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NOISE
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服部峻

菊地成孔をして”天才”と評され、映画美学校 音楽美学講座の第1期生として、若干15歳にして特別に入学を許可された異色の経歴を持つ大阪出身の音楽家 服部峻による6年ぶり3作目のアルバム。近年では、Dos Monosの構成員として知られる 没 a.k.a NGSとのHK ETERNALでの活動や、映像作家 遠藤麻衣子監督との継続的なコラボレーションなど、分野を飛び越えながら常に音楽に献身し続ける音楽家 服部峻が、長い制作期間を経て辿り着いたキャリア最高傑作。

NOISE
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服部峻

菊地成孔をして”天才”と評され、映画美学校 音楽美学講座の第1期生として、若干15歳にして特別に入学を許可された異色の経歴を持つ大阪出身の音楽家 服部峻による6年ぶり3作目のアルバム。近年では、Dos Monosの構成員として知られる 没 a.k.a NGSとのHK ETERNALでの活動や、映像作家 遠藤麻衣子監督との継続的なコラボレーションなど、分野を飛び越えながら常に音楽に献身し続ける音楽家 服部峻が、長い制作期間を経て辿り着いたキャリア最高傑作。

Sen Am
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Sen Am

Jazz/World

Duval Timothy

サウスロンドン出身のマルチ・アーティスト Duval Timothyが2017年に立ち上げたアパレル&ライフスタイルブランド/レコードレーベルであるCarrying Colourからリリースされたキャリア3作目のフルアルバム’Sen Am’。そこではロンドンとシエラレオネのフリータウンを行き来しながら活動する彼の深層心理を垣間見るような、独特の浮遊感、そして黙々と糸を紡いでいくように綿密で肌触りの良い音楽世界が展開されている。シエラレオネの友人や家族が、Whatsappのヴォイスメモを通じて登場し、静謐なソロピアノとレイヤーを重ねたサウンドに乗せて語りかける。録音はロンドン、バース、フリータウン、東京、京都で行われた。

Sen Am
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Jazz/World

Duval Timothy

サウスロンドン出身のマルチ・アーティスト Duval Timothyが2017年に立ち上げたアパレル&ライフスタイルブランド/レコードレーベルであるCarrying Colourからリリースされたキャリア3作目のフルアルバム’Sen Am’。そこではロンドンとシエラレオネのフリータウンを行き来しながら活動する彼の深層心理を垣間見るような、独特の浮遊感、そして黙々と糸を紡いでいくように綿密で肌触りの良い音楽世界が展開されている。シエラレオネの友人や家族が、Whatsappのヴォイスメモを通じて登場し、静謐なソロピアノとレイヤーを重ねたサウンドに乗せて語りかける。録音はロンドン、バース、フリータウン、東京、京都で行われた。

Help
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Jazz/World

Duval Timothy

UKはサウスロンドン、シエラレオネはフリータウンを拠点に活動するひとりのマルチアーティストか?、新たな時代の芸術家として注目されている。 最近でも、世界中の音楽ファンが夢中になったSolangeの最新作において、 その印象的なヴィデオて?最も鮮烈なイメージを投け?かける楽曲”Dreams”で彼の楽曲”No”(ソロ3作目のフルアルバム”Sen Am”収録)か?大胆にサンプリングされたことも記憶に新しい。4作目となる今作では先行シングル”Slave”において、Pharrell Williamsのインタヴューから彼の言葉を引用し、レコード会社との契約における問題を奴隷制度になぞらえ提議している。インディペンデントであることにこだわり、アパレルや絵画など、音楽と いう枠組みだけに収まらないマイペースな制作活動を続けてきた彼の音楽的な集大成ともいえる今作は、自身による独創的なピアノとサンプリングアートの完成形であり、さらに数々のコラボレーションの結実による、現代音楽の集合知ともいえる。

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Jazz/World

Duval Timothy

UKはサウスロンドン、シエラレオネはフリータウンを拠点に活動するひとりのマルチアーティストか?、新たな時代の芸術家として注目されている。 最近でも、世界中の音楽ファンが夢中になったSolangeの最新作において、 その印象的なヴィデオて?最も鮮烈なイメージを投け?かける楽曲”Dreams”で彼の楽曲”No”(ソロ3作目のフルアルバム”Sen Am”収録)か?大胆にサンプリングされたことも記憶に新しい。4作目となる今作では先行シングル”Slave”において、Pharrell Williamsのインタヴューから彼の言葉を引用し、レコード会社との契約における問題を奴隷制度になぞらえ提議している。インディペンデントであることにこだわり、アパレルや絵画など、音楽と いう枠組みだけに収まらないマイペースな制作活動を続けてきた彼の音楽的な集大成ともいえる今作は、自身による独創的なピアノとサンプリングアートの完成形であり、さらに数々のコラボレーションの結実による、現代音楽の集合知ともいえる。

Slave
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Slave

Jazz/World

Duval Timothy

この曲は、Pharrell Williamsがラジオ番組「ブレックファスト・クラブ」で行ったインタビューを引用しており、一般的なレコード契約が抑圧と支配のメカニズムとして使われていることを示唆しています。プロデュースを担当したのは、AdeleやKing Kruleとの仕事で知られるRodaidh McDonaldで、ギターはTwin Shadowが担当。

Erozje
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Erozje

Jazz/World

Bloto

Błotoは雨の日の後の水たまりのように、偶然かつ自然に生まれたバンドだ。それは2018年の夏、ヴロツワフを拠点とするEABSのセクステットがブレゼグ・ドルニー、ウッチ、ソポトでのコンサートの合間における、たった1日のオフからすべてが始まった。ここに収録された90sヒップホップ譲りの地下の匂いがするブーンバップ的グルーヴと、不穏で美しいジャズアンビエント、眠気と覚醒を同時に促すドローンの数々は、彼らの野心的な即興演奏の掛け合い、そのやりとりの中で、一夜にして形を現した。

ストーリーテラー
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ストーリーテラー

馬場智章

注目の若きジャズ・サックス奏者/ミュージシャン/作曲家、馬場智章。ニューヨークを拠点に、J-Squadのメンバーとして活動するなど同世代ジャズ・ミュージシャンの中でもひときわ輝くアーティストが作りあげた渾身のファースト・アルバム。

リトル・エレクトリック・チキン・ハート
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リトル・エレクトリック・チキン・ハート

Jazz/World

アナ・フランゴ・エレトリコ

Chico BernardesやSessaといった新進気鋭を輩出し、いま一際の注目を浴びているサンパウロのSelo RISCOからリリースされたこの2ndアルバム。ギター弾き語りによるボサノヴァをガレージロック風味に味付けしたと思えば、ゆったりとしたグルーヴで管を鳴らし、サンバにブルースになんでもありな独自のMPBを展開。どんなに突拍子のない展開に思えても、2週目以降はそれしかないと納得させられてしまう、異常な跳躍力を充分に補う演奏の説得力。これは名だたる大御所から新人までを幅広く支えてきたヴェテランパーカッショニスト Marcelo Costaによる屋台骨のおかげだろうか。広いグルーヴ解釈の部屋の中で、自由に持論を展開する彼女の話は、何度聴いても不思議な魅力と新鮮さに溢れている。どんなに奔放でも、エキセントリックに振り切らないチルでリラックスしたキャラクターが優しい刺激となり、知的欲求をくすぐる未体験の心地良さを生み出す。どの街にも必ず、その時代を背負う歌手が現れる。ヴァンクーヴァーのMac DeMarcoや、京都の中村佳穂、アトランタのFaye Webster、そしてブラジルはリオに現れた、この恐ろしいほどの才能。リオのシーンに在りながら、彼女の歌と演奏は、世界中のどの街にも響く。

マントラ・モダーン
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マントラ・モダーン

Jazz/World

キット・セバスチャン

ロンドンとフランスを拠点とし、作品中のすべての楽器を操る Kit Martin と、同じくロンドンを拠点とするイスタンブール出身のアーティスト/シンガーの Merve Erdem 。ふたりのクールでいて親密な、そして妖しくも危険な掛け合いはセルジュ・ゲンスブールによる数々の名盤を想わせる。英語、仏語、トルコ語によって彩られるサイケデリックでファジーでユーモラスなその音楽は、60年代後半のブラジル産音源と北米のジャズを参照しながらも、過去にありそうでいて、実際には存在しない。そんな軽妙なバランス感覚と温度感で、美しい過去を再発見/提示してみせる。ステレオラブの白昼夢の様な浮遊感と、クルアンビンのクセになる陶酔感が、程よく抑制されたサイケデリック空間で鳴らされる心地よさは、もはや異常。まるで70年代の一話完結の名作ドラマを一挙にして観るかの如く、多彩で一貫した美意識と、シュールでアナログな魅力に溢れた今作の音楽的なまとまり、聴かせ方の巧みさは、にわかに新人の作品とは信じられない。デヴェンドラ・バンハートの魔力とベイルートの賢明さの両方を、映像編集的な俯瞰で掌握してみせた、この若き天才の登場を見逃してしまうのは、もはや現代の罪とも呼べるだろう。

マントラ・モダーン
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マントラ・モダーン

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キット・セバスチャン

ロンドンとフランスを拠点とし、作品中のすべての楽器を操る Kit Martin と、同じくロンドンを拠点とするイスタンブール出身のアーティスト/シンガーの Merve Erdem 。ふたりのクールでいて親密な、そして妖しくも危険な掛け合いはセルジュ・ゲンスブールによる数々の名盤を想わせる。英語、仏語、トルコ語によって彩られるサイケデリックでファジーでユーモラスなその音楽は、60年代後半のブラジル産音源と北米のジャズを参照しながらも、過去にありそうでいて、実際には存在しない。そんな軽妙なバランス感覚と温度感で、美しい過去を再発見/提示してみせる。ステレオラブの白昼夢の様な浮遊感と、クルアンビンのクセになる陶酔感が、程よく抑制されたサイケデリック空間で鳴らされる心地よさは、もはや異常。まるで70年代の一話完結の名作ドラマを一挙にして観るかの如く、多彩で一貫した美意識と、シュールでアナログな魅力に溢れた今作の音楽的なまとまり、聴かせ方の巧みさは、にわかに新人の作品とは信じられない。デヴェンドラ・バンハートの魔力とベイルートの賢明さの両方を、映像編集的な俯瞰で掌握してみせた、この若き天才の登場を見逃してしまうのは、もはや現代の罪とも呼べるだろう。

ウェルカム・トゥ・ディス・ワールド・リミキシーズ
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ウェルカム・トゥ・ディス・ワールド・リミキシーズ

マブタ

南ア ジャズの極北。プロジェクトの首謀者にしてシーンを背負って立つ気鋭のベーシスト Shane Cooper のジャズマン・シップと、エレクトロニクスを駆使した彼のもうひとつの顔 Card On Spokes の放つ自在なエナジーが衝突する、電気信号が予期したやわらかな宇宙世界。新たな局面を迎えるジャズUIの先に透けて見える、様々な世界の側から観測される脳内音響のパルスが世界中の肉体と共鳴し、個の精神と時間の在り方に強制アップデートをかける。BrainfeederやNinja Tune、そして地元 南アフリカより招かれた一流エンジニアの手により再構築された、異形の電化ジャズの断片はそれぞれの描くコードに引き寄せられ、色彩を変え、意味と文脈を横断し、やがて演奏者のアビリティと新たなフローが、美しいエラーを弾き返す。かつて無いほどに溶け合った狭義のジャズと広義のダンス・ミュージックが導き出す、アフリカ大陸のシンギュラリティは、ジャンルや座標、夢や生命をすべて飲み込み、それらすべてが発生するずっと以前、空気の介在しない世界にも響き渡る、ひと繋ぎの波形に書き換えてしまった。

セレクテド・トラックス・トゥ・ミックス
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セレクテド・トラックス・トゥ・ミックス

アパレル・ワックス

ロンドンを拠点に活動するイタリア出身のDJ Kiskによるプロジェクトがついに日本上陸。リリースはヴァイナルのみ、これまで出した5作の12インチは軒並み完売、毎号ついてくる華麗な”おまけ”はディアゴスティーニもお手上げなファニーすぎるアイディアが満載。(過去実績: 組み立て式めがね、OXゲームとそのためのペン、パンチボール、ひっつく手のおもちゃ、コンドーム、すごろくとサイコロなど...) とにかく、音源同様、キャッチーで楽しいお茶目な精神に溢れた作家なのです。ジャズやラテン、ソウルのサンプルを散りばめたリエディット的な大胆不適ディスコハウスを中心に、ガラージ、テクノ、ビートダウンまでをカヴァーする幅広いその音楽性は、リリースの度に各地のDJやダンスマニアを唸らせてきましたが、今回、日本向けに選曲したベスト盤ともいえる初めてのCDリリースが実現!新人からベテランまでドコスカドコスカ鳴らしている近年のロンドンのディスコハウス・ブームを感じ取るには十分すぎる素敵な企画となっております。エッヂーな空気感と、ダフト・パンクやディスクロージャーのファンにも届くポップな作風を再編集したキラーチューンのオンパレードに頭の中フロアの上夜空の下みんな大草原。さぁ、皆さん 今年の夏はジャジーでブギーな最高の夏にしような。

ウェア・ウィー・ゴーイング?
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ウェア・ウィー・ゴーイング?

レジナルド・オマス・マモード四世

埃っぽくブロークンで荒々しいのに、結果として洗練された多角的なサウンドが、近年のサウスロンドンから溢れ出している。肌の色や年齢、どこから来たのかなど、そんなこと誰も気にしちゃいない街の態度と同様に、ハウスでもヒップホップでもジャズでもファンクでも、鳴るものは鳴るままに鳴らしている。そんな地元のシーンを代表する22aクルーの一員であるレジナルド・オマス・マモード四世は、その圧倒的なオリジナリティでジャイルス・ピーターソンを虜にした鮮烈なデビュー作と、プリンスやディアンジェロが踏み入れた領域に接近してみせた野心的なセカンド、そして意外な様で必然だった、コーネリアスからのラヴコールを受け、国内外で大きな話題を呼んだ彼の作品のリワークを経てもなお、ここに来て新たな景色を望んでいる。自身のルーツを求め向かった、インド洋南西部のマダガスカル東方沖に浮かぶマスカリン諸島への旅。その旅の中で記録された音の断片たち。古代モーリシャスの人々の育んだ豊かな遺産、音楽と文化。文書化されていない植民地主義への抵抗。サトウキビ農園のクレオール、奴隷の子孫の記憶。あらゆる思索と感情の起伏はすべて、黄金期のヒップホップ、ジャズ、ソウル、アフロ、ファンク、セガ、マロヤ、そしてアフリカ、カリブ、サウスロンドン、アメリカの音楽の影響を見事に昇華させた、キャリア3作目となるこの作品に反映されている。それは普遍的な愛と思いやりの感情を呼び起こそうとする試み。様々なドラムとドラムマシン、パーカッション、ローズ、そしてローランドとコルグのシンセサイザーを使って描かれた、親密なドキュメント。どこから来て、どこへ向かうのか。レジナルド自身による優しくも力強い手描きのアートワークを見つめながら、音のひとつひとつを感じ取る。瞬間と永遠が交錯していく。私たちはどこからかやって来て、どこかへと向かっている。

ケイヴ・アート 1+2
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ケイヴ・アート 1+2

ディージェイエム・トリオ

近年ではザ・シネマティック・オーケストラのメンバーとして、その活躍の幅を広げるアムステルダムの若きピアニスト、ドミニク・ジェームス・マーシャルが率いるトリオによる2014年の1作目(カセットテープとDLのみ)と2018年の2作目を日本限定でまとめてCD化。9th Wonderやトライブのあの名曲から、フライロやJaylibまで、音楽愛、特にヒップホップ愛がガンガン伝わってくる素晴らしいセレクトの数々に涙が止まりません。ゲーム音楽好きからソウルファンまで射程に捉えた幅&懐の広いアレンジ能力&演奏力で全26曲、最後まで飽きずに楽しめる極上のエンタテイメント。すべて聴き終えた頃にはきっと、こんなジャズトリオが聴いてみたかった!と納得してしまうでしょう。

ジ・アザー・サイド・オブ・タイム
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ジ・アザー・サイド・オブ・タイム

クイン・キルヒナー

次世代シカゴ・ジャズの 超重要人物による重厚長大でデラックスなジャズ・アルバム。カマシ以降、世界的トレンドになりつつある、この様なほとんど固体に近い濃厚な音源がたまらない”家系ジャズ”もいよいよ、世の中に認められる時代になって参りました。オリジナルの素晴らしさはもちろん、アンドリュー・ヒル、ミンガス、サン・ラ、アルトゥール・ヴェロカイを採り上げるあたり、この方、かなりの曲者でございます!

ブランク
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ブランク

Classical/Soundtrack

渡邊琢磨

映画「美しい星」(吉田大八監督)、「ローリング」(冨永昌敬監督)など、近年、話題作の音楽を数多く手掛ける天才音楽家・渡邊琢磨が、俳優・染谷将太監督の短編映画3作品のためのサウンドトラックを解体・再構築して作り上げた、奇想天外な”アンビエント・アルバム”。本作『ブランク』は、渡邊琢磨が手掛けた、俳優・染谷将太監督による短編映画3作品『シミラーバットディファレント』(2013年)、『清澄』(2015年)、『ブランク』(2017年8月公開予定)のためのサウンドトラックを解体・再構築し、アーティストアルバムとして作り上げられた作品。「染谷将太監督の映画に音をつけてみると、どれもこれも持続音が主体の緩慢な曲になったため、音楽単体で聴くと映画のエモーションとは全く無関係に思えた。それが切っ掛けで、これらの音素材を、アンビエント・ミュージック(環境音楽)として再構築して、まったりお酒を飲むときのBGMにしようという着想を得た。」(渡邊琢磨) 以降、3本の染谷将太監督作品の音楽に携わる過程で、サウンドトラックの解体→再構築、という作業を繰り返す。その結果、とてもユニークで奇想天外なアンビエント・ミュージックが展開される本作が誕生した。前作『Ansiktet』の延長線上にある、ピアノとストリングスによる幽玄でクラシカルなオーケストレーションを基調に、ジャズ、民族音楽、フィールドレコーディング、ダンスミュージックまでを飲み込んだ、渡邊にしか作り出せない調和と混沌が複雑に入り交じった、イマジネイティブな音の世界が広がる。マスタリングはオーストラリアを代表するサウンドアーティストLawrence English(ローレンス・イングリッシュ)が担当し、渡邊の音楽の世界観により一層の深みを与えている。

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