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2018年12月26日15時22分

 
H ZETTRIO、X’masライヴでバーチャルH ZETTRIOと掛け合い―オフィシャルライヴレポート
 

H ZETTRIOが、12/24(月・祝)市川市文化会館にて11月より始まった全国ホールツアー“Feel Good 18/19”の千秋楽を迎え、全国各地から世代を超えて集まったファンと共にクリスマス・イブの夜を華やかに演出して2018年を締めくくった。

開演前の会場ロビーはH ZETTRIOのトレードマークである鼻と同じように自分の鼻をペイントした子どもたちが走り回るなか、親子で3色に塗り分けた家族、クリスマスということで少し着飾った男女などが多く見られ、コンサートというよりもクリスマスパーティーの様相を呈していた。年齢層でいうと、更に幅広い層に人気が広がっていることが伺える。

開演時間となり、客席の明かりがゆっくりと落とされる。SEが会場に鳴り響き、 歓声の中緞帳が開くとそこにはドラム、ベース、鍵盤それぞれ2台ずつが上段と下段に設置されている。何故か本人たちは登場せず、背後のスクリーンにバーチャルのH ZETTRIOの3人が映し出され楽器を弾きだすと、不思議なことに上段に置かれたそれぞれの楽器が音を奏で始めた。H ZETTRIO流にアレンジされた“ジングルベル”が映像の中の3人に合わせて無人の楽器から奏でられる。そのまま“White Christmas”へと曲が移行すると、ここでついにメンバーが登場。会場の興奮が一気に高まったところで、なんとバーチャルのH ZETTRIOとリアルのH ZETTRIOの掛け合いが始まった。この予想外の演出に客席からは割れんばかりの歓声が飛び交う。前代未聞の演出、6人のH ZETTRIOによるパフォーマンスは、まさにクリスマス・イヴの夜の始まりに相応しい幕開けとなった。

曲が終わると、H ZETT NIREがマイクを手にし、「メリークリスマス。ようこそ、大事なクリスマスイブの日にH ZETTRIOのLIVEを選んで頂き、有難うございます。今年最後の単独公演です。ハリキッていきますので宜しくお願いします。」と開会の挨拶。「さてオープニングにバーチャルの我々が出てきましたが、これは実は世界初のお披露目でヤマハさんが開発した「Real Sound Viewing」というシステムになります。この設置してある楽器から我々の手癖などを電気信号から振動に変換してアコースティック楽器と同じ発音方式で響かせる技術という事です。 要は将来的に解散してしまった、亡くなってしまったアーティストのライブの臨場感を感じさせる事ができるかも、、という事です。すごいですね。後ほどこのシステムを使用してまた演奏しますのでお楽しみに。ではH ZETTRIO「FeelGood!!!18/19」FINAL始まります。」

これを合図にここからは現実のH ZETTRIOによる「Trio, Trio, Trio!!!」が始まった。おなじみの掛け合いもツアーファイナルということでいつもよりコミカルに響き、テンションの高い3人のパフォーマンスで会場が一体となったところで今年7月に配信されたシングル「Make My Day」。爽やかなメロディーと心地よいグルーヴが会場を包み込んだ。クリスマスを祝う挨拶の後、「落陽」とシックな楽曲でゆったりとしたムードを作り上げ、「MESHI」ではH ZETT Mが上段のキーボードを弾き、怪しくも楽しいH ZETTRIOの空気でクリスマス・イヴの夜を彩っていく。「晴天 -Hale Sola-」へと続き、ここで再びスクリーンにバーチャルH ZETTRIOが登場。Real Sound Viewingとのコラボレーションが「Memory」で再開した。今度は先ほどよりもさらに高度な掛け合い、まさにH ZETTRIOとH ZETTRIOのセッションが繰り広げられる。「Neo Japanesque」のベースソロではバーチャルも現実のH ZETT NIREも凄まじい指さばきを繰り出し、その掛け合いに客席が湧く。その勢いのまま「What’s Next」に突入。ただでさえ超絶技巧、早弾きのH ZETT Mのテクニックにバーチャルによる新しい和音が生成され、厚みのあるアレンジと展開により、楽曲の印象が瞬時に何度も何度も塗り替えられていく。最先端テクノロジーを取り入れるだけでなく、まさに“テクノロジーとの融合”を体現した瞬間だった。その様子は早くもその一部が動画公開されているのでチェックしてほしい。

H ZETTRIO x YAMAHA Real Sound Viewing - What’s Next


https://youtu.be/ZKsQ1Yt4lDc

ここで再びH ZETTRIO 3人の演奏に戻ると、この冬ツアーのシンボルとなった“M”“K”“N”の文字をあしらったバボットと呼ばれるオブジェが立ち上がる。「PIANO CRAZE」「DERBY 〜栄光の道しるべ〜」と続き、H ZETT Mが再び上段のキーボードの前に立つと「Mysterious Superheroes」。今年3月に発売された4枚目のアルバムのタイトル曲だ。激しい展開の中に垣間見えるポップさはH ZETTRIOの真骨頂。勢いそのままに「Beautiful Flight」「パノラマビュー」と畳み掛け、最後は「Dancing in the mood」で本編が終了した。アンコールでは年明け12ヶ月連続シングルリースの第一弾「Journey」を披露し、最後は今年彼らが一番の思い出になったという高木ブーとの共演から「いい湯だな」のカバー。H ZETT KOUが歌い、ほのぼのした雰囲気で終わるかと思いきやアグレッシブに「MESHI KUTTE YEAH!」でライブは終了した。

翌日25日には沖縄にある東南植物楽園のクリスマスイルミネーションのイベントに参加。同園のCMソング「幻想ノスタルジック」を制作した縁から実現。(第二弾リリース2/1配信が決定している。)2018年も走り続けた彼らの活動を締めくくった。次のH ZETTRIOのライブは来年2月10日(日)静岡県が誇る巨大ホール・グランシップ にて開催される「H ZETTRIO LIVE “WITH US” in GRANSHIP」。数千人収容の大舞台には今回以上の企画が盛りだくさんで開催されるという。来年は毎月1日、12ヶ月連続シングルリリースを発表しているH ZETTRIO。さらなる飛躍の年の幕開けをぜひ体感して欲しい。H ZETTRIOの作品はOTOTOYから好評配信中です!(岡)


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