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2017/01/04 16:58

 

【コラム】ボビーの、昔の名前で出ています(仮)──カウントダウンと私、編──

 

ということでゆるりとスタートした関西在住、元OTOTOY編集者でもあるライターのボビーさんのコラム連載。関西からライヴや音楽スポットのレポートをお届けする予定です。ということで、今回はゆるりと年末年始の京都の年越しの様子をゆるっとご紹介。以下よりスタート!

●カウントダウンと私、編

うちの両親は年越しだからといって夜更かししないストイック夫婦なので、何の予定もない大晦日は一人Twitterをしながら年を越す事になる。Twitterはいい。一人でも寂しくない!それでも24時を回れば試しに口に出して呟いてみる。

「あけましておめでとう~」

うん…うちのリビングってこんなに声響いたっけ?
年越しレポートをと思ったものの、これではあまりにも寂しすぎるので過去の楽しかった大晦日をレポートしたいと思います。

●2013-2014年

友人と京都〈METRO〉で年を越そう!と、23時半に現地集合。着いた頃にはWOW WAR TONIGHTS(J-POPを使った茶番劇アイドルグループ。最高齢は”ガラスの”40代)がライヴしていたが、誰とも笑い合えないまま観るWOW WOW WOW TONIGHTは辛いもんである。そして友人が訪れないままカウントダウンが始まり、ほろ酔い、べろ酔いのみんなが楽しそうに「あけましておめでとう~!」と乾杯し合う。

こういう時ってみんな陽気だから見知らぬ人同士でもワイワイするもんだと思いきや、「あけましておめで…あ、間違っちゃったすみません」と言われたりして心は完全に〈METRO〉の外。まあ私も年明けだからって見知らぬ人に声かけないけどね!それから15分ほどして(体感的には30分)真っ青な顔をした友人が現れ、「ごめん、お腹痛くて…え、もう年明けたん!?」。その後下鴨神社へお参りに行くも、やはり腹痛により解散。ノロウィルスだったそうで、それは年越しどころじゃないね!何のカウントダウンだっていうね!大事に至らなくて良かったです。

●2014-2015年

例の友人と今年こそは京都〈METRO〉で年を越そう!その前に除夜の鐘を突きに行こう!と、蹴上にある「南禅寺」へ。
除夜の鐘ね、本当にオススメです。整理券のために小一時間極寒の中並びますが、鐘を突いて「ぶおおおおぉぉぉん」と鳴らすと脳みそが軽く共振し、本当に「サー!」と頭の上から煩悩が抜けていくのが分かります。誰がなんと言おうとあれは煩悩が抜けていったのです。
そして〈METRO〉へ移動中の人っこ一人いない暗い路上で年を越しました。「おめでとう」の相手がいるだけで十分幸せ。

1時頃〈METRO〉へ到着。その頃のinstagram曰く着いた頃のDJはokadada。確か2014年明けてすぐのDJもokadadaだったので、2014年はokadadaに挟まれた年でした。勝手に撮ったOORUTAICHIの動画も残っていたのですが、年始からキレッキレでとてもかっこ良かったです。そして下鴨神社へ。ようやく引けたおみくじには「友は得られない」「惚れた病に薬なし」とありました。

「友は得られない」
「惚れた病に薬なし」

なるほどですね…
〈METRO〉から下鴨神社は徒歩30分ぐらいで、お酒と熱気で火照った顔がほどよく冷める距離&下鴨に巨大な焚き火があるので案外凍えないので、ハシゴするにはオススメです。三条にある〈UrBANGUILD〉から〈METRO〉までも徒歩15分ぐらいで、こちらは〈METRO〉と違ってしっとりとした年の瀬を過ごせそう。〈UrBANGUILD〉~〈METRO〉~下鴨神社の流れは色んな京都の顔が見れて楽しそうですね。ただし体温に自信のある方だけチャレンジしてみてね!

違う年越し京都の過ごし方も多々あると思います。比較してみても楽しそうですね!
ちなみに私たちはその後気まぐれに夜の京都を歩き回り、朝が来て松屋を食べて解散しました。

●その他の大晦日

家で過ごす大晦日も、兄2人が帰ってきていた年はまだ賑やかでした。親戚も我が家に集まってみんなが紅白を見る中、私はOTOTOYの原稿に追われていました。既にいい塩梅に酔っ払った親戚が「まだ?まだやってるん?」と代わる代わる絡んできて、終いには「大晦日まで仕事を持ち込むなよ!」とキレられる始末。こんな大晦日、2、3回あったな…。

親戚は遠くに越したり結婚したりでうちに来ることはなくなり、兄に至っては方やベトナム、方や南アフリカ。理不尽な叱咤も酔っ払いに囲まれて原稿を書いた事も今ではいい思い出だと、今年の紅白のゴジラ茶番を見ながら目を細めます。でもX JAPANの「ゴジラを倒すぞー!」からの「紅」は良かった。分かってたけどね。だってあの中でゴジラ倒せるのってX JAPANぐらいしかいないもん。

何だか全体的に悲哀に満ちた年越しレポートになってしまいましたが、今年の大晦日はもっと活発に過ごしたいものです。大晦日じゃないけど公○食堂とKYOTO MUSEの忘年会が毎年楽しそうなので誰か連れて行ってみたい。それでは、「誰が興味あんねん」な内容にお付き合いいただきありがとうございました!多分こういうレポートを今年何度もOTOTOYで書くことになるんだと思います。みなさんにとって2017年が良い年でありますように。ボビーでした。
(ボビー)

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