々ニュースで取上げられているダンス規制の問題、風営法の見直しを求める署名も15万筆が国会に提出され、風営法の改正を目指すダンス文化推進議員連盟が国会の場での議論を始める中、この風営法の問題を題材に、今年4月に京都のクラブで上演され、大きな話題を呼んだ劇団 笑の内閣による演劇『65歳からの風営法』の永田町公演が来週6月12日(水)に上演されることとなった。
今回の永田町公演が開催される経緯として、この風営法のダンス規制の問題に斬り込んだコメディ『65歳からの風営法』を観劇した現職国会議員から「この脚本は風営法の問題点が良く描けている。議員に観せたら風営法改正の説得材料になるから永田町で公演するべき」との熱烈な後押しがあり、これを受けて有志による永田町公演実現に向けての動きが起こり、実際に参議院議院会館の真裏にある星陵会館での公演が実現に至ったとのこと。
国会議員に見せる公演としては、現在進行形で議題にあがっている法律の可否を巡った芝居を国会会期中に永田町で上演するということは、日本に議会が出来て130年の憲政史上初、だそうで、これぞまさに「文化の力」が実現させた出来事だといえる。少しでも関心を持った方は足を運んでみよう。(岡本貴之)
前売り 1500円 当日 2000円
※公演終了後、福山哲郎参院議員(ダンス文化推進議連副会長)、斎藤貴弘弁護士 他、議員や関係者を招いてのアフタートークを実施。
・劇団HP(チラシなど詳細)
http://warainonaikaku.sitemix.jp