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2018年04月27日11時04分

 
ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー、新作よりMV公開、ジェイムス・ブレイク、アノーニの参加も
 

先ごろ新作『AGE OF』のリリースを発表した、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー

2018年5月25日のリリースに先駆けて、このたび自身が監督するMVが公開された。

MVは収録曲の「BLACK SNOW」。本作はダニエル・ロパティン自身が監督を務めており、B級SFを思わせる特殊メイクの怪人とヴァイパー・ウェイヴ以降の映像感覚がミックスされた感覚の映像となっている。

本楽曲の歌詞は、イギリス出身の哲学者・著述家であるニック・ランド、そして彼が設立に携わり、90年代に活動した「サイバネティック文化研究ユニット(Cybernetic Culture Research Unit)」にインスパイアされており、我々人間が、いかに混乱に向かうことを運命づけられているかということを突きつける。奇異さとポップネスを絶妙なバランスで同居させ、内臓を貫くようなハーモニーがもたらす心地良さも、異端なミニマリズムが生む緊張感も、すべてが美しいメロディーの海原へと溶け込んでいく。

また今回のMV発表に合わせて、アルバムの全クレジットが公開された。OPN名義の作品としては初めて、他のアーティストがゲスト参加していることが明かされた。ジェイムス・ブレイクがアルバム全体のミックス(!?)を担当している他、3曲でキーボードを演奏、さらにアノーニがヴォーカルで参加している(*OPNはアノーニの最新アルバム『Hopelessness』でハドソン・モホークと共にプロデューサーを務めている)。他にも、ローレル・ヘイローやラシャド・ベッカー、日野浩志郎らとのコラボレーションでも知られる気鋭パーカッショニスト、イーライ・ケスラー、ケレラやブラッド・オレンジ、ファーザー・ジョン・ミスティ作品への参加でも知られるシンガーにしてチェリストのケルシー・ルー、ノイズ・アーティストのプルリエントらが参加。

ミックスを依頼したジェイムス・ブレイクについて、ダニエル・ロパティンは次のように語っている。

「ジェイムスとうまく仕事ができたのは、ミキシングに必要なのは技術的なことじゃなくて、良いアレンジだという点で同意していたことにあると思う。正しいサウンドが並び合っていればミックスも簡単だ。でも間違った音が並んでクレイジーな場合は、技術に頼らざるを得なくなってくる。スタジオでの判断基準はすべてどうアレンジするべきか、だった。音楽的な視点でのミックス作業で、それこそ僕が必要としているものだった。とても彼が助けてくれたことに満足してるよ。ジェイムスはノッてくるとキーボードも演奏してた」(ダニエル・ロパティン)

また本作はOTOTOYでもハイレゾ配信予定。
(河村)



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