2015/04/04 21:00
NIGO®(クリエイティブディレクター)と渡辺淳之介(元BiSマネージャー)がプロデュースを担当し、元BiSメンバーのファーストサマーウイカとヒラノノゾミが参加するBILLIE IDLE®が、ラフォーレミュージアム原宿にて初のワンマン・ライヴ〈IDLE GOSSIP SHOW(NOT IDOL,NOT KAWAII)〉を開催した。
80年代を意識した楽曲とパフォーマンスが丁寧に敷き詰められており、4月1日に発売された『IDLE GOSSIP』の楽曲と、「うわさになりたい」(爆風スランプのカバー)、「想い出がいっぱい」(H2Oのカバー)、「僕たちのピリオド」(ヒルビリーバップスのカバー)、「ふられ気分でRock n'Roll」(TOM☆CATのカバー)、「Forever」(少女隊カバー)などの往年の名曲群がカヴァーされ、会場は、戸惑いながらも確実にヒートアップしていく。
ファーストサマーウイカとヒラノノゾミは、ライヴが出来る喜びに溢れており、ファーストサマーウイカが主旋律を歌い、ヒラノノゾミがコーラスをするスタイルはBiSのそれを沸騰させた。また初ライヴとなるヤスイユウヒとモモセモモは、緊張を隠せてはいなかったが、それでも特にモモセモモはとても安定した歌を聴かせてくれた。そして舌足らずなのか、何を喋っているのかわからないヤスイユウヒの強烈なキャラクターがあからさまになったライヴでもあった。なぜかお客さんに「ハイドゥン」を連呼させていたのだが、「ハイドゥン」とはなんだったのか、不明なままである。あと、DJのDJエリリンがとてもかわいかったのを追記しておく。
本編では、5月4日に大阪でワンマン・ライヴを行い、6月6日には、本日と同会場のラフォーレミュージアム原宿にて何かしらの催事を行うことが発表された。
メンバーそれぞれの強烈な個性とNIGO®と渡辺淳之介の強烈なプロデュース力は、このグループの最大の武器であろう。今はまだ、MCも含め台本感は否めないが、今後BiSの持っていた無邪気な破壊力が加われば、一気に人気が出るだろう。またこのグループが持つ80年代感が、今の若者にどのように受け入れられるかは楽しみでもある。ちなみに筆者は、80年代のサウンドや持つ空気感が多少苦手でもあったが、帰ってから、気になって、ずっとYouTubeでその辺りの楽曲を検索しまくっていたりする。良かった、悪かったよりも、もしこの「気になる」こそがブレイク要素の一つだとすれば、BILLIE IDLE®は、とても「気になる」グループであったのだ。今後のばく進が楽しみでならない。(飯田仁一郎)
〈IDLE GOSSIP SHOW(NOT IDOL,NOT KAWAII)〉
2015年4月4日(土)ラフォーレミュージアム原宿
【セットリスト】
1. WELCOME IDLE
2. anarchy in the music scene
3. うわさになりたい
4. my case
(mc)
5. somewhere
6. po pe pa
7. idle fella$
(mc)
8. moments
9. 想い出がいっぱい
10. Forever
(mc)
11. 婚姻届は止まらない
12. 5th season
13. 僕たちのピリオド
★encore
ふられ気分でRock n'Roll
モニカ
★encore 2
(mc)
be my boy
・大阪ライブ詳細
〈BILLIE IDLE® / IDLE GOSSIP SHOW (NOT IDOL, NOT KAWAII) at OSAKA〉
公演日程 : 2015年5月4日(月 / 祝)ABENO ROCKTOWN
時間 : OPEN 16:00 / START 17:00
料金 : 前売 ¥3,500
(オフィシャルファンクラブIDLE FELLASの1次、2次会員の皆様は無料ご招待させて頂きます）
チケット発売日 : 2015年4月11日(土)
-チケットお求め先-
チケットぴあ / 0570-02-9999 P-code 260-569
ローソンチケット / 0570-084-003 L-code 53287
イープラス(PC・mobile)
モバイルサイト GREENS! チケット
お問い合わせ GREENS 06-6882-1224 http://www.greens-corp.co.jp/
主催/企画 : STUDIO LESSON 8 / オツモレコード
制作 : SOGO TOKYO
※客席を含む会場内の映像・写真が公開されることがありますので予めご了承ください。
・BILLIE IDLE® OFFICIAL WEBSITE
http://www.BILLIEIDLE.com/
