2019/09/27 17:20
ショーン・オヘイガン、1990年の『High Llamas』以来となるセカンド・ソロ・アルバムのリリースを発表した。
ほぼ30年近くの間に、ハイ・ラマズで見事な楽曲と音響へのこだわりが詰まったたくさんの格別に楽しいアルバムを届けてくれたショーンのセカンド・ソロ・アルバム『レイダム・コールズ、レイダム・コールズ』。
今回のアルバムには、ショーンが過去10年の間にアレンジとプロデュースを手がけたマウント・キンビーやフラヤーズ、クラクソンズのジェイムズ・ライトン、ホックニーといった新しい世代のアーティストからの影響が反映され、昔からの伝統と同居している。
軽妙なオーケストラのストリングズの下の太く低音が効いたシンセ、ボサノヴァ・ビートの上のダビーなパーカッション、地響きを立てるドラム・サウンドが、ショーンの皮肉交じりの小曲をドライヴする。
本作はまた、ショーンのマイクロディズニー時代のヴォーカル・パートナー、カハル・コフランとの再会でもある。彼らが最初にコラボレートしてから30年ぶりだ。カハルの歌声が、ショーンの新しい音楽のコンセプトの超現実的な開花をいっそうはなやかにしている。もはや脱帽のソングライティングとアレンジメントが光る、ドリーミーきわまりない極上のポップ・アルバム。ハイ・ラマズとはひと味違う、しかし、どこを切ってもショーン・オヘイガンな傑作となっている。 (内)
【リリース情報】
アーティスト:ショーン・オヘイガン
タイトル:レイダム・コールズ、レイダム・コールズ
Artist: SEAN O’HAGAN
Title: Radum Calls, Radum Calls
レーベル:Pヴァイン
商品番号:PCD-24880
フォーマット:CD
価格:定価:¥2,400+税
発売日:2019年10月23日(水)
日本先行発売
収録曲
1. Candy Clock
2. Better Lull Bear
3. I Am Here
4. The Paykan (Laili’s Song)
5. McCardle Brown
6. Clearing House
7. On A Lonely Day (Ding, Dong)
8. Spoken Ge
9. Sancto Electrical
10. Take My Steps (Nora Bramms)
11. Radum Calls
12. Calling, Sending
Sean O'Hagan - On a Lonely Day (Ding, Dong)
https://youtu.be/vOqaHefEN8c