＜講座紹介＞
素人の乱・トリオフォーのメンバーであり、気鋭のデザインが若者に人気の「途中でやめる」デザイナー山下陽光が、なんとオトトイの学校に殴り込み！ ゼロ年代から開始したインターネット・ラジオ「素人の乱」やYouTubeを巧みに使った映像企画「あっくんに会いたい/ファミカセいこかもどろか」、Twitterを駆使し研究を進めている「アトム書房」など、既存のメディアやインターネット・ツールの新しい使い方を提示し、常に新しい驚きと発見を与えて来た彼が、活動拠点である高円寺で鳴る音楽の視点も盛り込みながら、これからの「メディア」のあり方について語ります。すぐにググらず、自分のひらめきで考えたものを、突き詰めると面白いことが見えて来る。分からないことがあったらすぐにインターネットで調べてしまう、そんなあなたにこそ来てほしい。D.I.Yで誰にもまねできない情報発信と、ものづくりについて考える脳みそフル回転、奇跡の２時間！

＜講師＞
山下陽光(素人の乱・トリオフォー・途中でやめるデザイナー)
1977年長崎県生まれ。パフォーマンスグループ“トリオフォー”在籍。
高円寺の古着店「素人の乱シランプリ」元店主。2005年素人の乱を松本哉と高円寺にオープン。
駅構内の標識案内をガムテープで製作していた警備員の佐藤修悦氏による“修悦体”の発見や、「ファミカセいこかもどろか」ギャラリーMAKIにて個展「大チョロズムパノラマワールド展」を開催。
2010年広島現代美術館でグループ展。『美術手帖』で特集頁。2011年、松本哉らと高円寺や渋谷、新宿などにおいて、数万人規模の脱原発デモを行う。同年7月渋谷パルコのクリエイターズ・マンションに「途中でやめる」という名前のブランドの服を出品。2011年3月11日以降、広島の原爆後にできたと言われる書店「アトム書房」の研究、9月末まで開催されるドリフターズ・サマースクールには講師として参加。

＜開催日時＞
2012年10月28日(日) 14:00-16:00

＜受講料＞
1,000円(税込)

＜定員＞
40人