News

2020/07/10 10:00

 

音楽ドキュメンタリー映画『真夏の夜のジャズ』日本公開60年記念に4K版が本邦初公開

 

音楽ドキュメンタリー映画『真夏の夜のジャズ』が、8月21日(金)より角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で順次公開されることが決定した。

本作は1958年アメリカ最大級の音楽フェスティバル〈ニューポート・ジャズ・フェスティバル(Newport Jazz Festival)〉の模様を中心に捉えたドキュメンタリーで、日本のジャズシーンの方向性を決定づけた作品と言われている。

「ジャズの父」と呼ばれる20世紀を代表するジャズ・ミュージシャン、スキャットの第一人者で、大ヒット曲“この素晴らしき世界”が有名なルイ・アームストロング、ジャズ界有数の作曲家として、モダン・ジャズ・ミュージシャンに多大な影響を与えた作曲家のセロニアス・モンク、ザ・ビートルズやローリングストーンズ、ビーチ・ボーイズなど多くのミュージシャンにカバーされ、「ロックの創造者」と呼ばれたチャック・ベリーなど、伝説のミュージシャンたちが続々と登場。

監督は、大御所カメラマンであるバート・スターン。撮影当時新進気鋭のカメラマンとして活躍し、後年オードリー・ヘップバーン、エリザベス・テイラー、マドンナといった錚々たる女性を撮影、更に死去直前のマリリン・モンローを撮影した写真集を発売して大反響を呼んだ写真家だ。
1959年のカンヌ国際映画祭でプレミア上映されるや、その大胆な撮影方法や映像の美しさが世界の映画人に衝撃を与えた。

また、捉えられた人々のファッションは本作の大きな見どころのひとつ。フェスを楽しむ観客たちの姿が映画の約半分を占めるほど大きく写され、1958年のトップトレンドでジャズを楽しむ観客たちのオシャレな着こなしも要注目だ。

今回解禁されたポスター・ビジュアルは、フェスを彩ったルイ・アームストロング、セロニアス・モンク、アニタ・オデイ3人のアーティストをフィーチャーした日本版オリジナル・デザインとなっている。

2020年夏、単なる音楽ドキュメンタリーにとどまらない魅力溢れた伝説の作品『真夏の夜のジャズ』が、日本公開60年を記念して、4Kの鮮やかな画面でスクリーンに蘇る。 (内)

【公開情報】
8月21日(金)より角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
上記のほか、
8月21日(金)~センチュリーシネマ(名古屋)、KBCシネマ(福岡)
9月4日(金)~シネ・リーブル梅田
10月3日(土)ジャック&ベティほか
サツゲキ(札幌)、長野ロキシー(長野)など順次公開

9月末、デジタルセル先行配信予定。詳細は後日発表。

公式HP : cinemakadokawa.jp/jazz4k/  ©️1960-2019 The Bert Stern Trust All Rights Reserved.

あわせて読みたい


TOP