2018/12/08 21:00
パンク・ハードコア系の音楽マニアながら、現在は企業戦士として、ときには海外へ出張するなど日々忙しく働くパンクス会社員★フーヨン。
自らの体験を綴るハードコア・旅日記「パンクス会社員★フーヨンのハードコアジャーニー」第7回。イリノイ州シカゴのライブハウスまで、Negative Approachと元Dead Kennedysのヴォーカリスト、Jello Biafraの対バンライブを観に行ったフーヨン。Negative Approachで盛り上がった後はどうなったのか!?
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前回のNegative Approach に続き、トリはJello Biafraのバンド、その名もJello Biafra and the Guantanamo School of Medicine。長い、長すぎる。サウンドはDead Kennedysの不穏な雰囲気を残しつつ、どことなくハッピーな感じです。ただ歌詞はBiafraらしく、政治色バリバリで皮肉屋な部分はまだまだ健在のようでした。
まずは、バンドメンバーが登場して演奏を始めると、丁度いいところで御大 Biafraが登場。すんごい変な柄のコートを羽織って、体型が丸くなったBiafraはまるで、「夢想花」の円広志のようでした。
基本的に、前年の2013年にリリースされたアルバム『White People and the Damage Done』の曲を演奏していましたが、Dead Kennedys時代の名曲、「Kill the poor」や「Holiday in Cambodia」も演奏していました。
Dead Kennedysの曲の時しか反応しない客もいましたが、私は今のバンドとしての曲の方が燃えました。「John Dillinger」や「Shock-u-py!」などぜひ聴いてみてください、往年のDead Kennedysファンもにっこりだと思います。
恒例の物販ですが、アルバムジャケのTシャツはデザインが気持ち悪くて今回はパス! ステッカーだけ買って家族の待つホテルに戻りました。
Negative Approach / Jello Biafra編 終わり
文&写真:パンクス会社員★フーヨン