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2019年05月30日12時00分

 
MOROHA、ニュー・アルバムのリリース記念インストアライヴが開催
 

2年半ぶりのオリジナル・アルバム『MOROHA Ⅳ』が発売となった5月29日、タワーレコード新宿店でMOROHAのインストアライヴが開催された。

リハーサルの時点で、イベントスペースには300人を超える人が溢れかえり、遠巻きに見ている人からはMOROHAの姿が全く見えないほどの盛況ぶりであった。

アルバムと同じく、1曲目に披露されたのは「ストロンガー」。
インストアライヴであろうと、ライヴハウスであろうと、大型フェスであろうとMOROHAの凄まじい熱量はまったく変わらない。
「明るいからって、ヘラヘラしてんじゃねぇぞ!」アフロの気迫に満ちた声とUKの切り裂くようなギターの音色が、瞬く間にフロアを掌握していく。

続いて披露されたのは、「奮い立つCDショップにて」。
「タワーレコード新宿店に、愛を込めて!」という叫びと共に披露されたこの楽曲だが、MOROHAと新宿店の関係は特別だ。MOROHAにとって初めてミュージックビデオを作った楽曲がこの「奮い立つCDショップにて」であり、その撮影の舞台となったのが他でもない、このタワーレコード新宿店なのである。
インストアのたびに必ず披露されるこの楽曲に、客席の温度はますます上昇する。

「今日のライブは我々、ノーギャラでございます!皆さんからライブに対してのお金はいただいておりません!
フリーライブだけど、間違ってもタダだなんて思うなよ!後払いだ!!きっちり頂きますんでよろしくどうぞ!
なんせ俺たちは、マイク握るときとギター弾くときは、金を稼ぐためにやってんだ!」
明るい店内に響いたアフロの声に観客が息を飲む中で演奏されたのは、ニューアルバムの新曲「米」。
続けて披露されたのは、あまりにあたたかく、そして切ないバラード「拝啓、MCアフロ様」。
フロアーで肩を震わせながら目頭を押さえる観客の姿が、ひとり、またひとりと増えていく。

最後の楽曲「五文銭」の前にアフロが放った言葉は、間違いなくこの日の沸点を作り出した。

「発売日おめでとう!と言われますが、発売日っていうのは、俺たちにとって結果発表の日です。
作り上げてきたものがどれだけの人に求められているのかっていうのが、ハッキリと数字で突きつけられる日。
1st アルバムが100万枚売れると無邪気に信じていたあの日1日だけが、発売日おめでとう!という言葉に心からありがとうと言えた日です。
今日はなんとも複雑な思いです。それは現実と向き合ってきた結果だと思うし、まだまだ諦めるつもりはまったくないけど、どこかで大事なものを殺された気分で、胸が痛くて仕方ないです。
でもなんで続けるのかって言うと、1stアルバムの発売日に言った心からのありがとうよりも、今言う半信半疑のありがとうの方が、どう考えても力強いから!絶対にあの日の俺よりも、今日の俺の方が強いと思うから!!だからまだ良い曲書けるって、もっともっと頑張れるって、そう思います!

俺は力一杯ありがとうって言える日まで、マイクに縋りつこうって思っているから、あなた方も力一杯ありがとうと言える日まで、もう一度、もう一度やってくるその日は、やってくるんじゃなくて、掴み取る日だ!
今日は金はもらってないから、その分のありがとうは言いません。時間を割いてくれて、ありがとうございました!」

2019年5月29日、2年半ぶりのオリジナル・アルバムの発売日、と言う名の結果発表の日。
その最後の曲「五文銭」に送られた鳴り止まぬ客席からの拍手が、この日のすべてを物語っていた。 (内)

PHOTO by MAYUMI-kiss it bitter-

【アーティストHP】
http://moroha.jp/

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