コーネリアス(Cornelius)のサウンド・プログラマーを努める美島豊明と、ゲーム、マネー、アートなど様々なジャンルに精通したコンテンツ・プロデューサーのマスヤマコム。そして自作の作品集「Samurai Girl」を120万部売上げる写真家であり、HARDWARE GIRLS MAGAZINEのプロデューサー・Julie Watai。その3人によって結成されたmishmash*Julie Watai。
今までシングル曲を高音質音源で配信してきた彼らが、待望のファースト・アルバム『mishmash*Julie Watai』をリリース!! 今回もmp3に始り、24bit/48kHzのWAV音源、24bit/96kHzのWAV音源で配信を行います! 更に、アルバムを購入してくれた方には、彼らがこれまでに制作してきたミュージック・ビデオ5種類の中から、ランダムに選ばれたミュージック・ビデオ1種類が特典映像として付いてきます! 映像美と音源の両方をお楽しみください!
ファースト・アルバムを高音質で!
mishmash*Juile Watai / mishmash*Juile Watai
【配信形式】
mp3 単曲150円 / アルバム1,500円
24bit/48kHz ver. 単曲150円 / アルバム1,500円
24bit/96kHz ver. 単曲200円 / アルバム1,800円
【TRACK LIST】
01. リバーブの奥に / 02. 恋のタマシイ / 03. ゴー・ファービー・ゴー / 04. 3分シェイクスピア / 05. グラドルを撃たないで / 06. 砂に消えた涙 / 07. Veiled by Reverb / 08. Roll of Love / 09. Go Furby Go / 10. 3 Minute Shakespeare / 11. Don’t Shoot Me. / 12. Un Buco Nella Sabbia(イタリア語ヴァージョン) / 13. グラドルを撃たないで(澤田祐子アレンジ版)
【特典】
mishmash*Julie Wataiのフル尺日本語ver.の有料MVが、5種類の中から1つ付いてきます。MVはランダムに付いてきます! お楽しみに!
今のポップ・カルチャーが集約されている
OTOTOYでも過去に数曲をフリー・ダウンロード展開したり、ハイレゾ音源を含む複数形態での配信シングルをリリースしたりしてきた、mishmash*Julie Watai(みしゅましゅ*じゅり わたい)。そんな彼らがこの度めでたく、記念すべきファースト・アルバム『mishmash*Julie Watai』を発表した。
さて、しばし説明タイム。mishmash*とは、CORNELIUSのサウンド・プログラマー(言わば右腕)として活躍する美島豊明と、ゲーム、出版や映像などさまざまなカルチャーを手がけるコンテンツ・プロデューサーのマスヤマコムによるプロジェクトだ。そして、デビュー曲から今回のアルバムまで、ゲスト・ヴォーカルとしてフィーチャーされているのが、元アイドル / モデル、写真家という経歴を持つ、Julie Watai(二次元のガチヲタらしい)というわけである。
「ここまで読んで、すでに疲れた」という現代っ子の方は、しょこたん(中川翔子)みたいな人を想像するとラクチンかもしれない。乱暴ですみません。ちゃんと細かく解説すれば、「JulieさんはJulieさんでしかない」と言えるほどのたいへん魅力的な方です。陳謝。ほかにも、たとえばアーティスト写真からしてキッチュな魅力を振りまきまくっているmishmash*Julie Wataiなのだが、奇を衒ったところは実は意外とない。とにもかくにも、そういうイロイロはひとまず取っ払って、このアルバムに触れてほしい。一聴してわかるとおり、サウンドはとてもポップで明快。美島が作った曲が聴けるという点だけでも、相当に興味深いプロジェクトなのだ。ましてや、収録曲はCORNELIUSとはまた異なるテイストに仕上がっている。
デビュー曲「恋のタマシイ」(英詞版は「Roll of Love」)、セカンド「リバーブの奥に」(英詞版「Veiled by Reverb」)、音楽雑誌『サウンド&レコーディング・マガジン』でのアレンジ・コンテストの題材曲(最優秀賞楽曲を受賞)「グラドルを撃たないで」(英詞版「Don't Shoot Me. I'm Only the Pin-up Girl.」)、秋にリリースされたばかりの4thシングル「ゴー・ファービー・ゴー」(英詞版「Go Furby Go」)。これら4曲の配信シングル曲だけでも、まずはYouTubeでいいから聴いてみてほしい。曲ごとにガラッと変わる世界観、曲調にたちまちワクワクさせられるはずだから。歌詞が英語になるだけで、聞こえ方もまったく違うから驚き。知性や感性の豊かさ、よく練られたメロディ、ポップな浮遊感、時に冷たくもある電子音、そこにきれいに混ざる歌、その語感、ちょっぴりシニカルだったりする聴後感、音の配置と切り替わるポイント、拍子、緻密に聞こえないように仕込まれた脱力感などなど、聴くたびに発見のある音楽である。見えない仕掛けがいっぱいで、聴いていて本当に楽しい。
本作は配信以外でも、もちろんリリースされるので、気になった方はフィジカルもチェックしてほしい。詳しくは彼らのHPを参照してもらえればと思うが、音楽、映像、マンガ、グラビアetc... をクロスオーヴァーし、果敢にメディア・ミックスに挑んだパッケージとなっている。それにしても、ここまでコントロールされたトータリティには恐れ入る。PVをはじめ、HPのデザインやグッズ(オフィシャル・サイトで見られます)など、とにかく凝っていて、多角的なエンタテインメント性が抜群。今のポップ・カルチャーが集約されている感じすらある。2012年の指標のひとつになる一枚と捉えることもできるはず。
というわけで、流行り(?)のボーカロイドを聴くよりも、インディーズというフィールドでちょっとなかなか見かけない試みをしている彼らに注目してほしいと個人的には思う。(text by 田山雄士)
ステム音源で楽曲制作!!
ステムとは、あまり見慣れない用語かもしれませんが、要するに「マルチトラックで録音された音源の各トラック」のことを指します。mishmash*が用意している「ステム」は、ドラムだけだったり、ベースだけだったりの音源が、「一曲まるごと」入っています。音楽を作ることを楽しんで欲しい。
mishmash*Julie Watai / 恋のタマシイ/Roll of Love ステム・セット #1 of4〜#4 of4
【価格】100円(アルバム購入のみ)
#1 of 4 : クリック、ドラムス、ベース、ミックス
#2 of 4 : エレキピアノ、タンバリン、ミックス
#3 of 4 : エレキギター01、エレキギター02、ミックス
【価格】500円(アルバム購入のみ)
#4 of 4 : 英語版、日本語版それぞれのヴォーカル
>>>「恋のタマシイ」ステム特集ページはこちらから
mishmash*Julie Wataiのデビュー曲をフリー・ダウンロード中!
mishmash*Julie Watai全世界デビュー曲は「Roll of Love」。「恋のタマシイ」はその日本語ヴァージョン。編みぐるみのジュリワタイが歌ってリッケンバッカーを演奏するミュージック・ビデオはケロケロキングの木原庸佐が手がけた。
mishmash*Julie Watai / 恋のタマシイ、Roll of Love
>>>「恋のタマシイ」特集ページはこちらから
アルバムにも収録されているシングルをHQDで配信中!
日本語版、英語版を3種類の音質で
mishmash*Julie Watai / グラドルを撃たないで、Don't Shoot Me. I'm only the Pin-up Girl
【値段】
MP3、WAV : 150円
HQD(24bit/48kHz、24bit/96kHz) : 200円
>>>「グラドルを撃たないで」特集ページはこちらから
日本語ver.
英語ver.
※「グラドルを撃たないで」「Don't Shoot Me. I'm Only the Pin-up Girl.」のジャケット写真、およびミュージック・ビデオに、Julie Wataiは出演していません。
mishmash*Julie Watai / ゴー・ファービー・ゴー、Go Furby Go
【値段】
MP3、WAV : 150円
HQD(24bit/48kHz、24bit/96kHz) : 200円
日本語 ver.
英語 ver.
PROFILE
mishmash*Juile Watai
コーネリアスのサウンド・プログラマ、美島豊明(みしま・とよあき)のソロ・プロジェクトmishmash*(ミッシュマッシュ)。フィーチュアリング・ヴォーカルには、自作写真集が世界で120万部売れた元アイドル・モデルの写真家、Julie Watai(ジュリ・ワタイ)。最初のシングル「恋のタマシイ」(日本語)、「Roll of Love」(英語)が、OTOTOYで無料配信スタート。