2020/11/06 04:05
Fritz von Runteが11年の沈黙を破りオリジナル曲を収録したアルバム『The Last Album』を11月6日に発売する。
Fritz von Runteは、マンチェスターを拠点に活動するDJ兼レコードプロデューサーであり、エレクトロニックミュージック界の頂点に立つ人々から尊敬を集めている。
毎年来日するほどの日本好きであり、テイ・トウワ、YMO、砂原良徳、ヤン富田のファンでもある。リミックス・アルバム『BOWIE2001』はBillboardでBowieのベストリミックスの1つに選ばれた。
本作はデジタルと日本向けの限定CDとしてリリースされ、テクノ界のレジェンド、808 StateのGraham MasseyとハウスプロデューサーのSasseによるリミックスに加え、Leslie Winer、Beca Dreams、ピーター・バラカン、宮川電卓、Renegade SoundwaveのGary Asquithとのコラボレーションが収録。彼の実験的な精神に忠実でありながら、メインストリームのトレンドを避け続けている。
"2020年は未知の体験の連続で、何か違うことをするのが適切だと思った"とFritzは語る。
【リリース情報】
『The Last Album』
発売日 ： 2020年11月6日
品番 ： EOIO2318
価格 ： 2,222円(税込)
発売元 ： MARSHALL RECORDS
＜収録内容＞
1. イントロ (feat.ピーター・バラカン)
2. ザ・トルース・ウィル・セット・ユー・フリッツ(feat.ゲリー・アスクイス)
3. ダーク・ストリート
4. ミュージック・マギーク
5. パイオニア・B (feat.レズリー・ワイナー)
6. リーフ・ウィズ・アス
7. オー・ディア！オー・ディア！オー・ディア！
8. ウインター・ミッション
9. ダンス・パーティー・イン・ザ・リビングルーム(feat.ベッカ・ドリームズ)
10. ベイビー(日本語版)
11. コントロール・ロスト (feat. 宮川電卓)
12. 昆布茶！
13. アフター・トゥモロー (feat.ヴィンシブル)
14. テリー・ファンク
15. ザ・ラスト・トラック
日本限定盤ボーナストラック
16.ベイビー(アンビエント・ルプリーズ)
17.ダンス・パーティー・イン・ザ・リビングルーム(エクステンディッド・ダンス・タブ)
18.ミュージック・マギーク(グラハム・マッセーリミックス)
19.ダンス・パーティー・イン・ザ・リビングルーム(サッセリミックス)
試聴リンク
https://fritzvonrunte.bandcamp.com/releases
先行シングルMV
「ダンス・パーティー・イン・ザ・リビングルーム(feat.ベッカ・ドリームズ)」
Twitter : https://twitter.com/vonrunte
Instagram : https://www.instagram.com/vonrunte/
■Biography
1990年代後半から独立して活動していたFritz von Runte。トレードマークである多次元的な制作スタイルは、彼を需要のあるプロデューサーとリミキサーにした。2000年代にはビートルズやビースティー・ボーイズのゲリラリミックスがインターネットを席巻し、2009年のアルバム『LilyAllen Remixed』は最もダウンロードされたアルバムとなった。
また、2010年代には808 State、Pet Shop Boys、Peter HookのスーパーグループFreebassなどがFritzのリミックスマジックをリクエストしたことでも知られている。 2011年にはデヴィッド・ボウイのバックカタログをリミックスし、キューブリック監督の2001年の映画を再編集したプロジェクト『Bowie2001』を発表し、多くの批評家から絶賛された。
最近では、New Orderのアルバム『Music Complete』をリミックスして『Music Remixed』としてリリースし、日本ではコンセプトアルバム『Bearnoises』を制作した。 リミックスやミックステープで知られているが、フリッツは25年以上にわたり、映画、演劇、アート・インスタレーションなどの音楽をプロデュースしており、真の多面性を持つアーティストである。