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2018年09月17日14時10分

 
〈夏の魔物2018 in OSAKA〉ROLLY &大槻ケンヂと魔物少女達、一夜限りのライヴで大喝采―OTOTOYフェスレポPart.1
 

2018年9月9日(日)大阪・味園ユニバースでロックフェス〈夏の魔物2018 in OSAKA〉が開催され、この日を境にTHE夏の魔物を離れるメンバー、泉茉里が地元大阪でハッピーなフィナーレを迎えた。

OTOTOYでは今回、その模様を2回に分けてお届け。レポートのPart.1では、オープニングから、スペシャルユニット「ROLLY &大槻ケンヂと魔物少女達」のステージまでを掲載する。

今回、チケットはすべてソールドアウト。開場後、すぐに広い会場いっぱいに観客が詰めかけ、台風クラブの石塚淳によるDJ で迎えられた。サンハウス「ロックンロールの真最中」をプレイするなど、この日のスペシャルな出演者を意識した選曲が光っていた。

ステージは赤・青のコーナーに分かれており、交互にアーティストが登場。青コーナーのトップバッターは、地元大阪のSundayカミデ。ピアノ弾き語りでいきなり歌い出したのは、夏の魔物に提供した楽曲「ダーリン no cry!!!」のセルフカバー。「一番良い歌を歌います。10年前に作った曲です」と「君が誰かの彼女になりくさっても」を歌い、ラストは客席に降りてコール&レスポンスで観客を巻き込んで盛り上げ、フェスのオープニングを飾った。

赤コーナーには、「名前だけでも覚えて帰ってください!とアピールしたおおきゆりねのギター弾き語りに始まり、東京編にも出演した3組が続く。ぜんぶ君のせいだ。がサークルピットを発生させて走り回り、せのしすたぁが全力疾走のライブ番長ぶりを発揮。トドメは二丁目の魁カミングアウトと、カオスなコーナーとなった。

二丁魁から、「この後は、私たちが大好きなONIGAWARAさんです!」とバトンを受けたスーパーJ-POPユニットONIGAWARAは、「タンクトップは似合わない」「夏フェスなんて大嫌い!!なんちゃって」等、心のベストテン第1位なヒットチューンを連発。ステージ前にはガワラーが集結してペンライトが鮮やかに彩っていた。「先日車で事故ったんで、今日はビビって新幹線できました。生きてて良かった…そんな夜を探してる」と、MCでフラカンオマージュまで飛び出した。昼近くなり会場はかなりの混雑具合に。

赤コーナーには、プー・ルイが加わったBILLIE IDLE®が登場。エレクトロビートに乗せたシャープなダンスチューン、力強いミディアムバラードまで、緩急自在なパフォーマンスを見せた。キュートな歌声と裏腹なオルタナティブなサウンドを聴かせた地元大阪のバンド、みるきーうぇいから、同じく大阪出身〈夏の魔物〉の常連バンド、THE NEATBEATSが登場。サウンドチェック時からソリッドなマージ―ビートと爆笑トークを炸裂させて味園ユニバースを掌に乗せた。空きっ腹に酒は、「魔物ボンバイエ!」のコール&レスポンスを観客に要求。赤いペンライトが振られる中、「俺はライブハウスが好きだ!」と叫ぶ熱いライヴを見せる。初出演ではあるものの、“初めてだけど初めてな気がしない”とフリースタイルで伝えると大喝采。

東京編に続いて出演のKING BROTHERSは〈夏の魔物〉初期から出演のレジェンドといえる。“ローリングストーンズを聴いて作った曲”として、ジャングルビートに合わせてケイゾウがハープを吹き興奮を煽る。「俺たちと夏の魔物のローリングストーンズ対決!」と、「悪魔を憐れむ歌」の「Woo,woo!」風にコール&レスポンス。さらにマーヤは「〈夏の魔物〉は最初の頃から出てるけど!KING BROTHERS、特に俺!あんまりステージにいた記憶がなーーーい!!」と絶叫しながら今回も客席にダイブして、「ニシノミヤ」コールで会場一体化した。

それに対し、「ヒガシオオサカー!」コールからスタートしたのがクリトリック・リスだ。ベイキャンプ、十三ファンダンゴでのライヴを経て、ほぼ寝ないでやってきたといいつつ、 「KING BROTHERSに負けるな!」とクラウドサーフ。「1989」で大団円かと思いきや、大「ハゲ」コールを受けて、ラストに「Don't Look Back in Anger」に乗せて〈夏の魔物〉出演時の思い出を語りながら、サビを大シンガロング。思わず感動してしまう場面だった。続いてこれまた常連の人間椅子が登場。和嶋が「味園ユニバース、惑星がたくさん並んでいて、まるで宇宙ですね」と会場を見渡し、珠玉のテクニックで「針の山」等、ド迫力のヘヴィメタルを叩きつける。続いてエレキギター 一本のうつみようこが、藤圭子「夢は夜開く」からライヴをスタート。「夏の魔物のボイトレの先生です。今日はどれだけ上手くなってるか観に来ました」と話しながら、クリトリック・リスに続き、「Don't Look Back in Anger」をカバーしたり、「満月の夕」でさすがの歌声を聴かせた。

この日限りのスペシャルユニット、ROLLY &大槻ケンヂと魔物少女達がステージへ。THE 夏の魔物の泉茉里と鏡るびい、BILLIE IDLEよりファーストサマーウイカ、映画「カメラを止めるな!」 松浦早希役の浅森咲希奈の4人をボーカルに迎えて行われた。ライヴはすかんちの「恋のマジックポーション」からスタート。ROLLYは往年のフレディー・マーキュリーを彷彿とさせる衣装で登場だ。バンドはTHE 夏の魔物の演奏メンバーが務める。ROLLYと越川のギターバトルが延々と繰り広げられる等、ここでしか見ることができないシーンが。続く「マリオネット」では、ROLLYのボーカルに合わせて魔物少女達がキュートにコーラスを入れる。

ここで、「日本一のエンターテイナーを紹介します!」とROLLYに紹介され入れ替わりで登場したのは大槻ケンヂ。「今日ここに来ている全員を表す歌を歌うぜー!」と歌われたのは、「人として軸がぶれている」。大槻のシャウトに合わせて、魔物少女達は髪を振り乱してダンス。浅森に対し、「映画、観たよ!「ハン・ソロ」を越えてた!」と独特の視点で褒め称えた。「林檎もぎれビーム!」から、「もう一度、宇宙一のエンターテイナーをお迎えしよう!」とROLLYを再び招き入れる。「生まれて初めてサウンドチェックに出たら、緊張して、ダメダメだ!」との大槻のフリから最後に歌われたのは、「踊るダメ人間」。魔物少女達の「ダーメダメダメダメ人間!」を受けて観客は一斉にエックスポーズをキメながらジャンプ。味園ユニバースが揺れに揺れた。

~Part. 2に続く~

取材・文:岡本貴之
写真:橋本塁

夏の魔物2018 in OSAKA
2018年9月9日(日)大阪・味園ユニバース
ACT:
THE 夏の魔物
鮎川誠(シーナ&ロケッツ)
ROLLY&大槻ケンヂと魔物少女達
フラワーカンパニーズ
人間椅子
大槻ケンヂ(形態未定)
ROLLY
THE NEATBEATS
KING BROTHERS
奇妙礼太郎
Sundayカミデ
TOMOVSKY
クリトリック・リス
BILLIE IDLE®
ぜんぶ君のせいだ。
せのしすたぁ
二丁目の魁カミングアウト
ONIGAWARA
空きっ腹に酒
みるきーうぇい
おおきゆりね
DJ 石塚淳(台風クラブ)
うつみようこ

夏の魔物2018 in AOMORI
【開催日】
2018年12月25日(火)
【場所】
リンクモア平安閣市民ホール(青森市民ホール)

・THE 夏の魔物 オフィシャル・ウェブサイト
http://thenatsunomamono.com/
・夏の魔物フェスホームページ
http://natsunomamono.com/


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