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2018/12/31 12:00

 

パンクス会社員★フーヨンのハードコアジャーニー 第9回「Jonathan Richman」の巻

 

パンク・ハードコア系の音楽マニアながら、現在は企業戦士として、ときには海外へ出張するなど日々忙しく働くパンクス会社員★フーヨン。

自らの体験を綴るハードコア・旅日記「パンクス会社員★フーヨンのハードコアジャーニー」第9回。今回は、日本でも人気の高いJonathan Richman(ジョナサン・リッチマン)のライヴに突撃!

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Modern loversでお馴染み、Jonathan Richmanが、おらが街にやってくる。

前回のMike Wattのときと同じ、アイオワ州にあるライヴハウス兼バー「Gabe’s」でJonathan Richmanがソロ名義でライヴすることをキャッチしまして、行ってまいりました。2013年3月のことです。

会場に着くと、40歳オーバーとおぼしきお客さんがメインで少々寂しい集客でしたが、トミーラーキンス(名前がバスドラムに日本語で書いてありました)をドラムにデュオ・スタイルでライヴ開始。

華美な装飾もなく、普段着のままギターを弾き、ギター・ボディを叩いてリズムをとり、ギターをクルクル回して軽快なサウンドを放ちます。昔の曲しか知らないのですが、当時の雰囲気と大きく変わらない印象の曲を演奏していたので、初めて聴く曲もすんなり入ってきました。

ご本人はマサチューセッツ州の出身のようですが、顔立ちからしてスパニッシュ系なのかしら? 曲にもなんとなくそんな雰囲気が感じられました。私は「Ice cream man」という曲が好きなので、期待していたのですが残念ながら演奏せず、アンコールもなし。ついでに物販もゼロ。あいや~。なんだか流しのシンガーのようで、その潔さにシビれました。

2018年現在で御年67歳、今年ニューアルバムをリリースして来年アメリカでツアーをするようです。いつまでもお元気で。

Jonathan Richman編 終わり

文&写真:パンクス会社員★フーヨン


[ニュース] ANTOINE FLORENT, The Modern Lovers, ジョナサン・リッチマン

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