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2014年10月13日21時00分

 
ツリメラ、渋谷WWWワンマンで世界征服達成!ーーOTOTOYライヴ・レポート
 

全国のドMな皆様、こんばんは! ドSでツリメなユニット、ツリメラを追い続ける大学生Uです。今回、僕がなんのために登場したかというと、もちろん9月30日に渋谷WWWにて行われたツリメラ様のワンマン・ライヴ〈一億年の歳の差を見せつけてあげましょうか?〉の模様をお届けするためです。この日僕が目にしたものは演劇でもなければ音楽ライヴでもない、まさにツリメラにしかできないような奇跡の連続でした。観ていないなんて不届きな人間はこの世にいないと思いますが、歴史の証人としてここにそのすべてを記します。ではどうぞ!

▽ ▽ ▽

会場を覗くとそこには、ツリメラ様の熱狂的なファンの男たち、通称豚が多数ひしめき合っている。開演はまだかまだかと、鼻息荒く女王様の登場を待つ姿は文字通り豚そのものだ。そして会場にはツリメイクを施したクールな女子たちの姿も。彼女たちはこの日配られた「ツリメの証」タトゥー・シールを身につけており、ここ渋谷にもツリメラ様の支配の手が着々とおよびつつあることを感じさせた。

そして会場が暗転、すると突如「本日ツリメラは、あなたち人類の絶滅を宣言いたします。」とのっけからドSすぎるアナウンスが! というのも彼女たちはライヴ1週間前、全人類に向け「火力発電を停止し、奴隷による人力発電に切り替えろ」という演説を行っていた。しかし人類はその勧告をガン無視。切り替えまでの猶予期間も終わり、彼女たちの主張を受け入れなかった我々に無慈悲にも罰が下されることが開演早々決定した。そして画面には「In U.S.A」の文字。どうやらツリメラはアメリカから侵略していくようだ。

その表示とともに、ついにツリメラの3人が奴隷ダンサーを引き連れ登場。MUKUMUKUはクレオパトラ、KIRAKIRAはマリー・アントワネット、GASAGASAは自由の女神をモチーフにした衣装を身につけている。そして1曲目は暗黒Perfumeという肩書きも納得のツリメラ流EDM「SUPERHEEL」。続いてレディ・ガガやマドンナもびっくりのセレブなダンス・チューン「ハッピーサッド侯爵夫人」、「女王陛下のシークレット・サーヴィス」を立て続けに演奏、3人は黒い羽扇子を手に、仮面を被ったダンサーズたちと淫らなダンス繰り広げ、ツリメ女子や豚たちも拳を振り上げる。

3曲を終え、どうやらMUKUMUKUとGASAGASAは小腹が減ったご様子。それに気づくやいなや、ツリメラに仕えるメンズたちはすかさず「豚だ!豚をさがせ!」と叫びながらフロアに降り、どこから見つけたのか恰幅のいい男性をひとり捕らえ、ステージへ。抵抗むなしく、ひもで椅子にくくりつけられてしまう男性。そしてそのまま、捕らえられた男性を中心にアダルトな雰囲気漂う楽曲「オール・ヌード」のパフォーマンスが始まる。初めこそ怯えた姿を見せていた彼も、次第にエロい姿で歌い踊るツリメラ様に見とれ、己のドMに火が付き、眩しい笑顔を見せる。が、これはもちろんツリメラ様の罠。そのまま裏へと運ばれた男性が、次に我々の前に見せたのはハムとしての姿だった。アーメン。こうしてアメリカはツリメラの手の中に収まったのだった。

続いてツリメラ様がターゲットにするは日本。MUKUMUKUが「あれを使って東京23区を完全に焼き払います」と意味深に呟くと、スクリーンに映し出された東京の街並みを背景に「東京ハカイツリー」へ。“あれ”とは一体…?? などと考えながら、楽曲が佳境に差し掛かった頃、ついにその答えが判明。スクリーン上に巨大な豚の怪物、巨豚兵が出現!! ツリメラの指示に従い、口から光線を放ち、宣言通り東京23区を焼き払うことに成功した。口から光線を放つ化物でさえ頭が上がらない、ツリメラ。やっぱり逆らわない方がよさそうだ。

世界征服もあと少しに差し掛かり、気合が入っているのだろうか。ツリメラは、赤を基調とした中世ヨーロッパ的な気品を漂わせる戦闘服にチェンジ。ここまで楽曲のなかでも構わずメンズを誘惑したり、巨豚兵を召喚したりとなんでもありのライヴだったが、ここからは楽曲をつなぎ合わせたノンストップ・メドレーへ。このときばかりは豚や奴隷、ドSやドMといった地位や身分も性癖も関係なく、彼女たちの楽曲に自然と体を動かしながら聴き入ってしまった。

いつの間にかフランスをも陥落させたツリメラは、最後に神聖なる土地エジプトへ。ステージには腹筋の割れた屈強な男が10人ほど上裸で登場、健気にもツリメラのため、自主的に権力の象徴であるピラミッド建設に励んでいた。しかし奴隷の鏡とも言える彼らの前に、奴隷解放軍を名乗る男がひとり現れ、「僕たちは奴隷でも豚でもない、人間だよ」と、ここに来てこの日唯一まともな発言が飛び出す。しかし「NO SLAVE NO LIFE」を座右の銘に掲げる豚たちの前には、そんな主張もなんのその。ツリメラへの忠誠を誓うその想いは天国のリンカーンも驚きのものだろう。

そして解放軍にもツリメラの魅力を見せつけるため、楽曲「ピラミッド」へ。支配者の風格漂う金色のコスチュームをまとったツリメラ様は、それぞれ3人ずつの屈強な筋肉奴隷に抱えられながら登場。厳かな雰囲気すら漂う同曲に、コーラスとして会場の奴隷も参加しながら、ステージ上で筋肉の限りを尽くしたダンス・パフォーマンスをみせる。ステージの筋肉奴隷の顔はまさに「生きている!!」という感じそのもので、個人的に奴隷としてこの場に立てなかった悔しさを感じたほどだった。

奴隷解放軍の人間も奴隷に化してしまうほどのパフォーマンスを見せつけ、めでたく世界征服は達成。ライヴも終盤に差し掛かり、「アイズ・ワイド・シャット」へ。ツリメラ様に付き従い、完全にひとつになっていた会場は、楽曲の切ないトーンも相まって、終演を惜しむ雰囲気に包まれる。本編が幕を閉じても、会場はツリメラ様の登場を求める欲張りな豚たちの拍手でいっぱいだった。

ここまで、観客全員をステージに、そして自分たちのストーリーに巻き込み、勝手に我々をアメリカ、日本、フランス、エジプトと世界中に連れ回したツリメラ。楽曲を軸にしながら、1曲1曲の世界観にあわせ、ダンス、劇や映像といった演出を取り入れ、それぞれが結びつき、トータルでひとつの大きな物語を見せてくれた。来年にはツリメラ主演の映画「ロード・オブ・ツリメラ」の公開も控えているが、世界を征服し、ツリメ朝ペルシアを建国したツリメラは次にどのような動きを見せるのだろうか。しょせん奴隷である僕たちには分かりもしないが、再び彼女たちが登場したときにも、ひとりの奴隷として全力で追いかけていくことをここに誓います!! (大学生U)

2014年9月30日@渋谷WWW
〈一億年の歳の差を見せつけてあげましょうか?〉
セットリスト
1. SUPERHEEL
2. ハッピーサッド侯爵夫人
3. 女王陛下のシークレット・サーヴィス
4. オール・ヌード
5.東京ハカイツリー
6. ノブレス・オブリージュ
7. TATTOO
8. ZOKKY Premier
9. セックスと噓とビデオテープ
10. ピラミッド
11. 氷結
12. アイズ・ワイド・シャット
13. 一億年女優

en. SUPERHEEL

撮影:調子麻実

・ツリメラ オフィシャル・サイト
http://tsurimela.jp/wp/

・ツリメラ インタビュー記事
http://ototoy.jp/feature/20140212

・ツリメラの作品はOTOTOYでも配信中
http://ototoy.jp/_/default/a/cd/93513