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2015/06/12 18:00

 

京都発エレクトロ・ポップ“カトキット”、新作のダイジェスト&うすた京介からのコメント公開

 

京都発のエレクトロ・ポップ・バンド、カトキットが6月17日(水)に初の全国流通盤となるミニ・アルバム『雨ニモマケル手帳』をリリース。そのダイジェスト映像などが公開された。

今回公開された映像では〈ヘッドフォンから寄り添うような音楽にあたしはなりたい〉と心を込めた「快感音楽」や、パチンコ屋でのバイト時代の泥々の心情を歌った「CR 時給生活」など、作品に収録された楽曲の一部を試聴することができる。ぜひリリースに先駆けて、彼らの音楽を体験してみよう。

さらに「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」「ピューと吹く!ジャガー」などを手がけてきた漫画家、うすた京介からコメントが到着。下記に掲載をしているので、ぜひ読んでみてほしい。(鶯巣大介)

カトキット「雨ニモマケル手帳」全曲ダイジェスト+おまけ映像https://youtu.be/X2X7ALJTYPc

・カトキット オフィシャルサイト
http://katokitto.wix.com/katokitto

カトキット / 雨ニモマケル手帳
2015年6月17日(水)
曲目 :
1. 雨ニモマケル
2. カクテルクルッテル
3. 噛みつく
4. 恋人ごっこ
5. CR 時給生活
6. 快感音楽
価格、その他詳細はオフィシャル・サイトにて

■うすた京介氏 コメント

意外にもギャグ漫画には「演者が悲しければ悲しいほどより笑える」という一見矛盾した要素があります。
悲しみにリアリティがあるほどなぜか面白くなってしまうっていう。
孤独や寂しさや無力さをポップミュージックに乗せて歌うカトキットの音楽にも表現は違えど似たような矛盾があり、それが最大の魅力になっていると思います。
そして今回のアルバムでは、その矛盾がさらに渾身の力で磨き上げられていました。
ネガティブな感情も「大したことじゃない、POPな出来事だよ」と自分に言い聞かせるように歌われるカトキットの音楽は、だからこそ孤独と戦うひねくれ諸氏達の心にそれはそれは優しく響いて、心動かされてしまうのです。僕も含めて。

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