トリトン

12
カプースチン:24の前奏曲
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カプースチン:24の前奏曲

Classical/Soundtrack

ニコライ・カプースチン

史的にショパン、スクリャービン、ショスタコーヴィチなどの大作曲家が名作を生み出してきた「24の前奏曲」というジャンルに、カプースチンが挑みました。ジャズのイディオムとクラシックの形式を驚くべき技術とセンスで結びつけてしまうカプースチンならではの新境地が、この伝統的なジャンルの歴史に加わったのです。楽譜だけでは伝わらない独特のリズム感やスウィング感がこの自作自演盤から学べる、ファン必携のアルバムです。

ブラームス:新しい道 - ピアノ・ソナタ 第 3番
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ブラームス:新しい道 - ピアノ・ソナタ 第 3番

Classical/Soundtrack

三原未紗子

2019年第26回ヨハネス・ブラームス国際コンクール ピアノ部門にて優勝、いま最も活躍が期待される新鋭ピアニスト、三原未紗子のデビューアルバムがついに登場です。収録曲にはピアノ・ソナタ 第3番を中心としたオール・ブラームス・プログラムを収録、堂々たる重厚な和音から繊細な美しい音色と歌心、ドイツの地で磨きをかけた三原のピアニズムは馥郁たるブラームスの世界観を披露しています。Neue Bahnen(ドイツ語で“新しい道”)と題した、このアルバムから広がる三原の新しい道に大注目です。

フランスの夜会
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フランスの夜会

Classical/Soundtrack

黒沼香恋, 黒沼香恋/大友直人/東京交響楽団

今新星として注目を浴びる若手ピアニスト、黒沼香恋のファースト・アルバムの登場です。すでに数々のコンクールで入賞を重ね、幅広く演奏活動を展開しています。中でも2020年3月、コロナ禍の中開催され、視聴者10万人超を記録した「観客のいない音楽会」ではソリストとしてラヴェルのピアノ協奏曲を披露、Live fromMuza!(OVCL-00726)として発売され多くの賛辞が寄せられました。当盤にはそのラヴェルのピアノ協奏曲に加え、ドビュッシー、ラヴェル、プーランクの名作を新たに収録、黒沼自身「魅惑的な色の世界を見せてくれる万華鏡」と語る、美しきフランス・エスプリの世界を存分にお楽しみください。

ショパン:エチュード全集
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ショパン:エチュード全集

上野真

これまでモダン・ピアノのみならず、当時作曲家が愛したエラール、プレイエル といったピリオド楽器を用いて作品本来のあるべき姿に迫り、数々のアルバムをリリースしてきたピアニスト上野真。待望の新録音は、高度な技術と豊かな音楽性が必要とされるショパンが遺した傑作、エチュード(全27曲)です。今回収録にあたり使用ピアノにはFazioli F308を使用、ブックレットにはこのアルバムに合わせて書き下ろした上野自身によるエッセイを掲載し、演奏と合わせてショパンの神髄を追及した貴重なアルバムとなりました。確かな技巧はもちろんのこと、作品への研究に裏打ちされた上野真のピアニズムをぜひお楽しみください。

ショパン:ノクターン Vol. 2
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ショパン:ノクターン Vol. 2

Classical/Soundtrack

宮谷理香

デビュー25周年を迎える宮谷理香。1995年、ショパン国際コンクール入賞で一躍脚光を浴びて以来、実力派ピアニストとして多岐にわたる活動を展開し着実な歩みを続けています。人気シリーズ「音楽の玉手箱」に続き、2019年、宮谷のライフワークであるショパンのアルバム「ノクターン Vol.1」をリリース。そして今回待望の続編 (第11番~第21番)が登場となります。ショパンが生涯にわたり綴り続けた夜想曲は、作品が後期に進むにつれ音楽の深みが増し、ここに収められた数々の傑作は今尚多くの人々を魅了し愛されています。カップリングには幻想曲を収録。ショパンの心の思いを、宮谷は丹念に歌い響かせ、その抒情性と豊かな表現力は多くの支持を集め、常に高い評価を得ています。益々円熟みを増す宮谷理香がショパンの音楽へと誘います。

MISSA
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MISSA

寺根佳那

アルバム紹介’’寺根佳那’’は、東京音楽大学大学院修士課程修了後、名門チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院研究科を最優秀で修了。エレーナ・リヒテルのもとで研鑽を積んだ実力派ピアニストです。そんな寺根が最も得意とするチャイコフスキー、スクリャービン、ラフマニノフといったロシアを代表する作曲家の名曲を中心に収めた待望のファーストアルバムが登場。 中でもチャイコフスキーの作品で魅せる愛らしい表情、スクリャービンの難曲「黒ミサ」では神秘的な魔力と煌き、ラフマニノフの大曲「コレルリ変奏曲」でも高い集中力と卓越した技術でアルバムの有終の美を飾ります。ロシアの地で培ったロシアピアニズムを是非お楽しみください。

プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ全集
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プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ全集

ナターリャ・トゥルーリ

'ロシアのピアニスト、ナターリャ・トゥルーリは、1986年チャイコフスキー国際コンクール第2位を皮切りに国際的な演奏活動を展開。ロシアの名ピアニスト、オボーリンの孫弟子にあたる彼女。冴えわたる確かな技巧と音楽性で聴くプロコフィエフのピアノ・ソナタ全集決定盤です。

OBSESSION II
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OBSESSION II

三舩優子/堀越彰

'OBSESSION''とは「取り憑かれる」という意味。幼少をニューヨークで育ち名門ジュリアード音楽院を首席で卒業、国際的に活躍するクラシックピアニスト三舩優子と、ジャズピアニスト山下洋輔に見出され、ジャンルを問わず凌駕するドラム&パーカッショニスト堀越彰、フィールドの全く異なった2人が出会い、慣れ親しんだピアノの音色にドラムが重なり絡み合うことで起こる化学反応、その放たれたエネルギーによって魅力的なクラシック音楽の新世界を生み出しました。待望のCD第2弾となる当アルバムでも、バッハ、ドビュッシー、カプースチンに至るまでまさに変幻自在!クラシックピアノとドラムによる最小にして最大のオーケストラ''OBSESSION''。2人が放つ魅惑の世界にぜひ取り憑かれてください。

田中カレン:愛は風にのって
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田中カレン:愛は風にのって

仲道祐子

国内外で活躍する作曲家・田中カレンによるオリジナルピアノ曲集『愛は風にのって』がCDになりました。2013年に逝去した作曲の師である三善晃への愛情と思い出を綴る曲集。ブックレットの曲目解説では、心温まるエピソードも綴られています。さらに、出版譜には未収録の「子猫のすずちゃん」もボーナストラックとして加えています。演奏は透明感のある美しい音色が魅力の仲道祐子。田中カレン自身の立会いのなか行われたレコーディングでは、細部までディスカッションを重ね、楽曲に込められた思いを鮮やかに描きあげています。

ショパン:ノクターン Vol. 1
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ショパン:ノクターン Vol. 1

Classical/Soundtrack

宮谷理香

1995年、ショパン国際コンクール入賞で一躍脚光を浴びて以来、実力派ピアニストとして多岐にわたる活動を展開する宮谷理香。2008年よりほぼ毎年ソロ・アルバムを発表し、これまで3枚をリリースしている古今の珠玉の小品を集めた人気シリーズ「音楽の玉手箱」を含めソロ・アルバムが10枚連続でレコード芸術特選盤に選ばれるなど、多くの支持を集め、常に高い評価を得ています。そんな宮谷が2019年満を持して送り出す最新アルバムは、ショパンの夜想曲(ノクターン)集。宮谷のライフワークであり「ピアノの詩人」として広く知られる、ショパンを語る上で欠かすことのできない詩的で抒情的な夜想曲集から、本CDには第1番から第10番までを順に収録。宮谷はショパンの遺したメッセージをひとつひとつ大切に読み解き、温かくそして美しい音色で綴っていきます。また本CDの夜想曲集と同年代に完成された「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」がアルバムの最後を飾り、宮谷が魅せる抒情性から冴えわたる技巧に至るまで、その多彩な音楽表現は聴く者を圧倒します。

ショパン:ピアノ協奏曲 第 1番 他
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ショパン:ピアノ協奏曲 第 1番 他

高橋多佳子/高関健/新日本フィルハーモニー交響楽団, 高橋多佳子

1990年第12回ショパン国際ピアノコンクールでの第5位入賞、以後ライフワークのショパンを中心に第一線で演奏活動を展開し、日本を代表するピアニスト高橋多佳子。中でも2000年から2003年にかけてポーランド・ワルシャワで収録された「ショパンの旅路(OVCT-00063)」シリーズは現代屈指のショパン弾きとして決定づけました。そんな高橋の待望の最新録音であるショパン・アルバムが登場。収録曲には「ピアノ協奏曲第1番」を中心に「序奏とロンド」「幻想即興曲」「小犬のワルツ」といったショパン人気の名曲が並び、すべて初録音となりました。ショパンとともに歩み、寄り添い、ショパン弾きとして円熟された高橋多佳子の今を是非お楽しみください。

ブラームス ピアノ作品 集 Vol. 1
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ブラームス ピアノ作品 集 Vol. 1

上野真

19世紀から20世紀前半にかけての黄金時代のピアノに深くこころを寄せるピアニスト、上野真によるブラームス。 初期から後期までこの作曲家の生涯を俯瞰したプログラムを、上野は楽器特有の質朴な暖かみを生かし、インティメートな作品群から芳醇な魅力を引き出しています。シュトライヒャーの活力もベーゼンドルファーの渋い深みも、オーセンティックで端正な解釈に支えられ、ブラームスの内なる声を聴くような味わいにみちたアルバムとなりました。シュトライヒャーの活力もベーゼンドルファーの渋い深みも、オーセンティックで端正な解釈に支えられ、ブラームスの内なる声を聴くような味わいにみちたアルバムとなりました。

スクリャービン:ピアノ・ソナタ全集 II
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スクリャービン:ピアノ・ソナタ全集 II

中野慶理

東京藝術大学附属高校卒業後、ワルシャワ音楽院、そしてジュリアード音楽院に学んだ中野慶理は、留学のポーランド時代からスクリャービン探求をスタート。 帰国後2回のソナタ全曲演奏で大阪文化祭賞本賞ほか多くの賞に輝き、今日スクリャービン演奏の第一人者と言われています。このアルバムは絶賛を浴びた18年発売の第1弾に続くシリーズ第2弾で、これにより遂にソナタ全10曲が完成しました。 色彩や官能、光と闇といったこの作曲家の多重構造を、多彩な音のタペストリーで弾きあげ、令和時代を象徴するような画期的な全集完成となりました。

ピアノ協奏曲 第 5番、六重奏曲 他
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ピアノ協奏曲 第 5番、六重奏曲 他

Classical/Soundtrack

V.A.

カプースチンピアノ作品全曲録音プロジェクト第3弾は、協奏曲と六重奏曲がプラスされたダイナミックなプログラムとなっています。オーケストラが奏でる豊かなサウンドと、ピアノの躍動的なタッチが絡み合う協奏曲第5番は、飯森範親・日本センチュリー響との日本初演ライヴ。明るく華やかな響きに、リズミカルなジャズの要素も加わり、カプースチンの魅力がたっぷり詰めこまれた傑作です。 全ての収録曲が世界初録音となる資料的価値も高い1枚。このアルバムを聴き終わった頃には、あなたもカプースチンの虜となっているでしょう。

ピアノは歌う —もしも詩がなかったら—
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ピアノは歌う —もしも詩がなかったら—

高田恵子

高田恵子は桐朋学園大学音楽学部演奏学科を経て、同大の研究科を修了。2009年第14回日本モーツァルト音楽コンクールで奨励賞、2010年にはチェコ音楽コンクールで第2位を受賞しています。また現在は、二期会オペラ研修所や日本声楽家協会でピアニストとして活躍中。このデビューアルバムでは、歌曲のピアノ版を、ひとつひとつ愛でるように奏でています。これまでの声楽家たちとの経験が豊かな稔りとなり、芳醇なピアノとなって結実しているのです。イメージの広がりを持っていただけるよう、日本語詞を付けました。バリトン歌手、宮本益光氏による新訳です。

シューマン:子どもの情景、アラベスク、花の曲、フモレスケ、春の夜
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シューマン:子どもの情景、アラベスク、花の曲、フモレスケ、春の夜

梅村知世

東京藝大を首席で卒業、同大学院を修了。ベルリン音楽大学にて研鑽を積む。2016年のシューマン国際ピアノ・コンクールで最高位(第2位)を射止めた梅村知世の、2枚目のシューマン作品集。この作曲家の多感な時代のレパートリーを、梅村は細やかな感情の襞(ひだ)に豊かな音彩を乗せ、ふくよかで陰影にみちたシューマネスクな世界をつくり上げています。知的にして個性美も光るというバランス感覚も魅力で、聴きなれた曲が新しい表情で浮かび上がってきます。現在、べルリン在住。

スクリャービン ピアノ・ソナタ全集   ミハイル・ヴォスクレセンスキー(ピアノ)
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スクリャービン ピアノ・ソナタ全集 ミハイル・ヴォスクレセンスキー(ピアノ)

ミハイル・ヴォスクレセンスキー

ソナタ変ホ短調の初演者であり、スクリャービン・コンクールの審査員長でもあるヴォスクレセンスキーが、ついにスクリャービンのソナタを全曲録音した。ロシア・ピアニズムの正統な継承者である彼が奏でる、迫真のスクリャービン!

時間から空間へ —ワーグナーへのオマージュ—
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時間から空間へ —ワーグナーへのオマージュ—

加藤洋之

加藤洋之は1990年ジュネーヴ国際音楽コンクール第3位入賞を果たし、国内外で数多くのオー ケストラとの共演やリサイタルにおいて非常に高い評価を得ています。室内楽奏者としても著名な演奏家から厚い信頼を寄せられるピアニストが、満を持してソロアルバムを収録しました。 加藤自身のアイディアによるワーグナーを中心としたプログラムでは、「CD全体を通してワーグ ナーが目指した世界を自分なりに実現してみたいという欲求からうまれた試み」と語る、現実世界から一気に聴く者を引き込む「時間と空間」を体験できることでしょう。ベーゼンドルファーとスタインウェイの音色の違いもお楽しみいただける高音質録音も聴き所の ひとつです。

渡邉 規久雄 シベリウスリサイタル  第5巻
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渡邉 規久雄 シベリウスリサイタル 第5巻

渡邉規久雄

2003年に行われたシベリウス・リサイタルを皮切りにフィンランドの血を受け継ぐ渡邉規久雄が愛情を注ぎ奏でてきたシベリウスのピアノ音楽。2015年フィンランド・シベリウス協会より栄誉あるシベリウスメダルを受賞、シベリウス・ピアノ音楽の第一人者として世界に認められた渡邉規久雄による当シリーズがついに完結です。 交響詩「フィンランディア」をはじめヴァイオリン協奏曲や交響曲で知られるシベリウスは生涯に数多くのピアノ作品を世に送り、それら多くは短くまとめられた小品として書かれ、近年ミニ チュア作曲家としても注目されています。清楚な北欧の情景を描いた美しいピアノの小品は どれも聴き手の心にそっと優しく語りかけ、寄り添う、不思議な魅力に溢れています。シベリウスを知り尽くした渡邉規久雄の気品あるピアニズムとともにシベリウスの魅力をお楽しみ下さい。

バッハの名による作品集
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バッハの名による作品集

パスカル・ゴダール

骨董の軸物の楽しみの一つに「賛」がありますが、音楽の父へ捧げられた多様な「賛」を愛でるのも、バッハ・イヤーにおける粋な贅沢というもの。近代を中心に、様々な作曲家による「BACH」の音列をモティーフとした「賛」の玉手箱です。手堅い筆致が光るR.コルサコフの変奏曲、ケクランの瑪瑙のような美しさの「アルバムのページ」、プーランク・オネゲル・カゼッラらによる雑誌のバッハ特集号付録曲など、一筋縄ではいかぬ凝った選曲となっています。

ショパンの歌
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ショパンの歌

中桐望

中桐望は東京藝大を首席で卒業、日本音楽コンクールで第2位、マリア・カナルス国際音楽コンクール(バルセロナ)や浜松国際ピアノコンクールでも第2位(歴代日本人最高位)を受賞するなど、内外のコンクールで活躍。ポーランドに留学し、名ピアニストのエヴァ・ポブウォツカに師事し研鑽を積んでいます。ショパンの初期から後期までの幅広いプログラムを、歌うようにピアノを弾くことで作品の特質を、みずみずしくすくい上げています。デビュー・アルバム「ショパン&ラフマニノフ」で称賛を集めた中桐望の、輝かしき第2作です。

ザレンプスキ ピアノ作品 集
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ザレンプスキ ピアノ作品 集

Classical/Soundtrack

江崎昌子

ポーランドの知られざる天才作曲家ユリウシュ・ザレンプスキは、ショパンが確立させた音楽スタイルと美しさを受け継ぎながら、ポーランド人の誇り溢れる素晴らしいピアノ作品を生み出しました。名ピアニストであったことの伺えるヴィルトゥオーゾ的な部分と、新たな音楽語法の独創性は抜きん出た才能を感じさせます。ポーランド音楽を知り尽くしたピアニスト・江崎昌子による演奏で、このザレンプスキの名曲から溢れる「ポーランドの心」をお届けします。

ショパン:前奏曲集
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ショパン:前奏曲集

Classical/Soundtrack

江崎昌子

当盤発売をむかえる2019年は、江崎昌子のデビュー20周年であり、日本とポーランドの国交樹立100周年という記念すべき年となります。長年ショパンをレパートリーの中心に据えて活動を続けてきた彼女は、世界的にもショパン弾きとして知られています。ショパンの生涯に深い思いを馳せ、楽曲の研究を重ねてきたからこそ可能となった演奏がここに収められています。真摯な姿勢で、過多に飾ることなく純粋に気高い精神で奏でられた名演をご堪能ください。

ピアノ・ソナタ 第 2番 ロ短調, 作品 61: 3. Moderato
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ピアノ・ソナタ 第 2番 ロ短調, 作品 61: 3. Moderato

ミハイル・ヴォスクレセンスキー

ロシア・ピアニズムの正統的継承者ミハイル・ヴォスクレセンスキーによる2000年来日記念アルバム。収録されるロシアものの大曲2作のうち、ムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」は本人の十八番であり、その迫力は聴く者を圧倒させる。

バルトーク:ピアノ小品集
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バルトーク:ピアノ小品集

ミコラ・スーク

リスト国際コンクール優勝の実績を持つ実力派ピアニスト、ミコラ・スークの国内盤デビューCD。「子供のために」など、バルトークのピアノ作品の貴重なカタログ。

ショパンとロシアの音楽
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ショパンとロシアの音楽

タチアーナ・ペトゥホーヴァ

メルダック・トリトーンから13歳の時の録音でデビューしたタチアーナ・ペトゥホーヴァはその中に収められた「シューマン/子供の情景」「メンデルスゾーン/厳粛な変奏曲」等の演奏ですでに高い評価を得ている。更に大きく成長し続けるタチアーナの2枚目のアルバムには、得意のショパンに加え、ラフマニノフの名曲が選ばれている。

チャイコフスキー:四季、子供のためのアルバム
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チャイコフスキー:四季、子供のためのアルバム

ミハイル・ヴォスクレセンスキー

ピアノ指導者や学習者に嬉しいチャイコフスキーの「四季」と「子供のためのアルバム」全曲が収められた決定盤。ヴォスクレセンスキーは「子供のアルバム」をシューマンの「子供の情景」等と同様にひとつの大きな作品として捉えた演奏を披露している。

ウストヴォーリスカヤ:ピアノ・ソナタ第1-6番、12の前奏曲
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ウストヴォーリスカヤ:ピアノ・ソナタ第1-6番、12の前奏曲

イヴァン・ソコロフ

ショスタコーヴィチの弟子として知られる前衛作曲家ウストヴォーリスカヤ。近年ヨーロッパでも注目が集まっている彼女のピアノ作品のほとんどがこのディスクで聴ける。

ステート オヴ マインド
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ステート オヴ マインド

浜野与志男

浜野与志男は東京生まれ。2011年日本音楽コンクール第1位をはじめ、マルメ北欧ピアノコンクール、アルマトイ国際ピアノコンクールなど多くのコンクールに入賞。オーケストラとの共演をはじめ、海外の名ホールでもリサイタルを開催。東京藝術大学を経て、英国王立音楽院やモスクワ音楽院、ライプツィヒなどでも研鑽を積み、ヴィルサラーゼやエレーナ・アシュケナージについて学んだ浜野の真骨頂は、何といってもロシア音楽。難曲に耳を奪われがちなこれらのレパートリーを、「心のうちのすべてを伝える語り口」(浜野与志男)を主軸に、その内奥に潜む光と影を克明なピアニズムで表出しています。

音楽の花束
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音楽の花束

森本 麻衣

森本麻衣は東京藝大、同大学院を卒業後、ドイツ国立ミュンヘン音楽大学大学院に留学し、ゲルハルト・オピッツに学んだピアニストです。帰国後は、全国でコンサート展開するほか、後進の指導にも力を注いています。当盤は、彼女の記念すべきデビューアルバムとなります。森本の熱い想いがつまったプログラムで、お客様への感謝の気持ちを花束にして届けます。自身が一生かけて演奏し続けたいと語る、ショパンの幻想即興曲をはじめ、ファンタジックな世界が広がる楽曲たちが並びます。音楽が魔法のように広がり、美しい音色が聴く者を包み込むことでしょう。クラシックがお好きな方はもちろん、あまり馴染みのない方にも、心地よくお聴きいただけるアルバムとなりました。

ラヴェル:ピアノ協奏曲
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ラヴェル:ピアノ協奏曲

Classical/Soundtrack

酒井有彩, 酒井有彩/飯森範親/日本センチュリー交響楽団

_数々の国際コンクールでの入賞歴を持ち、現在注目を一身にあつめるピアニスト酒井有彩のファースト・アルバムです。ラヴェルのピアノ協奏曲を中心とした、パリにゆかりのある楽曲が収められ、酒井の想いがつまったプログラムとなりました。協奏曲では、表情豊かな音色で、ラヴェルの魅力を陰影深く描き出しています。飯森と日本センチュリー響のしなやかなサポートを得て、彼女の豊かな感性が花開き、輝かしい音色で伸びやかに歌い上げる好演です。また、ソロでは高い技術と表現力が求められる難曲を美しく奏で、恩師ジャック・ルヴィエに学んだピアニズムが光る演奏。華やかさと抒情を湛えた神秘的な響きを、どうぞお楽しみください。

音楽の玉手箱 Vol. 3 -アマービレ-
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音楽の玉手箱 Vol. 3 -アマービレ-

Classical/Soundtrack

宮谷理香

近年、益々多岐にわたる活動を展開している注目のピアニスト宮谷理香による人気シリーズ「音楽の玉手箱」待望の第3弾の登場です。「アマービレ」と題した珠玉の名曲アルバムには、シューマン=リストの献呈、メンデルスゾーンの春の歌やメトネルの春といった愛の季節である「春」にちなんだ曲を、間にグリーグの叙情小曲集、宮谷のライフワークであるショパンの名曲を織り交ぜ、今日まで愛され息づいている珠玉の作品が聴き手を美しい音楽の世界へと導いていきます。アルバムの最後にはショパンのピアノ協奏曲第2番から美しい第2楽章ラルゲット(ピアノ独奏アレンジ)が愛の詩として添えられました。宮谷の情感溢れるピアノの調べを是非お楽しみください。

スクリャービン ピアノ・ソナタ全集I/中野 慶理 (ピアノ)
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スクリャービン ピアノ・ソナタ全集I/中野 慶理 (ピアノ)

中野慶理

中野慶理は東京芸術大学付属高校から、ポーランドのワルシャワに留学、在学中からオーケストラとの共演やリサイタル活動を行い、首席で卒業。その後アメリカのジュリアード音楽院の大学院で学び、帰国後も幅広い演奏活動を行うと同時に、現在は同志社女子大学の教授として、後進の指導にも当たっています。スクリャービンのソナタ全曲コンサートをこれまで2回開催、文化庁芸術祭新人賞や大阪文化祭賞本賞、音楽クリティック・クラブ賞等を受賞し絶賛を浴びています。これは、満を持したCD第1弾。ソナタ全曲は、スクリャービンの創作期の全容を包むもので、この作曲家の神秘性をはじめとする重層的な光と影を、一点一画ゆるがせぬ深い共感で弾きあげています。2019年に全集完成の予定です。

ドビュッシー:ベルガマスク組曲、12のエチュード
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ドビュッシー:ベルガマスク組曲、12のエチュード

Classical/Soundtrack

菊地裕介

生涯にわたり自由と豊かな色彩表現を追い求めたフランスを代表する作曲家ドビュッシーが遺した、まる音の印象絵画のような数々の美しいピアノ作品。パリ国立高等音楽院で研鑽を積み、フレンチピアニズムを継承するピアニスト菊地裕介が描くドビュッシー・アルバムの登場です。収録曲には、ドビュッシーの作品で最も名高い「月の光」を第3曲に含む《ベルガマスク組曲》、最晩年ショパンに捧げられた《12のエチュード》まで、演奏のみならず多岐にわたる活動を手掛ける菊地裕介ならではの、作品の隅々までこだわり抜いたピアニズムによるドビュッシーの世界観をぜひお楽しみください。

Souvenirs
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Souvenirs

Classical/Soundtrack

岡田奏

岡田奏は、函館生まれ。15才で渡仏。パリ国立高等音楽院を最優秀で卒業。ヨーロッパ各地でコンサート活動を行い、ベルギー国立管弦楽団やシモン・ボリバル交響楽団をはじめ多くのオーケストラとも共演。また、2013年のプーランク国際ピアノコンクールの優勝を始め、幾つものコンクールに入賞、2016年のエリザベート王妃国際音楽コンクールではファイナリストとなり話題を呼びました。このデビュー盤では、永年のフランス生活で培われた感性で、魅力的な曲の音列を、鮮やかな色調で染め上げています。清爽に弾き出されるラモーから、音彩が頂点に達するラヴェルまで、まさに綾なす光彩陸離をお楽しみください

J.S.バッハ:組曲集
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J.S.バッハ:組曲集

アブデル=ラーマン・エル=バシャ

日本でも名演奏家として注目を集めているピアニスト、アブデル=ラーマン・エル=バシャが待望のバッハを新録音しました。「現代のバッハ像」と各専門誌からも大絶賛を受けた「平均律クラヴィーア曲集 第1巻・第2巻」に次ぐ今回のアルバムでは「組曲」をテーマに、これまでのアルバム同様ベヒシュタインのピアノでセッション録音されました。深みのある重厚な和音からリズミックな軽快な楽曲まで、エル=バシャの音楽からは豊かな響きが紡ぎ出され、その魅力溢れる美しいピアニズムには心を奪われます。還暦を迎えさらに深みを増したアブデル=ラーマン・エル=バシャによる円熟の至芸をお聴き下さい。

バード:鍵盤作品集
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バード:鍵盤作品集

粟田口節子

イングランドのルネサンス音楽を代表する作曲家、ウィリアム・バード。「ブリタニア音楽の父」と敬愛されるバードは、王室礼拝堂などで活躍し、数多くの宗教音楽、室内楽、鍵盤作品を残しています。今回代表的な鍵盤作品を収録。粟田口節子は、「バードが曲を書いた時の本来の音にできるだけ近づけたい」という強い信念に基づき、可能な限り多くの楽譜資料を採集し、再校訂させました。バード特有の高度なリズムの展開、技巧、浮き出る旋律美。大バッハの約100年も前にすでに、大バッハ同様の音楽的喜びと厳格な構成を持つ鍵盤曲があったのかと驚かされます。粟田口の緻密で、鮮やかな演奏によって解放されるバードの「心の声」をお聞き下さい。

グリーグ:ピアノ協奏曲、他
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グリーグ:ピアノ協奏曲、他

田部京子/小林研一郎/東京交響楽団, 田部京子

田部京子の記念すべきCDデビュー25周年を飾るのは、グリーグのアルバムです。彼女にとって演奏機会が多いグリーグのピアノ協奏曲は、まさに手中に収めた演奏。しなやかな感性と確固たるピアニズムで、ダイナミックかつ繊細に音楽を紡いでいきます。小林研一郎と東京交響楽団の豊かな響きに支えられ、ピアノの肌理細やかな音の粒が煌いています。小品で際立つのは、繊細なタッチと、叙情的な歌心。美しく、どこか陰影を感じさせる、魅惑的な演奏に、田部京子というピアニストの「今」があらわれています。

カプースチン ピアノ 全集II、 ピアノ・ソナタ 第 19番、ピアニスト・イン・ジョパディ 他
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カプースチン ピアノ 全集II、 ピアノ・ソナタ 第 19番、ピアニスト・イン・ジョパディ 他

Classical/Soundtrack

川上昌裕

日本でも高い人気を誇る、ニコライ・カプースチンの楽曲。ジャズとクラシックの融合ともいわれ、躍動的かつ色彩あふれる音楽は、人々を惹きつけて止みません。この待望のプロジェクトは、作曲家本人とも交流があり、カプースチン研究を牽引するピアニスト川上昌裕による演奏で、楽曲の魅力を十分に伝えています。ポピュラーな楽曲はもちろん、本CDが世界初録音となる「ピアニスト・イン・ジェパディ作品152」「ピアノ・ソナタ第19番作品143」や、川上自身へ献呈された「グッド・インテンション作品137」「スライト・オヴ・ハンド作品138」を収録し、資料的な価値としても必聴のアルバムとなっています。

バッハ:ゴ-ルトベルク変奏曲/上杉春雄(ピアノ)
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バッハ:ゴ-ルトベルク変奏曲/上杉春雄(ピアノ)

上杉春雄

「豊かな世界への意思」を表現した、「レコード芸術」誌特選盤「平均律第1巻」から7年。上杉春雄のバッハシリーズ第2弾のテーマは、「構造が聴こえるように」(ショパン)です。命と向き合う日々から生まれた根源への探究心は、音楽の深層構造に光をあて、名曲に新たな命を与えました。バッハの持つ健やかな精神と、音楽とともに生きる喜びが伝わります。

インテルメッツォ   ピアノ名曲アルバム
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インテルメッツォ ピアノ名曲アルバム

Classical/Soundtrack

小林有沙

何気ない、普段の暮らしの中に流れているクラシック音楽。そっと耳になじみ、ふとした幸せを感じることができるようなアルバムを、小林有沙が宝石箱にして皆様に贈ります。セカンドアルバムから2年、前作の力強い「ラフマニノフ」とはアプローチをさらりと変え、珠玉の名曲のひとつひとつに誠実に向かい合った小林有沙。表現にも深みを増し、選びぬいた作曲家のメッセージに格別の想いを乗せて、聴き手に温かなひとときをお届けします。

横井和子 ピアノ・リサイタル2010
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横井和子 ピアノ・リサイタル2010

横井和子

横井和子は、大阪教育大や大阪芸術大の名誉教授。(社)日本演奏連盟や日本ショパン協会理事などを歴任する、関西クラシック楽壇を代表する重鎮。 長い経歴ながらこれまでCDが存在せず(私家盤を除く)、これが公式デビューとなります。また、このコンサートを持って、カザルス・ホールは長い歴史に幕をとじました。その意味で、ラストを飾ったこのライヴは、ひとつのモニュメントでもあります。 90歳のライヴと思えぬほど、音楽は躍動と静謐に満ち、その豊かなる滋味は、聴き手のきもちを暖かく包みこんでくれます。

プロディジー
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プロディジー

ルカーシュ・ヴォンドラーチェク

伝統あるチェコの楽譜より新たな天才が誕生しました。弱冠17歳にしてチェコ国内をはじめ、シカゴ響やフィルハーモニー管などの一流オーケストラから度重なる招聘をうけ、高い音楽性に加え、舞台上で要求される数多くの指示を即座にこなすことのできる器量の大きさと適応力の高さは数多くの指揮者、共演者からプロフェッショナルな音楽家としての才能を高く評価されています。安定した技術と天賦の音楽性が窺える、ルカーシュ・ヴォンドラーチェクの初々しくも聞き応え十分のコンサート・ピースの数々。ルカーシュ・デビューです。

ショパン ピアノ曲集
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ショパン ピアノ曲集

北村陽子

パリ音楽院に留学し、イヴ・ナットやピエール・サンカンという伝説的名教師の下で研鑽を積んだ北村陽子。帰国後は桐朋学園音楽大学の名教授として長くその任に在り、多くの門下生を輩出しています。この間、音楽は熟成を重ね、81歳の折のデビューCD「ドビュッシー:前奏曲集」は、音楽各紙誌の絶賛を浴びました。のショパンでは、一切の妥協のない厳しい目と注がれる暖かい眼差しが鮮やかに交錯し、このピアニストの全人格が反映されたような光彩に満ちたアルバムとなりました。北村陽子、83歳の記録です。

ショパン:ピアノ協奏曲第 1番、演奏会用アレグロ
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ショパン:ピアノ協奏曲第 1番、演奏会用アレグロ

Classical/Soundtrack

江崎昌子/飯森範親/日本センチュリー交響楽団, 江崎昌子

ショパン全集録音の一環となる新盤は、待望のピアノ協奏曲第1番で、飯森範親・日本センチュリー交響楽団とのライヴ録音。カップリングとして収録された演奏会用アレグロは、第3協奏曲のアレグロ楽章として着手されました。残されているショパンの言葉から、この作品がポーランドの独立を願って作曲されたのではないかと推断する江崎昌子は、千紫万紅の色模様で曲の持つ特質を謳いあげています。彼女の音楽にはポーランドで培われたスラヴ的な歌や感性があり、その幾重にも折り重なるふくよかな音の魅力は、ショパンの魂や美質を描いて余すところありません。これは、ポーランド独立回復100周年という記念を祝うにふさわしいアルバムとなりました。

カプリス
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カプリス

相原美月

相原美月は、現在桐朋学園音楽学部4年に在学中。2012年にアメリカのハートフォードで開催されたショパン国際ピアノコンクール・ヤングアーティスト部門で第3位入賞、翌13年第2回日本香港国際コンクール・ヤングアーティスト部門金賞をはじめ、内外のコンクールで入賞歴のあるブライテスト・ホープです。また、2016年からはピアノ6手連弾ユニット「FREESIA」も結成し、幅広い活動を見せています。優雅なショパンに始まり、曲想の大きいリストで閉じられるプログラム。間にベネズエラの作曲家、モンテロの小品を挟み、アルバムに変化と彩りを加えています。誠実に作品と対峙し、若さの鼓動が春の陽光の中に伝わってくるようなデビュー盤です。

ショパン:エチュード全集 作品 10、作品 25、3つの新練習曲
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ショパン:エチュード全集 作品 10、作品 25、3つの新練習曲

若林顕

日本を代表するヴィルトゥオーゾ・ピアニスト若林顕が近年集中して取り組んできたショパンエチュード。この曲は、単なる指の訓練としての練習曲に留まらず、技巧的かつ精神的にも深く、豊かな音楽性を備えた名曲として知られています。若林の繊細な音色が、幾重にも織り重なる美しい旋律から、各曲の喜怒哀楽やキャラクターを浮び上らせ、ショパンの新しい世界が広がっていきます。どうぞお楽しみください。

ロ短調のソナタ集
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ロ短調のソナタ集

エレーナ・リヒテル

ゲンリヒ、スタニスラフ両ネイガウスに師事したエレーナ・リヒテルは、ロシアの名プロフェッサー・ピアニストとして活躍してきました。門下からはスタニスラフ・ブーニン、ディーナ・ヨッフェ他優れたピアニストを輩出しています。演奏家としてもこのディスクの通り、深い知性に裏付けられた味わいのある音楽を聞かせてくれます。これらの有名なロ短調のソナタ集が「ロシアの至宝」と言われる彼女の演奏で、新たな音楽的側面を見せてくれるのです。

ピアノ・ソナタ 第 10番、6つの小品、他
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ピアノ・ソナタ 第 10番、6つの小品、他

Classical/Soundtrack

川上昌裕

日本でも根強い人気を誇る、ニコライ・カプースチンの楽曲たち。ジャズとクラシックの融合ともいわれる、音楽の躍動感と色彩感は、人々を惹きつけて止みません。そんなカプースチンのピアノ作品全曲録音シリーズがスタートします。作曲家本人とも交流があり、楽譜出版の校訂にも携わる川上昌裕による演奏。ポピュラーな楽曲はもちろん、世界初録音となる「6つの小品 作品133」「短いけれど超絶技巧の練習曲 作品149」「Wandering 作品153」を収録し、資料的な価値としても必聴のアルバムとなりました。カプースチン・ファン待望の一大プロジェクトを、ぜひお聴きください。

グラナドス ピアノ組曲「ゴイェスカス」-恋するマホたち 及び 「スペイン舞曲集」より
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グラナドス ピアノ組曲「ゴイェスカス」-恋するマホたち 及び 「スペイン舞曲集」より

アブデル=ラーマン・エル=バシャ

現代の巨匠ピアニスト、アブデル=ラーマン・エル=バシャによる最新盤はグラナドスの傑作「ゴイェスカス」です。グラナドスのロマンティシズムと確固たるピアニズムが交錯し生まれた、スペイン音楽を代表する大作。エル=バシャの圧倒的な技術と均衡のとれた美しい音楽性が聴くものを虜にしてゆきます。哀愁と情熱の狭間で揺れ動く叙情豊かな旋律。正確無比なテクニックと極上の美しい音粒。エル=バシャの圧巻のピアニズムが凝縮された、渾身のアルバムです。ぜひお聴き下さい。

第 6回仙台国際音楽コンクール ピアノ部門優勝
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第 6回仙台国際音楽コンクール ピアノ部門優勝

Pop

キム・ヒョンジュン

選曲から見える知的な構成力、そして作品に寄り添う豊かな音楽性を持つピアニスト。また音色も素晴らしく、フォルテからピアノまでが実に美しく響く。プロコフィエフのピアノ・ソナタ第2番というレアな選曲、そして、作曲家の比較的若い時代の作品を集めて、一貫したプログラミングをするなど、大胆な感覚も持ち合わせている。モーツァルト、シューマンもみずみずしい感覚で演奏されており、これから大いに期待すべき存在だ。(片桐卓也)

音楽の玉手箱 Vol. 2 -コン・アニマ-
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音楽の玉手箱 Vol. 2 -コン・アニマ-

Classical/Soundtrack

宮谷理香

1995年ショパン・コンクール入賞後、実力派ピアニストとして活躍を続ける宮谷理香の人気シリーズ「音楽の玉手箱」第2弾。当シリーズでは古今東西の珠玉の小品を集め、喜び溢れるピアノの響きを大人から子供までお楽しみ頂けます。今作では、プログラムの道先案内役としてピアノ教則でお馴染みギロックが登場。軽やかなリズムとメロディが全編に伸びやかな広がりを持たせます。宮谷の代名詞ショパンの作品も含め、こだわりぬいた選曲。ただの小品集ではない「ワンランク上の名曲アルバ」をお楽しみ下さい。

ノクターン
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ノクターン

Classical/Soundtrack

パスカル・ロジェ

フレンチ・ピアニズムの巨匠、パスカル・ロジェの最新録音盤です。当盤では、ロジェが十八番とするフォーレ晩年の「ノクターン」とショパンの傑作の「ノクターン」から抜粋し、一つの夜想物語を作り上げました。ロジェの紡ぐ色彩の移ろいと優美な旋律が、全曲に渡って満ち溢れ夢の世界へと誘います。フォーレとショパンの作品を交互に収録することによって表現される19世紀から20世紀にかけて両作曲家が生み出した「ノクターン」の精華。時代を超えて新たに情感豊かに結びつく小品達。ロジェならではの世界観が詰まった美しいアルバムをぜひお聴き下さい。

モーツァルト:ピアノ協奏曲 第 25番 K. 503、ピアノ・ソナタ 第 10番 K. 330
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モーツァルト:ピアノ協奏曲 第 25番 K. 503、ピアノ・ソナタ 第 10番 K. 330

Classical/Soundtrack

田部京子, 田部京子/飯森範親/山形交響楽団

これまでも高い評価を受けてきた田部京子によるモーツァルト演奏。当CDでは、これまでにも増して、優美な音色と上品な音楽がお楽しみいただけます。協奏曲は、初の邦人指揮者と国内楽団による「モーツァルト交響曲全集」で話題となった、飯森範親&山形交響楽団と共演をした、2017年3月の演奏会のライヴです。オーケストラの豊かなサウンドに包まれて、ピアノの澄んだ音色が美しく響きます。田部自身のカデンツァがホールいっぱいに流れ舞う、至高の音響がここに収められています。一方のソナタでも、玉を転がすようなタッチの美しさと、曲調によってガラッと変わる音色の多彩さが魅力。まさに田部京子が描くモーツァルトの醍醐味といえるでしょう。透明感に満ちた極上の音楽を、ぜひお楽しみください。

リスト:ピアノ・ソナタ
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リスト:ピアノ・ソナタ

桐榮哲也

日本を拠点に精力的に演奏活動を行う新進ピアニスト、桐榮哲也がトリトンレーベルから初のCDをリリース。過去にリサイタルでも取り上げてきたロマン派の大家二人に焦点をあて、中でも高い技巧と構成力を求められるリストのピアノ・ソナタに挑んでいます。桐榮はこの大曲と向き合い、若さあふれる熱のこもった演奏を披露。曲の全体像をしっかりと捉え、レチタティーヴォでの弱音部からオクターヴのフォルテに至る広大なダイナミクス、フーガにおける声部の表現といった高い表現力を要する要素にも真摯に向き合い、色彩豊かな演奏で冒頭から最後の一音までを弾ききっています。確かな技量と表現に支えられた実力派ピアニストの登場です。

プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第 6番&第 9番
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プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第 6番&第 9番

ジョージ・ヴァチナーゼ

ジョージア(グルジア)出身のピアニスト、ジョージ・ヴァチナーゼのトリトン・レーベル第1弾は、プロコフィエフのソナタを収録したアルバムです。テクニックの際立つ楽曲でありながら、彼の演奏の持ち味ともいえる、重厚感のある和音の力強さや、繊細で柔らかな弱音の美しさには、驚かされることでしょう。オーディオ・ファンには必聴のタッグ、エソテリック大間知基彰氏とオクタヴィア・レコード江崎友淑による、こだわり抜いたレコーディング。オーディオ・ショールーム「Kyomi Audio」を持つヴァチナーゼを含む3人の「音への思想」が実現したアルバムです。どうぞお楽しみください。

シャコンヌ
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シャコンヌ

上原琢矢

2016年第8回安川加壽子記念コンクールは、名ピアニスト安川の没後20年となる記念大会で、出場者も多くを数え、とくに最終のファイナルには稀にみる精鋭が集い、質の高い決戦となりました。そのなかで審査員一致で覇者に選ばれたのが、この上原琢矢です。今年19歳の新星は、アルバムの主軸にバッハの名品を置き、最後をリストの大曲で締めくくるという堂々たる正攻法のプログラムを選定。沈着な中に若さの鼓動があり、冷静でいながら覇気が横溢するという絶妙のバランス感覚を見せています。「羊は安らかに草をはみ」の柔らかさから、リストでの傑出した技巧まで、このアーティストの光あふれる未来を聞くようなデビュー盤です。

スクリャービン:24の前奏曲、プロコフィエフ:バレエ「ロメオとジュリエット」からの10の小品
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スクリャービン:24の前奏曲、プロコフィエフ:バレエ「ロメオとジュリエット」からの10の小品

矢島愛子

天が与えた矢島愛子の才能とは、音楽をこよなく愛し、思考や感情が常に純粋で、芸術に対する自分の義務を知っている人間、そして偉大な芸術に触れることで味わえる幸福の瞬間をいつも聴衆にもたらし、芸術家として最高の結果を得る演奏をしながらも、さらになお演奏家としての腕に磨きをかけようと絶え間ない努力をしている人間への才能なのです。(ボリス・ペトルシャンスキー 巻頭言より)数多くのコンクールで受賞歴を持ち、実力派ピアニストとして一目置かれている矢島愛子の初のソロ・アルバムがリリースされます。この長年大事に取り組んでいたスクリャービンの作品と、本人がこよなく愛するロシア的なリズムが存分に詰まった「ロメオとジュリエット」を収録。彼女の持ち味である、繊細で美しいタッチとダイナミックな表現力が十分に収められています。矢島が表現するロシアン・ピアニズムをご堪能下さい。

Los Requiebros
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Los Requiebros

石井克典

ピアニストとして活躍し、現在東京音楽大学の教授という要職にある石井克典、待望の新作。これまで内外のピアノのコンクールに入賞し、日本や北米・中南米のオーケストラとも共演、またカリフォルニア国際ピアノコンクールをはじめ審査員を歴任するなど、多彩で瞠目すべき活動をくり広げています。ここでは、ピアニスティックな楽曲から陰影に富むレパートリーまで、スタインウェイとファツィオリを弾きわけ、アーティストとしての資質の深さを存分に示しています。

OBSESSION
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OBSESSION

三舩優子/堀越彰

“OBSESSION” はその名の通り「取り憑かれる」魅力に溢れている。シチェドリンの暴走、ボロディンの絢爛、ヒナステラの躍動、ガーシュウィンの夢・・・。数百年のときを駆け抜け「今」という時代と交差する音がここにある。偉大なる作曲家たちの名曲をクラシックピアノとドラムでダイナミックに再構築する、最小にして最大のオーケストラ “OBSESSION”。いまクラシックが疾走する。

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