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2019年07月09日15時00分

 
音楽家GOMAの絵に谷川俊太郎の詩が織りなすハーモニー 心に響く画集『モナド』刊行
 

講談社から音楽家・GOMAが描いた作品の初の画集『モナド』が刊行された。

GOMAはオーストラリアの先住民族アボリジニの伝統楽器・ディジュリドゥの日本を代表する奏者。 2009年36歳の時に交通事故に遭い、後遺症として記憶障害等、様々な変異に見舞われながら、突如として経験のなかった絵を描き始める。以来、類い稀な才能を発揮しその作品は現在までに500点を超えた。

今回の谷川俊太郎とのコラボレーションは、そんな彼のドキュメンタリー番組を視聴していた編集者が、番組終了後に「この絵の本を作りたい」と思い立ち、 GOMA氏に連絡。 作品をたくさん見ているうちに、 “ただの画集ではなく詩を合わせるのがいい”“その詩を書けるのは谷川俊太郎しかいない"と、氏にアポイントメント。絵を送ると、 すぐに「モナド」という詩を絵に合わせて書いてくれたという。

緻密な点と見事な色彩感覚で描かれる点描画は、 主に脳損傷の後遺症で過敏に受け取る“ひかり”の世界を表現しているとのこと。
“観た人が元気になるエネルギーを絵を通して贈ること”そう願いを込めて今日も絵を描き続けているGOMA。谷川俊太郎との詩との奇跡のコラボレーションをその目で確かめてほしい。

なお、GOMA氏は2019年9/29(日)埼玉・東武動物公園にて開催される、〈夏の魔物2019 in SAITAMA 2DAYS〉にGOMA meets U-zhaanとして出演するので、こちらもお見逃しなく。(三)

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《GOMAプロフィール》
1973年 大阪生まれ。 ディジュリドゥ奏者・画家。
1998年 オーストラリア・アーネムランドにて開催されたバルンガ・ディジュリドゥ・コンペティションにて準優勝。 ノンアボリジニ奏者として初受賞という快挙を果たす。 海外にも活動の幅を広げ、 勢いに乗っていた2009年交通事故に遭い外傷性脳損傷と診断され高次脳機能障害の症状が後遺し、 活動を休止……一方、 退院2日後、 突然緻密な点描画を描き始める。 プリミティブな衝動に突き動かされた自由な発想と独特な色彩感覚が特徴的な絵画により、 画家として活動を開始し全国各地で絵画展を開催。
2011年 再起不能と言われた事故から苦難を乗り越え音楽活動を再開。
2012年GOMAを主人公とする映画「フラッシュバックメモリーズ3D」が東京国際映画祭にて観客賞を受賞。
2018年2月 NHK ETV特集「Reborn ~再生を描く~」で取り上げられ、 サヴァン症候群の世界的権威の精神科医、 ダロルド・トレッファート博士から「後天性サヴァン症候群」と診断される。 現在もディジュリドゥ奏者、 画家としてのみならず、 講演会など多岐にわたり活動中。

《谷川俊太郎プロフィール》
1931年 東京生まれ。 詩人。
1952年 第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。
1962年 「月火水木金土日の歌」で第4回日本レコード大賞作詞賞受賞。
1975年 『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞受賞。
1982年 『日々の地図』で第34回読売文学賞受賞。
2005年 『シャガールと木の葉』『谷川俊太郎詩選集1~3』で第47回毎日芸術賞受賞。
2010年 『トロムソコラージュ』で第1回鮎川信夫賞など、 受賞・著書多数。

■書名:『モナド』
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000320167
■ISBN978-4-06-514755-9
■定価:本体2,000円(税別)
B12取判48ページ


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