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2019/08/20 19:30

 

ミッツ・マングローブ、愛と毒のアイドル論『熱視線』が書籍化

 

女装家ミッツ・マングローブの週刊朝日人気エッセーが『熱視線』書籍化され、8月20日に発売された。

羽生結弦、小泉進次郎、星野源、嵐、マツコ・デラックス、松田聖子……独自の審美眼で75の人とトピックを選び、 “斜め上から目線”で観察した論評を、愛と毒を込めてつづっている。

アイドルに限らず、歌手やタレント、俳優からアスリートや政治家まで、旬のあの人が輝くワケを、 ユーモアを交えて、 “女装家ミッツ”独特の表現でつづっている。2016年5月から始まった連載「アイドル性(さが)せ!」が書籍化。一筋縄ではいかない週刊誌読者たちを、その語感と文章でうならせてきた連載の中から約75本を厳選し、さらに加筆修正したものとなる。

本書の一部を紹介すると……

羽生君のスゴさは、例えば『転倒したシーン』を、瞬時に『立ち上がるシーン』に変換させてしまう『ヒロイン力』です。 (中略) 羽生結弦は女優です。
-男には理解る?羽生結弦のウマ味より

星野源、涼しい顔をしていて、エロをまき散らしているのです。
―究極の勝顔・星野源より

さらに芸能人を題材にして、社会的なテーマにも発展。例えば、当事者としてLGBT問題に切り込んだ「保毛尾田保毛男を狩る、分別できないひとたち」、沖縄の戦後をテーマにした「14歳の安室奈美恵が歌った沖縄の戦後『ミスターU.S.A.』」など決してほかの人には真似できない、ミッツ・マングローブならではの批評を展開している。

『熱視線』
発売日:2019年8月20日
定価:1512円 (税込)


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