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2020/06/08 19:00

 

春日井直樹+剛田武コラボアルバム『Naoki Kasugai / Takeshi Goda - Walk 2020 / 1 / 30』発売

 

80年代から活動する地下音楽家にしてDaytrip Records主宰・春日井直樹と、『地下音楽への招待』著者にしてDJイベント『盤魔殿』主宰・剛田武が運命の邂逅。

2020年1月末、名古屋市内を共に歩きフィールドレコーディングしてお互いの演奏をミックスしたサイケデリック・インプロ・アンビエント作品『Naoki Kasugai / Takeshi Goda - Walk 2020 / 1 / 30』が発売された。

200枚全てのジャケットがハンドメイドで作られ1枚1枚違うコラージュ・アートがほどこされており、全てが1点モノとなっている。

詳細、通販注文はDAYTRIP RECORDS公式サイトにて。高円寺LOS APSON?にて販売中。下北沢pianola recordsでも近日販売予定。春日井、剛田両氏のプロフィールは当記事のページ下部を参照してほしい。

リリース情報
『Naoki Kasugai / Takeshi Goda - Walk 2020 / 1 / 30』
DAYTRIP RECORDS DTR-LP013
定価2800円(税込)
2020.5.11 Release

限定200枚プレス
限定100枚のみ3曲入りカセットとQRコードポストカード付

A1 Walk 2020/1/30 Am11:38-pm12:21
B1 Walk 2020/1/30 Am11:38-pm12:21

Takeshi Goda : Walk, Noise Doll, Baby Duck, Flute-sax
(on Cassette: Guitar, Flute, Piano, Voice, Shortwave Radio, Turntable, Tape Recorder, Empty Can, Electric Motor, Alarm Clock, Toys)
Naoki Kasugai : Walk, Electronics, Noise

*recorded data - 2020/1/30 am 11:38 - pm 12:21
*recorded point - nagoya shi nakaku nishiki from nakaku osu

=特典カセット音源内容=
SIDE-A
1. Walk Remix
remixed by DJ Necronomicon 2020/4/25
2. Euqisumorih 1981 Mix
taken from "Hiromusique" (1981/4) and "You Kiss Molly" (1981/9)
SIDE-B.
1. Dual Improvisation Bogus
recorded in Goda's room 2020/1/26 & 2020/4/25

プロフィール
●春日井直樹
80年代に謎多きカセットレーベルDD.Recordsからカセット作品を多数リリース。バンドおよびソロでサイケデリックな音楽活動を行いつつ、90年代に中古レコード店を経営、その後ライブハウス『鶴舞DAYTRIP』のオーナーとして様々なイベントを企画(現在はオーナー職から退任)。1998年にサイケデリック、ノイズ、アヴァンギャルドなどマイノリティーな音楽をメインとしたインディーズ・レーベル『DAYTRIP RECORS』を立ち上げる。近年、自らの過去~現在に至る大量の音源をアナログレコード/カセットテープ/CD/CDRでリリースしている。また、2600枚を超える自作のコラージュ・アート作品をサイトで公開している。

●剛田武
1962年千葉県生まれ。1978年から「ALAMAR」「GLANDES」「鰺tation」「OTHER ROOM」「Rajio」等のバンドとソロ・ユニット「Euqisumorih」で音楽活動、「FLOWER TRIP」でTV番組『イカ天』に出演するも94年に解散。サラリーマン生活を続けながら、2005年からブログ『A Challenge To Fate』をスタートし地下ブロガーとして活動。2016年著書『地下音楽への招待』(ロフトブックス)を出版。DJイベント『盤魔殿』を宇田川岳夫らと主宰し、DJ Necronomiconとして活動する。

どちらも1960年代生まれ、10代後半に自宅録音に目覚め音源を作り始め、サイケデリックロックにハマりサイケバンドで活動。実生活の道は、方やライブハウス経営、方やサラリーマンと分かれてしまったが、常にサイケ、ノイズ、アヴァンギャルドなど地下音楽への興味を追求し続け、21世紀に入って幻のカセットレーベル「DD.Records」をきっかけに知り合った両者は、メールやSNSのやり取りでお互いの共通点を認識し合うようになった。知り合ってから4年経った2020年1月30日に名古屋でついに邂逅を果たした。当時はCOVID-19(新型コロナウィルス感染症)パンデミック発生前、ノー・マスクで錦~大須をのんびり散歩して、ケバブ屋で親密に話し合った。春日井作品のひとつの重要なコンセプトである『Walk(散歩)』の手法を継承しつつ、春日井と剛田それぞれの演奏・音源をミックスすることで、従来の"Solo Walk"を別次元(Duo)へメタモルフォーゼし、フィールドレコーディング/ベッドルームポップ/ミュージックコンクレート/アンビエント/エレクトロニクス/ノイズ/インプロヴィゼーションすべての要素を融合したサウンドアートが完成した。さらに、ジャケットのコラージュ・アート(春日井)、リミックス&カセット音源制作とポストカードのデザイン(剛田)は、それぞれがCOVID-19の自粛期間に引き籠り状態で作成された。まさに世界が経験したことない事態に震える「今」にしか生まれえない作品と言えるだろう。

・ブログ「A Challenge To Fate」
A Challenge To Fate


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