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2018/11/22 14:00

 

世界初の女性パンク/ポスト・パンクの先駆、ザ・スリッツと、グランジ/オルタナの女王、L7のドキュメンタリー映画2作品の予告編が解禁

 

音楽史に名を刻んだ女性のみのロック・バンド、ザ・スリッツL7のドキュメンタリー映画、『ザ・スリッツ:ヒア・トゥ・ビー・ハード』と『L7: プリテンド・ウィ・アー・デッド』の2作が、12月15日(土)より新宿シネマカリテにて上映される。

世界初の女性のみのパンクロック・グループ「スリッツ」の歴史を網羅、本作の制作中に癌でヴォーカルのアリ・ アップが亡くなるまでを追ったドキュメンタリー映画『ザ・スリッツ:ヒア・トゥ・ビー・ハード』。
そして、 アメリカ、ロサンゼルスの女性 4 人組ロックバンド「L7」の歴史を網羅した新作ドキュメンタリー映画『L7: プリテンド・ウィ・アー・デッド』。
その両作の公式サイトと予告編が、本日公開となった。 (内)

『ザ・スリッツ:ヒア・トゥ・ビー・ハード』予告編


https://youtu.be/YPotXQHrU6k

『L7:プリテンド・ウィ・アー・デッド』予告編


https://youtu.be/AhEJMwRfVVQ

【公式サイト】 THESLITS-L7.COM
12月15日(土)より、新宿シネマカリテにて〈3週間限定〉公開
ほか全国順次公開

『ザ・スリッツ:ヒア・トゥ・ビー・ハード』

「私は人に好かれようと思ってここにいるのではない。私は人に聴いてもらうためにここにいるの」
-アリ・アップ(スリッツ)
「これは超低予算の中、情熱だけで作られた作品。この映画は正直で残忍で、生々しいエモーションに満ちている」
-テッサ・ポリット(スリッツ)

世界初の女性のみのパンクロック・グループ、スリッツの歴史を 70 年代中ご ろのバンド結成時から、解散以後のメンバー個々のストーリー、2005 年の再結 成、そして 2010 年、本作の制作中に癌でヴォーカルのアリ・アップが亡くなる までを追ったドキュメンタリー映画。アーカイヴ映像や初めて公となる写真の 数々、メンバーの証言やファン、スリッツに影響を受けてきた面々のインタビュ ーで構成された本作。インタビューはスリッツの多くのメンバーたちのほか、 ROXY CLUB の DJ でありパンクドキュメンタリー作家のドン・レッツ、アルバム「CUT」のプロデューサーであるデニス・ボーヴェル、ポール・クック(THE SEX PISTOLS)、ジーナ・バーチ(THE RAINCOATS)、アリソン・ウルフ(BRATMOBILE)など多岐にわたり、スリッツが如何に進化し、世界中の人々に影 響を与えていったかを描いている。監督は 2011 年のデビュー作であるバンド「KARP」のドキュメンタリー映画『Kill All Redneck Pricks: A Documentary Film about a Band Called KARP』のウィリアム・E・バッジリー。
監督・脚本・撮影・編集 : ウィリアム・E・バッジリー 出演 : ドン・レッツ、ヴィヴ・アルバータイン、ポール・クック、アリ・ アップ、デニス・ボーヴェル、テッサ・ポリット、ケイト・コラス、バッジーほか
2017 年|イギリス|86 分|カラー|G|原題 HERE TO BE HEARD : THE STORY OF THE SLITS
提供 : キングレコード 配給/宣伝 : ビーズインターナショナル © Here To Be Heard Limited 2017

『L7:プリテンド・ウィ・アー・デッド』

“フェミニスト・パンク・ロッカーの讃歌!本作はとてつもなくカッコイイ L7 の裏側を伝える”-BUST
“ライオット・ガール・ムーブメントのパイオニアを最も深く描写した作品。”-NOISEY

1985 年~2001 年に活動していた米国ロサンゼルスの女性 4 人組ロックバンド、L7 の歴史を網羅したドキュメンタリー映画。1985 年の結成時のエピソードから <グランジの女王>に上りつめた時代、そして 2001 年の解散まで、多くの未発 表映像とともに完全にメンバーの視点でそのキャリアを描いていく。アメリカの パンク/ハードコアシーンから出てきた L7 はエピタフレコードで 1st アルバム発 売後、グランジ/オルタナ・ムーブメントの象徴サブポップで 2nd を発売、3rd からはワーナー傘下スラッシュレコードでメジャーに進出、ヘヴィでノイジーな ギターを軸にした陰鬱なサウンドで一部メタル界からも支持を集めたほか、ニル ヴァーナやレッド・ホット・チリ・ペッパーズとのツアー、巨大フェスの 94 年 ロラパルーザではビースティ・ボーイズやグリーン・デイらとメインステージを つとめるなど、オルタナバンドの代表格的な存在感を示した。他にはジョン・ウ ォーターズ監督のリクエストにより映画『シリアル・ママ』に出演、映画『ナチ ュラル・ボーン・キラーズ』『タンクガール』などにも楽曲が使われている。映画はほぼ全篇メンバーが当時から撮っ ていた 100 時間超におよぶホームビデオの映像と新規インタビューの声で構成され、一般的な音楽ドキュメンタリー とは異なった作りとなっている。
監督:セーラ・プライス 出演 : ドニータ・スパークス、スージー・ガードナー、ディー・プラカス、ジェニファー・フィンチ、 シャーリー・マンソン(GARBAGE)、エクセンヌ・セルヴェンカ(X)、ジョーン・ジェット、ブロディ・ドール(THE DISTILLERS)、 アリソン・ロバートソン(THE DONNAS)、ルイーズ・ポスト(VERUCA SALT)
2017 年|アメリカ|87 分|PG-12|原題 L7 : PRETEND WE’RE DEAD
提供 : キングレコード 配給/宣伝 : ビーズインターナショナル © 2017 BLUE HATS CREATIVE, Inc. All Rights Reserved.

[ニュース] L7, ザ・スリッツ

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