2018/11/14 18:47
『鈴木家の嘘』ヒロインの木竜麻生が出演する本作主題歌「点と線」のミュージック・ビデオが完成、監督は映画同様に野尻克己が務めた。
主題歌および劇伴を手がけた明星/Akeboshiは、明星嘉男によるソロ・プロジェクト。シンガー・ソングライターとして活動するほか、数々のCM音楽を手がけ、橋口亮輔監督の映画『ぐるりのこと。』（08）、『恋人たち』（15）の主題歌・劇伴を担当するなど多方面で活躍している。
劇中で木竜が演じているのが鈴木家の長女・富美。ミュージック・ビデオは「富美の１年後」という設定で撮影され、富美が大学の学食から夜明けの河原の道までを新体操のリボンで踊るという内容だ。木竜自身が小学生～中学生まで９年間続けていた新体操という特技を活かし、当初映画の脚本では陸上部員の設定だったところを木竜にあわせて新体操に変更。さらに本編撮影前にはオリンピックを目指す選手たちが揃うほど国内屈指の名門校として知られる国士舘大学で４ヶ月にわたる特訓を受けたという本格派の木竜が踊る姿は可憐そのもの。先ごろ開催された第31回東京国際映画祭では、映画祭に出品された全作品のなかから宝石の原石のような輝きを放つ若手俳優に贈られる「東京ジェムストーン賞」を受賞し、いま最も期待される女優のひとりである木竜のダンス姿と、明星/Akeboshiの歌の世界観をぜひとも堪能してほしい。
なお、映画『鈴木家の嘘』オリジナル・サウンドトラックが映画の公開初日である11月16日（金）より発売。CDは野尻克己監督と明星/Akeboshiの対談記事付きで、公式サイトおよびライヴ会場、「鈴木家の嘘」の上映劇場（一部）で販売される。 （内）
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