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2018/10/18 19:00

 

岡村詩野音楽ライター講座10月期最終回で大和田俊之、渡辺志保とアメリカ音楽の“いま”を語るトーク・セッションを開催

 

音楽評論家として活躍する岡村詩野のもと、音楽への造詣を深め「表現」の方法を学ぶ場、「岡村詩野音楽ライター講座」。《Year In Music2018》をテーマに、現在開講している2018年10月期のゲスト講師が決定した。

今回は、慶應義塾大学教授で『アメリカ音楽史』や『文化系のためのヒップホップ入門』などの著者でもある大和田俊之と、主にヒップホップ関連の文筆や歌詞対訳に携わりケンドリック・ラマー、A$AP・ロッキー、ニッキー・ミナージュ、ジェイデン・スミスらへのインタヴュー経験もある音楽ライターの渡辺志保がゲスト講師として登壇する。

このふたりは『岡村詩野音楽ライター講座 2018年10月期』の最終回である2018年12月15日(土)に開催される講座で登場。講師を務める岡村詩野を司会進行として『2018年、アメリカの音楽はどう深化したのか~アメリカ音楽史の劇的な変化を現在のシーンに考察する』というテーマで、3人のトーク・セッションを予定している。

音楽シーンの“いま”を聞くことができる、これ以上ないチャンスをぜひお見逃しなく。

なお、岡村詩野音楽ライター講座(2018年10月期)では、現在も受講生を募集中。ライティング経験者はもちろん、音楽を聴いた時の「なんかいい!」を言葉にしたいと思っている初心者の方、そして自分が聴いている音楽への造詣を深めたい方も、ぜひ参加してみてはいかがだろうか。(鈴木)

●岡村詩野 コメント
 音楽ライター講座10月期は毎年恒例《Year In Music》としてその年の音楽シーンを総括し、年間ベストを選出しながら論考文を寄稿しています。今年は海外では近年の傾向をさらに発展、様々なアングルと表現力を持った多様なブラック・ミュージックとその影響を受けた優れた作品、アーティストが、国内でもリズムやビートでブラック・ミュージックへのアプローチ、解体からポップスへと昇華させた作品、アーティストが注目を集めた1年でもありました。そうした今年の傾向のバックグラウンドにあるものを、歴史的な観点から検証し、再構築されつつある現在の大衆音楽を今期の講座では考えています。カマシ・ワシントンはどう進化したのか。サーペントウィズフィートはどこが斬新だったのか……。今季はいつにもまして大学のゼミのような親密な雰囲気の中で、そうしたテーマを考えながらそれぞれに執筆してもらいます。受講生は現在追加で受付中!
 まだまだ間に合いますので興味のある方はぜひご参加ください。
 そして、最終回には、そんな現況を語っていただくにこれ以上ないと言っても過言ではないお二方、大和田俊之さんと渡辺志保さんをゲスト講師にお招きし、公開対談をお届けしたいと思います。最強のお二人が語るポピュラー音楽の過去と現在と未来──ぜひご期待ください! (岡村詩野)

●大和田俊之 プロフィール
慶應義塾大学教授。専門はアメリカ文学、ポピュラー音楽研究。『アメリカ音楽史』(講談社)で第33回サントリー学芸賞受賞。他に、長谷川町蔵との共著『文化系のためのヒップホップ入門1、2』(アルテスパブリッシング)、栗原裕一郎編著『村上春樹の100曲』(立東舎)、磯部涼、吉田雅史との共著『ラップは何を映しているのか』(毎日新聞出版)、細川周平編著『民謡からみた世界音楽』(ミネルヴァ書房)などがある。

●渡辺志保 プロフィール
音楽ライター。主にヒップホップ関連の文筆や歌詞対訳に携わる。これまでにケンドリック・ラマー、A$AP・ロッキー、ニッキー・ミナージュ、ジェイデン・スミスらへのインタヴュー経験も。block.fm「INSIDE OUT」を始め、ラジオMCとしても活躍中。

●岡村詩野音楽ライター講座(2018年10月期)詳細&お申し込み
https://ototoy.jp/school/event/info/253


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