ポップ・ミュージックの歌詞、それは文学作品である詩や小説とは、また微妙に異なる構造を持っています。メロディーと一体化することで機能している英語の歌詞を、その魅力をなるべく残しつつ日本語に移しかえる作業には、どこまでいっても決して「正解」は存在しないのかもしれません。しかし、「文化の相違」や「重層的な意味性」をふまえつつ、英語の歌詞にアーティストがこめた思いをどこまで日本語化できるのだろう? と挑戦していくのは、とても楽しい行為でもあります。

この講座は、オアシスからザ・ドラムスまで過去20年以上数多くの歌詞対訳を担当してきたぼくの経験を活かしつつ、そんな「歌詞対訳」の深い魅力を共に追求していこうというものです。毎回さまざまなアーティストの英語歌詞を俎上にのせ、ゼミナール形式でその日本語化を試みながら、ポップ・ミュージックの歴史や成り立ちにも迫って行ければと考えています。歌詞対訳そのものに興味を持っている方から、ただ単に「英語の歌詞の魅力をより深く探求したい」と日ごろ思っている方まで、みんなで「楽しみつつ、学んでいける」講座にしたいと思っています。 by 伊藤英嗣

伊藤英嗣 歌詞対訳講座 —ポップ・ミュージックが歌ってきたもの—

詳細

講師: 伊藤英嗣
期間: 2011年4月〜9月 (1クール全6回)
受講料: 19,800円 (税込)
定員: 25人
募集期間: 2011年3月15日 〜 2011年4月10日

開催場所:

OTOTOY
東京都渋谷区代々木5丁目59番5号
東信代々木ビル
2F

スケジュール

  • ・2011.04.13 (水) 19:30〜21:30 (120分)
  • ・2011.05.11 (水) 19:30〜21:30 (120分)
  • ・2011.06.15 (水) 19:30〜21:30 (120分)
  • ・2011.07.13 (水) 19:30〜21:30 (120分)
  • ・2011.08.10 (水) 19:30〜21:30 (120分)
  • ・2011.09.14 (水) 19:30〜21:30 (120分)