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2020/01/17 19:00

 

クイーンの歴史を辿る『QUEEN EXHIBITION JAPAN ~Bohemian Rhapsody~』に行ってみた―OTOTOY展覧会レポート

 

QUEEN(以下・クイーン)の栄光と軌跡を巡る展覧会『QUEEN EXHIBITION JAPAN ~Bohemian Rhapsody~』が日本橋髙島屋S.C.本館8階ホールにて1月15日(水)からスタートした。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』の大ヒット、QUEEN + ADAM LAMBERTが1月25日から来日公演を行う等、これまでにない盛り上がりを見せている中での開催となる、この展覧会。開催初日のオープン前、午前9時から実施されたメディア内覧会に参加してきた。

同展覧会は、1975年4月に初来日して以来、バンドと日本のファンの間に存在している特別な絆からクイーンプロダクションの協力のもと、製作委員会、レコード会社、関係者のプロデュースで開催されるもの。1971年にジョン・ディーコンがブライアン・メイ、 フレディ・マーキュリー、 ロジャー・テイラーのバンドに加わったバンド結成時から、フレディの亡き後、1992年にロンドンのウェンブリー・スタジアムにて行われたフレディ・マーキュリー・トリビュート・コンサートでメンバーが集結、演奏するまでの歴史を、数々の貴重な展示物と共に辿っている。

メディア内覧会では、冒頭に「ミュージックライフ」元編集長の東郷かおる子さんとフレディのボディーガードを務めた伊丹久夫さんに囲まれて、フレディの等身大フィギュアがお披露目された。このフィギュアは、展覧会のために製作されたもので、クイーンのラストツアーとなった「マジック・ツアー」での雄姿を再現したものだ。また、お2人のトークでは「本物のフレディは映画(『ボヘミアン・ラプソディ』)で描かれていたよりもお茶目で、冗談もよく言うしよく笑う人でした」(東郷さん)「フレディとは同い年で誕生日も近かったこともあって、好意的だったし仕事もやりやすかったです」(伊丹さん)と、当時の思い出を振り返った。

展覧会の内容は、バンドの活動について年代ごとにわかりやすく解説したパネルでオフィシャルな活動の流れを把握できるほか、初公開のものを含むステージ衣装、ブライアンのギター「レッド・スペシャル」、手書きの歌詞等のほか、伊丹さんがフレディからプレゼントされた時計、日本刀の展示、来日時のオフショット、少女漫画のキャラクターとしてメンバーが登場した雑誌等々、公私に渡り日本との深い関係があったことが伺える展示物も多数あり。初心者からマニアまで、クイーンの魅力を改めて知ることができる内容となっている。東京・高島屋での開催は1月27日(月)までとなっており、その後、横浜・大阪と巡回される。詳しくはイベントオフィシャル・ウェブサイトを参照のこと。

取材・文・写真:岡本貴之

『QUEEN EXHIBITION JAPAN ~Bohemian Rhapsody~』
日本橋高島屋S.C. 本館8階ホール
2020年1月15日(水)~1月27日(月)
10:30~19:30(最終入場19:00)
※1月16日(木)~19日(日)は20時閉場(最終入場19:30)
※最終日1月27日は18時閉場(最終入場17:30)

・展覧会オフィシャル・ウェブサイト
https://www.queen-exhibition.jp/

[ニュース] クイーン

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