2010年12月29日に行われた原田郁子のソロLIVEを3ヶ月限定配信

2010年12月29日(木)に恵比寿リキッドルームで行われた、原田郁子のソロLIVEを収録したLIVE音源。2008年6月に発売されたアルバム『ケモノと魔法』に収録された「青い闇をまっさかさまにおちてゆく流れ星を知っている」1曲を30分かけて演奏するという試みで、メンバーは、原田郁子のほか、OLAibi、トンチ、ダンサーのホナガヨウコを加えた女性4名。さらにPAエンジニアにZAKを迎え、このスペシャル・ユニットによるLIVEならではの即興的なパフォーマンスを収録しました。

アーティスト : IKUKO/OLAibi/TONCHI/HONAGA
タイトル : 『AOIYAMI-WO-MASSAKASAMA-NI-OCHITEYUKU-NAGAREBOSHI-WO-SHITTEIRU』


その場かぎりのライブが残るということはどうにもこうにも恥ずかしい。ですから、「二度とこうはならない」という事実をふまえ、写真つきで公開します。3ヵ月たったら消えます。そして次に進みます。ありがとう。またどこかで! ー 原田郁子


【配信形態】
1. DSD+mp3 Ver.(約906MB) >>DSDの聴き方はこちら
2. HQD(24bit/48kHzのWAV) Ver.(約382MB)
価格 : 各500円

★LIVEの模様を収めた全29ページにおよぶオリジナルのデジタル・フォト・ブックレット付き

配信期間 : 2011年2月9日〜2011年5月9日

演奏 : 原田郁子(vo / key / perc)、OLAibi(perc / drums)、トンチ(steelpan / perc / voice)
ダンス : ホナガヨウコ
PA : ZAK
撮影 : くどうあずさ

Recorded by 高橋健太郎 / 溝口紘美
Mixed & Mastered by 高橋健太郎
Recorded at 恵比寿LIQUID ROOM (2010.12.29)
Mixed& Mastered at DONI DONI Studio
【ダウンロードに関して】
windowsをご利用のお客さまは、標準の解凍設定、もしくは解凍ソフトによっては正常にファイルを解凍できない可能性がございます。その場合、お手数ですが別の解凍ツールを使用し、再度解凍をお試しくださるようお願い致します。7-Zip(フリー・ソフト)での解凍を推奨しています。
※7-zip http://sevenzip.sourceforge.jp/
また、ファイル名が長く操作出来ない場合や、ダウンロードしたファイルに不備や不明点がありましたら、info(at)ototoy.jpまでお問い合わせください。

好きなことを好きなようにやる -Report at LIQUID ROOM (2010.12.29)-

「原田郁子、恐るべし」。去年1年間で何度この台詞を(心の中で)呟いたことか。もはやこの人の活動について言葉で語ろうとすること自体、無理がある。なあんて、冒頭からそんなことを言ってしまっては、元も子もないのだけれど、彼女の底知れぬアーティスト性を目の当たりにした時には、ただただ言葉を飲み込むばかり。クラムボンの『2010』然り、雑誌『サウンド&レコーディング・マガジン』主催のスタジオLIVEでの高木正勝との共演然り。そして、今回音源をお届けするLIVEでのパフォーマンスもまた然り。本作は、昨年末12月29日に行われた、TOKYO No.1 Soul Setの20周年記念イベントに、原田郁子がソロで参加したLIVEパフォーマンスを収録したもの。原田のほかOLAibiとトンチ、さらにダンサーのホナガヨウコが加わった女性4名のアンサンブルで、持ち時間の30分をフルに使って1曲を演奏するという試みを行い、即興性溢れるパフォーマンスを披露した。選ばれた1曲は、原田のソロ・アルバム『ケモノと魔法』に収録された「青い闇をまっさかさまにおちてゆく流れ星を知っている」。ちなみにこの曲の作曲はオオヤユウスケ改め大谷友介が担当。昨年11月から12月にかけて行われた大谷のソロ・プロジェクト、SPENCERのジャパン・ツアーでも披露された楽曲だ。

photo by くどうあずさ

赤、青、緑色のカラフルな帽子を被って登場した4人は、その日のイベントに登場した他のどのアーティストよりも自由だった。ここでいう自由とは、演奏面での自由さだけでなく、時には4人で連なってステージ上を歩いたりと、音楽の枠に収まりきらない表現の自由だ。LIVEは原田のヴォーカルとピアノと、それに寄り添うように、OLAibiのドラム、トンチのスチール・パンも同じメロディを歌うところから始まった。30分の間には、パーカッションだけのセッションもあれば、大自然に響きわたる動物の声真似で、原始時代へのタイム・スリップを連想させるような"シーン"も登場する。PAエンジニアのZAKによって、ところどころでリアル・タイムのダブ処理が施され、1分、1秒、一瞬が何度も繰り返されていく。4人の奏でる音と言葉と動きの全てが重なって、ぶつかり合う。それは「命と命がぶつかる音が聞こえた」という歌詞の通り、4人それぞれの命がぶつかり合う音だ。

その中でも原田郁子のヴォーカルの存在感はやはり際立っていた。スポークン・ワーズで繊細に丁寧に、言葉を空間に置いていく。かと思えば、自らのすべてを振り絞るかのように歌い上げ、その空間ごと震わせてしまう。このアウトプットの振り幅の広さとリアルさは、ソロとして数多くのミュージシャンやアーティスト達と共演、セッションを重ねてきた中で培われてきた百戦錬磨の経験から会得したものなのだろう。そして何より、自身のバンド、クラムボンでの経験が大きく生かされているのは間違いない。思えばクラムボンというバンドも、メンバー3人の個性がぶつかり合って、それが奇跡とも言えるほどのバランスで成り立っている。

原田郁子本人は、後日、自身のサイトの中で、この日のLIVEについてこう記している。

「『好きなことを好きなようにやってみよう』と思った。」

クラムボンに限らず、彼らのような規模で活動するアーティストであれば、本人達の意図とは別のところで、リスナーから求められるアーティストのイメージというものが必ず存在する。原田郁子であれば、ソロ活動であっても、"クラムボンの原田郁子"をイメージされることも多いはず。もちろん彼女の場合は、これまでの多岐にわたるソロ活動も、すでに多くのファンに支持され、原田郁子というアーティストに対するファンのイメージも存在するだろう。それだけに今回のLIVEで見せたように、ファンが抱くイメージの外側へ飛び出して、好きなことを好きなようにやるということが、どれほど恐ろしいことか。僕のような人間にはそれを知る由もないが、相当の勇気と覚悟が必要だということだけは想像できる。だが彼女の表現は、例えどんなに自由なものであっても、決して独りよがりになることはない。なぜそうならないのか。これを考える上でのヒントが、先に述べたようなクラムボンでの活動にあるような気がする。バンドでの活動とソロ活動が、これほど幸せな形で相互作用しているアーティストというのは、日本でも希有な存在だろう。

photo by くどうあずさ

アーティストの表現方法が多様になる中で、それをオーディエンス、リスナーに届ける方法も、この数年の間に大きく変わってきた。LIVEを録音して、その日のうちにオフィシャル音源としてアーティスト自身がリスナーに届けることも可能になった。流通の多様性は、アーティストの表現方法にも更なる可能性を与えてくれる。このこと自体はすでに以前から何度も言われ続けてきたことだが、いまようやく実際に形になりつつあるということを、このLIVE音源を繰り返し聴きながら実感している。(text by みのしま こうじ)

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原田郁子+高木正勝 / TO NA RI

清水靖晃+渋谷慶一郎の『FELT』、 大友良英+高田漣の『BOW』に続く、OTOTOYとサウンド&レコーディング・マガジンのDSD配信企画の第3弾。10月31日に東京・サウンドイン・スタジオにて行われた、クラムボンの原田郁子と映像作家でもある高木正勝の夢の共演の模様をDSDで配信。初共演となる2人が、レコーディング・スタジオでの一発録り、そして2台のグランド・ピアノを通してどのような化学反応を起こしたのか? 3時間にも及んだ共演の贅沢な一夜の模様からの1部をお届け。

クラムボン / 2010

クラムボンの8thアルバム。オリジナル・アルバムとしては2007年の『Musical』以来3年ぶりとなった本作は、エンジニアにtoeの美濃隆章をむかえ、山梨県小淵沢のnone to cat studioにてレコーディングされた。メンバーのミトが「最大限の音が入って、最大限のエネルギーやパッションがみんな入っている!」と語る、全曲HQD(24bit/48khzのwavファイル)のスペシャル版での販売。スタジオ直送の音を、細部まで味わうことができる。2010年の『OTOTOY AWARD』でOTOTOY会員が選ぶ「 -Member's Choice-」グランプリ受賞!

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2010年11月18日(木)に北とぴあプラネタリウム・ホールで行われた、大谷友介のソロ・プロジェクトSPENCERの『Eine tausend Musik tour 2010』。溢れんばかりの星が頭上に広がる中で、SPENCERは溶けてしまうような声で歌う。贅沢な音楽の鳴る空間を最高音質のDSDでコンパイル。本作からは、丁寧に紡がれた音のひとつひとつはもちろん、星を映す機械の音までが、音楽として生きている。アルバム購入者には、当日の写真を収めたオリジナル・ウェブ・ブックレットをプレゼント。

SPANOVA / it has no idea, but it has feelings 〜Soul Constellations Vol. 001〜

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INFORMATION

3月30日にクラムボンのベスト盤が2枚同時リリース!

クラムボン特設サイトにて行われた収録曲投票の結果を1位から順番に収録した、みんなで決めたベスト盤が3月30日にリリースされます。しかも2枚同時発売。全曲ボブ・ラディックによるリマスタリングで、初回限定盤はLIVE映像を完全版で収録したDVDとの2枚組。ワーナー盤の『クラムボン -ワーナー・ベスト-』には2000年12月13日赤坂BLITZ『clammbon tour 2000 まちわび まちさび』の模様を収録。コロンビア盤の『clammbon -columbia best-』には、2010年9月5日よみうりランド オープンシアターEAST「clammbon 2010『☆SUPER☆STAR☆』」の模様が収められます。

原田郁子 LIVE SCHEDULE

「鬼怒無月 3DAYS Pere-Full 第3夜」
日時 : 2月17日(木)
会場 : 新宿PITINN
Open 19:30 / Start 20:00
出演:Pere-Furu(鬼怒無月(g)、勝井祐二(vn))
Special Guest:原田郁子 (vo / p / from クラムボン)

「フィッシュマンズ A Piece Of Future」
日時 : 2011年5月3日(火・祝)
会場 : 日比谷野外音楽堂
Open 16:45 / Start 17:30
出演:茂木欣一(Drums) / 柏原譲(Bass) / HAKASE-SUN(Keyboards) / 木暮晋也(Guitar) / zAk(Engineer) / 飴屋法水(Sound Effect) / UA(Vocal) / 小山田圭吾(Guitar) / 勝井祐二(Violin) / カントゥス(Chorus) / 沢田穣治with Strings(Strings Arrangement) / 永井聖一(Guitar) / 七尾旅人(Vocal) / ハナレグミ(Vocal) / 原田郁子(Vocal) / Bose(MC) /やくしまるえつこ(Vocal)

RROFILE

原田郁子
1975年 福岡生まれ。クラムボンのヴォーカル&キーボード。バンド活動と並行してソロ活動も行う他、様々なミュージシャンの楽曲やLIVEへの参加、作詞や執筆、CM歌唱、舞台など活動は多岐に渡る。3/30にはファン投票で選曲されたクラムボンのベスト・アルバムを2枚同時リリース。そして春からは全国ツアーも予定!


OLAibi
ボアダムズのYoshimi率いるバンドOOIOOのドラム、パーカッショニストとして、国内外で幅広く活動中。1995年から今や伝説的なサイケ・セッション・バンドAOAで5年以上パフォーマンスし、Fuji Rock Festival、レインボー2000... etc. 様々な野外イベントを大いに盛り上げた。これまでに 4枚のアルバムをリリース(comma)。現在は、OOIOO以外にも、ピアニストでMuseum of plateの塚本サイコとのユニットmeleで、NHK教育TV、エキナカecute、浅野忠信主演映画等の制作や、ピアニストで映像作家の高木正勝との制作、共演。UAとの音楽制作や作品参加等々、精力的に行っている。

トンチ
小さい頃からピアノを習う。1998年からスティールパンを始め、2ヶ月後に訳も分からず発祥国トリニダードへ。「上手くなったらチームに入れたるわ」と言われ日本でがんばる。2003年再びトリニダードへ。約1年間、インベイダーズというチームに入り活動。エクソダスのメンバーとカリブの国々でカーニバルの演奏ツアー etc. をし... 帰国後、ソロ活動、作詞作曲、セッションや、OOIOOや朝崎郁恵さんのレコーディングの手伝いやUAの演奏、クラムボン原田郁子とセッションなど。

ホナガヨウコ
ダンスパフォーマー・モデル。芝居、舞踏、レスリングを経て、2001年頃より自身の企画・構成・出演による独自のパフォーマンス・ライヴを劇場やギャラリー等で発表。ミュージシャンの生演奏と身体のセッションによる『音体パフォーマンス』、お客さんの癖や仕草を基にその場で即興のダンスを作る『くせになるダンス』や、街中のカフェで注文を受けては踊る『カフェでダンスがオーダーできます』等、ユニークな発想でパフォーミング・アートの新たな可能性を追求している。また、ファッションモデルとしての広告出演や、イラスト、写真、衣装、音楽を手掛けるなど、その活動は多岐に渡る。

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レヴュー

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