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2017/02/02 18:00

 

アニマックス新番組『アニカル部!』誕生! 足立梨花 × 加藤諒 × 桃井はるこ 意気込みを語るーーOTOTOY潜入レポ

 

”アニメカルチャーの素晴らしさを発信していく部活動”をコンセプトとして、『アニカル部!』が誕生! アニメ専門チャンネル「アニマックス」の新番組『アニカル部!』として3月5日(日)夜11時より放送開始されることが発表された。

OTOTOYニュースでは、先日都内スタジオで行われた記念すべき第1回の収録現場に潜入。MCを務める足立梨花、加藤諒、桃井はるこの3人にお話を伺ってきた。

『アニカル部!』では、アニソン、コスプレ、声優、ダンス、聖地巡礼などカルチャーを”キワめている”人、物、街を紹介していくアニマックスオリジナル制作番組。第1回の番組収録は、ゲストに興味津々の様子で質問する部長の足立梨花、部員の加藤諒、顧問を務める「元祖アキバ系女王」モモーイこと桃井はるこの3人によりじつに楽しそうに進行。

足立と加藤はバラエティ番組で共演したことはあるもののがっつり番組で絡むのは初めてとのことだが、お揃いの制服を着て和気あいあいと話す姿はすっかり部活の仲間といった雰囲気。その姿を見守る桃井も嬉しそうだ。収録を終えた3人は番組の楽しい雰囲気そのままに取材陣の質問に答えてくれた。OTOTOYニュース部からもガッツリ質問してきました!

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【以下、マスコミ各社合同囲み取材】

ーー収録を拝見したら何回もやっているようなノリでしたけど、お互いの印象をお聞かせください。

桃井 : 私はアニカル部の顧問なんですが、ゲストに来て頂く方も私は面識がある方ばかりなので、私がフォローする部分もあるのかなと思っていたのですけど、2人ともすごく、ご自分から興味を持たれて、どんどん質問をして。

足立 : うるさかったかな~ダイジョブかな(笑)。

桃井 : いやいやいや(笑)。すごくアニカルが好きなんだなって言うことが伝わってきましたので、安心して顧問として楽しく収録できそうだなって思いました。

足立・加藤 : よかった~!

足立 : 加藤さんはこういうキャラというか(笑)、いつも明るくて笑っているイメージがあるので、番組にピッタリだなって思っていて。桃井さんも、声がまずかわいいんですよ!

加藤 : そう、かわいい~!

桃井 : ありがとうございます。

足立 : もう聴いているだけで癒されて、「はにゃ~」ってなっちゃうくらいの綺麗なボイスを毎回に聴けると思うと今回の番組は楽しみで仕方ないというか、ちゃんとお仕事ができるか、プライベート感がでないか心配です(笑)。素が出すぎちゃって大丈夫かなっていう心配はあるんですけど、番組を収録してみてコンビネーションもバッチリなんじゃないかと思ったのでこれからがすごく楽しみです。

加藤 : 僕って、こちらのお2人に比べるとアニメに詳しくなくて。どちらかというと、視聴者側の立場なんですけど、今日の収録を終えて、やっぱり知識がすごいなって思ったので、お2人からも学ぶことが多いなと思っています。安心して収録には参加できました。

ーー加藤さんとアニメといえば、「パタリロ」をイメージしますが、こういうアニカルの世界と実際自分がやるのとでは違うものですか?

加藤 : そうですね。僕はパタリロを演じるのが決まってからパタリロの世界を漫画を読んだりして追及させて頂いたんですけど、そういう知らないアニメがいっぱいあるんですよ。だから、アニカル部を通じて、まだ僕の知らないアニカルがあると思うので、アニメの世界をもっと知るために、僕は一視聴者の立場として色々学んでいけたらなと思います。

ーー足立さんは、アニメファンで知られてますが、いつくらいからそうなったんですか。

足立 : もとをたどると、「おジャ魔女どれみ」とか…。

加藤 : 大好きだよね~。

足立 : ね~!

桃井 : あはははは!

足立 : ポケモンを見たり名探偵コナンを見たり。小さい頃からアニメは観ていたんですけど、どっぷり深夜帯と呼ばれるアニメに浸かったことがなくて。好きになったのは割と最近といえば最近なんですよ。私は「ホリプロタレントスカウトキャラバン」出身なんですけど、スカウトキャラバンで声優オーディションがあったときの子たちが「この番組に出るよ」っていうのを聴いて、そこから深夜帯をがっつり観るようになって、かわいい萌え系のアニメだったりとかロボットアニメ系とか、そこから恋愛にシミュレーションゲームに飛んだりとか舞台を観に行ったりだとか。それこそ色んなアニメカルチャーを観に行くようになったので、まだ日は浅いんですけど、アニメが好きなので、そういう部分は今回ちゃんと発信できたらなと思っています。

加藤 : コスプレはいつからやっていらしたんですか?

足立 : コスプレも、昔からやりたいというものはあって。ゴミ袋を使って「魔女の宅急便」のキキとか。

加藤 : キキー!

足立 : わかります(笑)!? 黒いゴミ袋を使ってやるっていう、そういうところから始まって、今はお仕事とかでもやらせてもらえるようになったし、小さい頃よりはお金を持つようにはなったので(笑)、今はアニメの専門店も増えているので、そういうところで買ってみたりとかはするようになりました。だから、意外と辿って行けば小さい頃からやってたなっていうものが、大人になって色々なものに手を出せるようになり、どっぷり沼に浸かって、いつのまにかその穴に沈んでるなって(笑)。

一同 : あはははははは!

足立 : 沈んでるなって聞くと悪い意味みたいに聞こえますけど、それがすごく幸せで、毎日を楽しく過ごしてます。

ーーちなみに今回の衣装は部活の制服イメージだと思うんですけど、制服はまだまだいけるなという感じ?

足立 : 2月4日に公開される映画(「傷だらけの悪魔」)でラスト制服だと思っていたんですけど、またすぐ着ちゃったなと(笑)。24歳大丈夫か?と、見ている視聴者の方たちに引かれないか心配で心配で。ただ、ここは私のホームだと思ってるので! …… まあ、まだ今日始まったばかりですけど(笑)。ホームなので、ここでははっちゃけていいのかなって思います。

ーー制服を着てみて感想は?

足立 : いや~この(スカートの)短さどうしよう!? と思って。ただ、可愛く着こなしたいし、“絶対領域”を守って番組を進めていきたいなと思いました(笑)。

ーー桃井さんにお伺いします。近年アニメカルチャーも細分化されていると思うのですが、そんな中でこの番組を通してどんなことを伝えていきたいですか?

桃井 : 本当に、アニメやその周辺カルチャーはとっても市民権を得ていて、私も嬉しい限りなんですけど、一方で情報が溢れすぎていて、「何を見たらいいかわからない」っていう方も多いと思うんですよ。そんな中で、この番組で取り上げたものに興味を持ってもらって、「これから見てみようかな」っていう出会いのきっかけを作れるような番組なったらいいなって思います。それから、アニマックスはアニメが好きな人が1日中つけっぱなしにしているチャンネルだと思いますが、そういう方にも足立さんや加藤君がするどい質問をして、本音でゲストの方にぶつかって行ってくれると思うので、コアなマニアの方にも、知らなかった情報を提供できたり、アニメに興味があるけどどうしようかなっていう人にも、どちらにも楽しんで頂けるような番組にしていけたらいいかなって思っています。

ーーあまりアニメに詳しくない方が見る上でのポイントってありますか?

桃井 : 毎回、来てくださるゲストの方を「名誉部員」と呼ばせて頂いているんですが、名誉部員のみなさんアニカルのキーパーソンになる方ばかりです。ですから、その方のお話を聞いて「このアニメ見てみようかな」とか、「これ観たことあるけど、こういう人が関わっていたんだ」とか、そうやって自分が好きな作品を探してもらえれば良いと思います。

ーー番組でいずれ実現させたいこと、やってみたいことがあったらそれぞれ教えてください。

足立 : いや~あるんですけど、それであっていいものなのかって、悩むところがあって(笑)。

加藤 : え~!? なになになに!?

桃井 : う~ん!?

足立 : 私は純粋に、声優の鳥海浩輔さんが大好きなんです、純粋に。

桃井 : うんうん。

足立 : ただ、私が仕事を使って会っていいものなのかどうか。半分、会いたい気持ちはあるんですけど、半分は「そんなので会って、足立いいのか!?」みたいな。ただ純粋な一般人として、「そんなんで会っちゃいかんだろ」みたいな気持ちがありまして。

一同 : (笑)。

足立 : だから今それですごく葛藤してるんですよ。「会いたいけど、会いたくない」「来てほしいけど、来てほしくない」鳥海浩輔さんです(笑)。

加藤・桃井 : あははははは!

加藤 : 僕は、花澤香菜ちゃんと子役のときに共演していて。それからずっと連絡を取ったりはしていないので、番組に呼びたいですね。

足立 : あ~来てくれるならすごいね! 癒しボイスですよ! めっちゃ聞いているだけで…… まあ私の話はいいか(笑)。

桃井 : ははははは!

加藤 : いやいいですよ、そういう番組なんですから『アニカル部!』は(笑)。

桃井 : お2人の衣装もアニメのキャラクターがそのまま飛び出してきたみたいな感じなので、ゆくゆくはアニメ化とかできたりしたら面白いですね。

足立・加藤 : ええ~!

桃井 : それで、他のキャラクターの声で鳥海さん花澤さんに来てもらったり。

足立 : うわ~! ヤバい!

加藤 : すご~い!

桃井 : いや、妄想ですよ(笑)!? ただの妄想ですけど、そこまでいったらいいですよね。

足立 : いいなあ~、だいぶ妄想が広がりますよね。

ーー桃井さんは、今後どんなゲストの方のお話を聞きたいですか?

桃井 : 例えば声優の方、アニソン・シンガーの方、表に立って演じられたり歌ったりする方はもちろんなんですけど、レジェンド的な監督さんですとか、原作者の方ですとか、そういう方にお話をじっくり伺う機会はあまりないので、この番組に来てもらうことによって、ここだけのお話を聞いてみたいなと思ったりします。この番組に来たら強制的に「名誉部員」って、ファミリー的な扱いにさせて頂きますので(笑)、クリエーターの方にも来てもらいたいですね。

足立 : 音響監督さんにアフレコの極意とかを訊いてみたいし、どういう風に進めているのか訊いてみたい。

加藤 : 確かに!

桃井 : そうですよね、意外とどういう風に作られているかとか知らないので、今はスタジオで収録ですけど、もしかしてどこかにロケに行ったりとか、現場を見に行ったりとかいうこともできたらいいなって思います。

ーー他にはどんな方にゲストに来てもらいたいですか?

加藤 : 宮崎駿さんとか。

足立 : おお~! お話聞いてみたい。

加藤 : あと「エヴァンゲリオン」とか「シン・ゴジラ」とかの庵野秀明監督のお話を聞いてみたいです。

足立 : アニメとかもそうですけど、舞台版の演出方法とか、気になりますね。どこまで原作に寄せるのかとか。アニメはこうだけど舞台はこうしたとかいう話とか。結構2.5次元の舞台を観に行くのが好きなので、そういうところで演出にどうこだわっていらっしゃるのかとかも聞いてみたいです。

桃井 : 確かにそうですよね。”アニカル”なんで、アニメと周辺カルチャーを幅広く取り上げていきたいですね。

ーー改めて、これからスタートする番組の見どころについてメッセージをお願いします。

足立 : 今回この番組で、アニメだけでなく色んな情報を発信していきたいなと思っているし、私もここで勉強してプライベートに活かせるように(笑)、いっぱいいっぱい情報を収集したいなと思ったので、見てくれるみなさんにもすごく私生活が楽しくなるような、情報を発信していけるように頑張りたいなと思います。

加藤 : 今、「クールジャパン」っていう言葉の中に、日本のアニメとか漫画とか入っていて、アニカルは世界に注目されているものだと思うんですよね。今興味を持っている人がたくさんいると思うんですけど、僕みたいにわからなかったり、どこから手を出したら良いのかわからない人たちもこの番組を見て一緒に学んでいってほしいなと思います。

桃井 : 週末のとてもいい時間に放送になるので、「もう休みも終わりか~」とか「明日から学校かあ~会社か~」っていう憂鬱な気分を吹き飛ばす楽しい番組したいと思います。この番組をきっかけにみなさんのとっかかりにしてもらえるような情報を発信していけたらなと思います。私は海外のアニメのイベントに呼んで頂いたりライヴで歌わせて頂くことがあるんですけど、好きなアニメのタイトルで言うだけで、仲良くなれるんです。

足立 : わかる!

加藤 : へえ~!

桃井 : そんなものって他にないですよね。

足立 : ないですよね!? 国が違ってもそれだけで仲良くなれるってすごいですよね。

桃井 : ぜひこの番組をきっかけに、世界の人と仲良くできるような教養を身につけて頂けたらなと思います!

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「アニカル部!」はアニマックスで3月5日(日)より毎週日曜23時から放送。「アニカル部!」オフィシャル・ウェブサイト及びオフィシャルTwitterが開設されているので早速フォローして、番組の開始を楽しみに待ってほしい。(岡本)

・オフィシャルTwitter「アニカル部!」
@aniculbu
・「アニカル部!」オフィシャル・ウェブサイト
https://aniculbu.jp/


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