News

2020/07/04 20:30

 

伝統と現代の融合エンタメ「JAPAN SOUL DANCE NIGHT」オフィシャルレポート

 

7⽉3⽇(金) 東京都港区の和⾷レストラン・⻄⿇布権⼋にて、⽇本伝統芸術の総合プロデュースを⾏う⼀般社団法⼈ ⽇本伝統芸術伝承協会が権⼋と共催したイベント「JAPAN SOUL DANCE NIGHT」が開催された。

当日の模様がオフィシャル・レポートで届いた。

感染症予防対策や⼗分なソーシャルディスタンスを保った環境の下、「和のエンターテイ
ンメントと⽇本⾷の融合を⽬指す」というコンセプトで開催された今回のイベントには、
「⽇本伝統⽂化の魅⼒を多くの⽅々に伝えて、社会を元気にしたい」という想いを持った
4組のユニットが登場。圧倒的なパフォーマンスで会場を盛り上げました。

●Alexander LP
オープニングは、⼼地よいラテンのノリが印象的な 4 ⼈組、Alexander LP が登場。「まだ
⽇本語上⼿じゃない」と⾔いながら、尾崎豊さんの名曲 ILOVE YOU を歌う場⾯では、会
場が拍⼿に包まれました。

●WOLF KABUKI
続いて登場したのは、アクロバットなダンステクニックを駆使し、新しいダンスのジャン
ルを切り開く 8 ⼈組のダンスパフォーマー「WOLF KABUKI」。ミステリアスジャパンが
凝縮されたパフォーマンスで、世界⼤会優勝実績も持つ実⼒派です。和のリズムをバックにして、⾼度なテクニックに加え、扇⼦や⼑をなどを⽤いたパフォーマンスでアクセントを交えながら、ダイナミックな舞を披露しました。

●Kitsune Taiko Group
続いて、⽩い全⾝と狐の⾯が特徴的な 3 ⼈組、「狐太⿎グループ」が登場。この⽇がデビ
ューステージという三⼈でしたが、⿃肌の⽴つ和太⿎のダイナミックな演奏に加えて、グ
ルーブを加速させるチャッパのリズム、さらにはギタリストのジェフ・ベックを彷彿とさ
せる壮絶なソロパートが印象的な三味線など、それぞれの個性が光る確かなパフォーマン
スを披露しました。

●花振袖
続いての演⽬は、浅草の町で江⼾時代から受け継がれてきたという伝統芸能の⼀つ「花振
袖」。⽩塗りの化粧に桃割れの頭髪、さらには肩揚げの施された振袖姿で、古くから伝わ
る優美な舞を披露し、艶やかな振袖姿で会場を魅了しました。

●花かむろ
⻘森県の⺠俗舞踊「じょんがら」を現代⾵にアレンジした創作舞踊。「リンゴが育ってい
く様⼦をイメージした」という⾚い着物を⾝に纏い、⼀⽷乱れぬキレのあるパフォーマン
スを披露しました。この演⽬は、アメリカの⾸都、ワシントン DC で毎年⾏われる「桜祭
り」にて、「いさぶよう」として親しまれています。

●プロデューサーのコメント
伝統芸術の魅⼒が若い世代にも伝わるように、伝統⽂化と現代⽂化を融合した新しい⽇本
芸術を作りました。若い世代の皆さんには、その魅⼒に触れていただきたいと考えており
ます。僕の中での「芸術」は、感動して⿃肌が⽴つこと。⽇本伝統⽂化を世界に発信し、
発展させていけるような⼈材を育成していきたいと思います。

この⽇のイベントで、⼀般社団法⼈ ⽇本伝統芸術伝承協会が主催するオンラインダンス
オーディション「JAPAN SOUL DANCE AUDITION」の開催決定も発表された。昨今の事情に鑑み、今年は動画を投稿すれば、誰でも参加できる形式で開催される。賞⾦総額は 100 万円。さらにオーディション優勝者には、「JAPAN SOUL DANCER」としてステージで活躍するチャンスも⽤意されている。申し込み⽅法などの詳細は近⽇公開予定。最新情報は公式ホームページまで。

・JAPAN SOUL DANCE AUDITION オフィシャル・ウェブサイト
https://japansouldanceaudition.com/

⽂:⽩⿃純⼀
写真:yattaka


あわせて読みたい


TOP