2020/10/16 16:50
オルタナティブな音を鳴らし続けるバンドGEZANのフロントマンにして、自主レーベル〈十三月〉運営、フリー・フェス〈全感覚祭〉の主催、映画出演など、ボーダーレスな活動で注目を集めるマヒトゥ・ザ・ピーポー。
そんな彼による初エッセイ集が、11月17日にイースト・プレスより発売される。
2019年に初小説『銀河で一番静かな革命』を発表した著者が、2018年から2年にわたり綴った文章を1冊にまとめた。カバーと口絵の写真(21点)は写真家・佐内正史による撮り下ろし。
■書籍概要
タイトル「ひかりぼっち」
著者 : マヒトゥ・ザ・ピーポー
写真 : 佐内正史
サイズ : 四六上製 304ページ
定価 : (本体1.500円+税)
発売日 : 2020年11月17日
イースト・プレス詳細ページ
https://www.eastpress.co.jp/goods/detail/9784781619293
アマゾン予約ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/4781619290
▪️発売記念イベント開催
11月18日(水)には青山ブックセンターにて写真家・佐内正史さんと、12月1日(火)には新宿ロフトプラスワンにて作家の燃え殻さんとトークショーを予定しています。
▪️GEZANマヒト、時代のフロントマン。眩しいだけじゃない光の記録。
いつ、どの部分を遺書として切り取ってくれても構わない。
あなたがあなた自身である限り、誰にも負けることはない。
オリジナルでもフェイクでもいい。ただわたしであればそれだけでいい。
八月の盆踊り、桜の咲くアメリカ、厄が落ちたフジロック、辺野古の黒い煙、躊躇ないハビギス、溢れる渋谷、破壊の日。アイフォンに届いたできたばかりの曲、手を振って別れた道、たくさんの好きな人たち――。
できるだけたくさん光を集める。絶望に追いつかれないように。
▪️イントロより
「三十年ほどの時間を数えた今でも、わたしは一つずつその懐かしい光を集めている。
母親より前に見たその光を探して旅をしている。
その光はどうやら眩しいところだけにあるわけじゃないみたいだ。
寂しくて、悲しくて、そんな日の差すことのない静かな場所にも光は咲いている」