News

2017/07/21 10:09

 

男女混成4人組オルタナ・バンド、CHIIOが初の全国流通盤をリリース&リリース・パーティーも

 

男女混成4人組オルタナティヴ・ロック・バンド、CHIIOが初の全国流通盤を9月27日(水)に発売することを発表した。

CHIIOは2014年結成、同年の12月に東京を中心にライヴ活動を開始。これまで自主製作でカセットテープ・シングル1枚、7インチ・シングルを2枚リリースしてきた。今回、初の全国流通盤のCDリリースとなる。

同時に彼らはリリース先駆け、本日より7月24日(月)6時までの期間限定でアルバム全曲試聴を行う。

さらにリリース後の10月15日(日)には下北沢THREEにてリリース・パーティーを開催することも発表。このイベントはフリー・イベントとなり、ゲスト・バンドは後日発表となる。(鈴木)

CHIIO「child」


https://youtu.be/v2NGWoV6j7w

■CHIIO全曲試聴URL
http://chiio.co

■CHIIOアルバム特設ページ】
http://chiio.co/toctoc

■商品情報】
アーティスト : CHIIO
タイトル : toc toc(読み : トックトック)
発売日 : 2017年9月27日(水)
品番 : 3P3B-82
価格 : ¥2,000(税抜価格)+税
レーベル : 3P3B Ltd.

〈収録曲〉
1. 07734
2. who
3. safari
4. march
5. chapter 2
6. pupils
7. hibi
8. child
9. blue
10. dive
11. PLANET

■フリー・イベント情報
10月15日(日)下北沢THREE
〈CHIIO "toc toc" release party〉
ゲストバンド有り、後日発表いたします。
START 12:30
※チケット代フリーのイベントとなります。(別途2ドリンク代)
※予約は公式サイトからの取り置きのみ。→ http://chiio.co/toctoc

■山口将司(bed)コメント(原文ママ)
「オルタナティヴ・ロック」「インディーロック」という言葉が形骸化してどれくらい経ったろうか。
例えばspotifyやApple Musicでジャンルで括ったプレイリストをぼーっと流しながら1日過ごす、それがすっかりスタンダードになってしまった時代。オルタナティヴは、インディーはその存在意義をどう保つのか…。
そんなことを考えてしまうことが増えた。新しいことをやらなければならないという呪縛。
2014年に結成されたCHIIO。彼らはそういった葛藤とは別のところで、解き放たれたように実に真っ当に、そして真っ直ぐに、自分達の音を鳴らすことが出来ているようだ。
優しく紡がれたかと思えば衝動と計算の間を行ったり来たりするようなドライヴを見せる2本のギター
、実直だが歌心のスパイスを添加してみせるベース、全体を統括しバンドの支柱たりえているドラム、シンプルかつ少ない言葉数ながら聞き手に強い印象を残すGu.Vo中村の歌詞、そしてCHIIO最大の武器と言ってもよいだろうメンバー全員による美しい声の連なりで曲に広がりと深みを持たせることの出来る素晴らしいコーラスワーク。アレンジが効いているのにそれらを3分前後の曲にまとめ上げられるPOPセンスも見事だ。
あどけなさとそれ故の軽やかさは、時にサニーデイサービスやフィッシュマンズが纏っていた空気を思わせたりもする。
Death Cab For Cutieが『Narrow Stairs』でビルボードチャート1位を獲得したのが2008年。
思えば「インディーロック」という言葉が輝いた最後の時代だったのかもしれないあの時から9年経ち、東京の片隅でCHIIOのようなバンドが産まれ、90年代終わり頃から時代の隆盛を見届けてきたレーベルである3P3Bから『toc toc』という作品をリリースする。その事実に僕は様々な符号を感じざるをえない。『toc toc』とはイタリア語で「トントンというノックの音」を意味する言葉だという。
彼らが叩くのは僕らの心の扉なのか、はたまた時代の扉なのか。
いずれにせよ、またここから何かが始まる、そんな希望に満ちた傑作の誕生だ。

あわせて読みたい


TOP