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2019/10/23 18:00

 

【連載コラム】ラヴェンダーズAKIRA のWANNA GO HOME―第24回

 

みなさんこんにちは、AKIRAです! 今週も「ラヴェンダーズAKIRAのWANNA GO HOME」へようこそ! ちょっと前まで夏みたいに暑かったのに、もう冬みたいに寒いじゃないか、、秋はどこ行ったんだ、、、!10月最後の更新です!早速今週のテーマへ。

★今週のお題『ライブ』

今年も11/1に自主企画ライブが決定しました!場所は大好きな下北沢、茶沢通り沿いの地下 ベースメントバーです。今回は7インチシングルのリリース記念パーティー。

思えばデビューアルバムを出した時から、7インチ欲しい!って各方面のDJの方たちに言っていただいてたから、本当に念願叶ってやっとのことで実現しました。しかも2枚同時リリース出来るということで喜びさらに倍!一枚目に収録されてる”The End of the World”と最近MVも作った”恋することのもどかしさ”はファーストライブからやってるからね。やっと形に出来て嬉しい限りです。いつかの今週の一曲でも紹介した定番曲”Heatwave”やパーティチューンの”Homecoming”も、アナログで聴いたらやっぱりめちゃくちゃ良いです。

このハイテクな時代に、しかも音楽配信サイトの1ページでこんなことを言って次回から打ち切りになったりしないか心配でマジの冷や汗かいてるけど(笑)、やっぱアナログレコードにはそれの良さがあるわけじゃない?イヤフォンから聴こえてくる音楽はとってもクリアで、なんだってはっきり流れてくるけど、レコードは違って。なんとなくあたたかみがあるというか(笑)「あぁー、これこれ、レコード!」っていう感じ。なんたって、あの薄くて丸い円盤に刻まれた溝をちっちゃいダイヤがなぞって、あんな音が出るわけだからね。生まれたときからCDが当たり前だった私にとってはそれがなんだか不思議で、でも毎回針を落とすとき、ドキドキするんだよ。きっと、うなずいてる人何人もいるでしょ?針を落として音が鳴る瞬間の皆のドキドキやワクワクを、私たちの演奏と共有できる日が来るのが、ものすごい楽しみ。

今まさにリリパ当日のセットリスト考え中なんだけど、どんな並びにしようかなーってワクワクしてる。

ラヴェンダーズは2017年から毎年イベントを開催してて、初回も2年前の11月1日だったのです。なにかとこの日に縁があるのかしら?ウチのベース誕生日だしね。いくつになるのかよく分かんないけど、皆でお祝いしましょ!

そんな中私、今回はラヴェンダーズ以外にもうひとつあるんですよー!その名も”El Coyote (エルコヨーテ)”!

大好きな先輩、PIGGY BANKSの矢沢洋子さんとkemeさんと私からなるスペシャルユニット。おふたりはアコースティックデュオ・MINNIE BANKSもやられてるんだけど、飲みの席で勇気を振り絞り、私も入りたいですってお願いをして、更には自分のイベントに出演の依頼をさせてもらって、、優しいお二方のおかげで、今回実現しました!女子だけのユニットって初めてで、本当に嬉しい。

おふたりとの出会いは、遡ること4、5年くらい前かな?

ピギバンのライブに遊びに行かせてもらったのが初めて。その時はまだロスに住んでたから、こっちに帰ってきてからまたご縁がありここ2年くらい、とても可愛がって頂いていて、ブタカフェに遊びに行ったりもしてます(笑)

先日初めてリハに入ったんだけど、女性ミュージシャンとしても大尊敬しているおふたりのギターや声(ベースも!)が左右から聴こえてきてマジで緊張しました。すごい汗かいた(笑)。

なんにせよ、とっても楽しみな日。素敵な夜になること間違いなし。

災害などで各地に被害があって、毎日不安で過ごしてる方も沢山いるよね。本当ならひとりひとりに声をかけて回りたい気持ちだけど、どこまでもどこまでも届くように歌うからね!当日遊びにきてくれる皆さんは、全国から応援してくれてるみんなの分まで、楽しんでくれたら嬉しいな。音楽で、ハッピーを広げられるように!そんな夜にするよ!

★今週の1曲Skeeter Davis「The End of the World」

ラヴェンダーズのファーストシングルになった曲。本家はスローなバラードですが、私たちはゴリゴリパンクバージョンです。シド・ヴィシャスが歌った”My Way”みたいなイメージだね。カーペンターズのバージョンや、なんと勝新太郎もカバーしていたそう。

“Why does the sun go on shining?
Why does the sea rush to shore?
Don't they know it's the end of the world
'Cause you don't love me anymore?”

-“なんで太陽は輝き続けるのだろう?なぜ海は波打ち続けるの?みんなこれが世界の終わりだって知らないのだろうか。あなたが私をもう愛してないから?”

“I wake up in the morning and I wonder
Why ev'rything is the same as it was
I can't understand, no, I can't understand
How life goes on the way it does!”

-“朝起きて不思議に思うの なんで皆いつもと同じなの。分からない、あぁ分かるはずない なんで私は生き続けるの”

“世界の終わり”というくらいだからね。失恋でさぞ悲しみ、もう心が死んでしまったような気分。あるよね、なんで自分はこんなに悲しいのに周りは全部普通で、今まで通りなんだ!ってときね。リサーチによるとこの作詞をしたSylvia Deeはお父さんが亡くなられた時にこれを書いたそう。

“Why does my heart go on beating?
Why do these eyes of mine cry?
Don't they know it's the end of the world?
It ended when you said goodbye”

-“なんで私の胸は鼓動し続けるの?何故涙が出てくるんだろう これが世界の終わりだって知らないの? あなたがさよならを告げた時にもう終わったのに”

そしてセリフのパートがあり、“Why does my heart go on beating? Why do these eyes of mine cry?”って言うんだけど、これがいきなり私が言い出すもんだから結構ポカーンてなっちゃうんだよね、、。でもこれを読んだら少し分かったでしょう?

“go on beating” は鼓動。刻むビートね。ingをつけてビーティング、だから動いている=鼓動し続けている。

まだドキドキしてる!とか言う時にも、これ使えます。

“these eyes of mine” = “私のこの目(たち)” だから、直訳するとなんでこの目は泣いてるの?よくある、勝手に涙が出て止まらないような、そんな感覚がする表現だね。

“It ended when you said good bye”これも歌ってて胸にめっちゃくちゃ突き刺さる、「あんたが居なくなって私の世界終わったのよ」みたいな。

これも是非、レコードで聴いてもらいたい。もちろんスキーターもカーペンターズも、勝新太郎さんも聞いてみてね!

それでは今週はここまで!とにもかくにも11/1のレコ発で待ってます!その後もライブは盛り沢山、是非遊びに来てくださいね。ではまた次回!(次回は11月6日掲載)

LUV-ENDERS / 恋することのもどかしさ


リリース情報
トーキョー・パワーポップの新星、AKIRA 率いる ”Luv-Enders” 11/3 レコードの日に7inchシングル2枚同時発売!デビューライヴから披露していた、森山達也(THE MODS)作曲・森山達也 作詞・AKIRA による、どストライク・パワーポップナンバー「恋することのもどかしさ」遂にリリース!更にカップリングも1stアルバム『Luv-Enders’ Invasion!』に収録された有名曲、「THE END OF THE WORLD」カバーを収録!もう一枚は2ndアルバム『Luv-Enders’Explosion!』に収録の森山達也(THE MODS)作曲、AKIRA作詞で初のオリジナル曲「Homecoming」カップリングにマーサ & ザ・ヴァンデラスの超名曲「(Love Is Like A) Heat Wave」をカバー収録!全DJ感涙、クラブ・ヒッツ必至の2枚同時リリース!

★LUV-ENDERS’ COLLABORATION! AKIRA from LUV-ENDERS feat. CA4LA LONDON BERET ”BIG BEN”
AKIRAとCA4LAの初コラボレーション、ビッグシルエットのベレー帽、11/1発売!

文・写真:ラヴェンダーズ AKIRA

★ライヴ情報
LUV-ENDERS 7インチシングル発売記念パーティ「LUV-ENDERS’ ATTRACTION 」
★2019年11月1日(金) @下北沢 BASEMENT BAR
OPEN 18:30 / START 19:00
ADV. ¥3,000 / DOOR ¥3,500
出演: LUV-ENDERS, EL COYOTE / AKIRA (LUV-ENDERS)、矢沢洋子 (PIGGY BANKS)、KEME (トーキョーキラー, PIGGY BANKS)
KOZZY’S ROCKSVILLE ALL STARS / KOZZY IWAKAWA、高木克 (ソウルフラワーユニオン)、トミー神田、YAMA-CHANG、JOHNNY他 ゲストあり
DJ:MIWAKO、JOHNNY (THE COLTS)
問)03-5481-6366 ベースメント・バー
チケット購入: e+ https://eplus.jp/sf/detail/3121260001
COUNTER ACTION GARAGE 03-3370-9695
バンド予約フォーム info@luv-enders.com
ベースメントバー店頭取り置き
(7インチシングル「恋することのもどかしさ / The End of the World」「HOMECOMING / Heat Wave」は11/3 レコードの日発売となります)

★2019年11月14日(木) @新宿red cloth
TOP GEAR SHOW!!
OPEN 19:00 / START 19:30
ADV.¥2.400 / DOOR ¥2.900 別途ドリンク代¥600
共演: イマイアキノブ(イマイアキノブ / サトウミノル / 山本久土)/ THE ZUTAZUTAZ(名古屋)
チケット購入: Livepocket https://t.livepocket.jp/e191114redcloth
レッドクロス店頭

★ラヴェンダーズ最新情報はこちら
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★【連載コラム】ラヴェンダーズAKIRA のWANNA GO HOME アーカイブ
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[ニュース] Luv-Enders, Skeeter Davis

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