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2017/10/12 21:00

 

〈夏の魔物2017 in KAWASAKI〉フォト・レポート~ピンクの魔物&グリーンの魔物編~

 

2017年9月10日に神奈川県川崎市東扇島東公園で開催されたロックフェスティバル「夏の魔物2017 in KAWASAKI」。初の関東開催となり、5,000人以上の観客を集めて大盛況となったこの日の模様を3回に分けてフォト・レポートでお届け!

このフォト・レポートではピンクの魔物、グリーンの魔物で行われたライヴの模様を掲載

〈夏の魔物〉第1回から出演しているニューロティカは今回、ゲストにグループ魂の暴動を迎えてピンクの魔物のトップバッターとして登場。揃いのステテコ・腹巻スタイルでキメてみせた。グリーンでは青森出身のレジェンド・三上寛から初出演の新星・新しい学校のリーダーズという、このフェスならではのラインナップが続く。ピンクではTHE 夏の魔物の作品にも参加しているDOTAMAは初出演にも関わらず観客の掌に乗せるさすがのパフォーマンス。同じ頃、グリーンの魔物ではうつみようこが登場。時折隣から聴こえてくるDOTAMAのライヴにツッコミを入れつつ、セックス・ピストルズの「アナーキー・イン・ザUK」の日本語カバー、「満月の夕」等を聴かせ、THE 夏の魔物の成田大致、泉茉里、鏡るびい、麻宮みずほを呼び込んで師弟共演も果たした。真っ昼間からSCOOBIE DOが「真夜中のダンスホール」と化した会場をソウルフルに、メロウに踊らせていたり、Sundayカミデが鍵盤の弾き語りによるバラードでグッと観客を惹きつけていた。中盤にはSA、ラフィンノーズというパンクロッカーによる怒涛のステージが繰り広げられると、対するグリーンではクリトリック・リスが観客の神輿に担がれ「行けー!」と雄叫びを上げている。これぞ〈夏の魔物〉。関東に移ってもその魅力はここにある。続くせのしすたぁも大勢の観客の上に乗り煽りまくっていた。ピンクの魔物ステージのコンセプトは80’sのジャパニーズ・ロック・レジェンドたちを集めたもの。後半にはさらに有頂天、汝、我が民に非ズ(町田康新プロジェクト)、THE END(遠藤ミチロウ、ナポレオン山岸、西村雄介、関根真理)が次々とステージに上がった。そんなステージを締めくくったのがベッド・イン。さらにグリーンでは“尻職人”倉持由香が高野政所のDJに乗せて撮影会を実施するという、カオスな空間が現出。共に、フィナーレの「夏の魔物オールスターズ」でも存在感を発揮して、多くの観客の記憶に強烈な印象を残した。

・「夏の魔物2017 in KAWASAKI」グッズ通販ページ
https://natsunomamono.stores. jp/
・夏の魔物オフィシャル・ウェブサイト
http://natsunomamono.com/

●取材・文:岡本貴之
●カメラマン:
・岸田哲平(レッド、ホワイト、イエロー、グリーン、ピンクの魔物、MAMONO HOUSE、会場風景、フィナーレ)
・タイコウクニヨシ(グリーン、ピンクの魔物、フィナーレ)
・Jumpei Yamada(ブルーの魔物)


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