2014/04/08 20:50
7年振りの新作『MICRO DUB chapter1』をリリースしたキング・オブ・オーパス。このたびリリース・パーティを4月19日に幡ヶ谷〈FOREST LIMIT〉にて開催。濃厚なメンツとともに
DE DE MOUSEなどを輩出したことで知られる〈ExT Recordings〉を現在率いる永田一直。彼が1990年代に運営していた、東京のテクノ・シーン黎明期を象徴するレーベルのひとつ〈Transonic〉。このレーベルより19年前にリリースされたジャッパニーズ・ダウンテンポ・クラシック『CIRCUMSTANCES VICTIMIZATION』は、いまでも新鮮な輝きを持っている。どこか乾いた、まさに空洞ですなループ感がどこか行きそうで、どこへも行かせてくれない不思議なトリップを見せてくるダブ・ダウンテンポだ。そして『MICRO DUB chapter1』は、19年経ったいま新たに作られたものだ、だがしかし、クラシック『CIRCUMSTANCES VICTIMIZATION』と変わらぬ響きを持っている。トライバルなサンプル・ループが骨抜きにされダブ・ミックスの煙の向こう側に消えていく。そのループ感は変わらず、足下をずらすことなく頭の中で回転する。まさにキング・オブ・オーパスの音(OTOTOYで『LAST』を除く両作品とも配信中)。
リリース・パーティには、キング・オブ・オーパスのライヴ! エレクトロニック・インダストリアル・ユニットの注目株、ケアルとレーベル主宰の永田一直によるオーガニゼーションのライヴ。
DJには広大な音楽領域から縦横無尽にサウンドをつなぎとめ新たなサウンドの価値観を提示し続けるコンピューマ、ニュー・アルバムにリミックスで参加した、PPPのジューク・ユニット、ペイズリー・パークスからケント・アレキサンダー。さらには新宿GARAMや東高円寺GRASSROOTSなどでプレイし、音にうるさい大人たちにも一目置かれる、LIL' MOFO、OGが登場する。
(河村祐介)
KING OF OPUS MICRO DUB chapter1 RELEASE PARTY IN TOKYO
4月19日 (土)
@幡ヶ谷FORESTLIMIT
OPEN/START 23:00
CHARGE : 2000yen (w/1d)
LIVE
KING OF OPUS
CARRE+ORGANIZATION
DJ
COMPUMA
KENT ALEXANDER
(PPP/PAISLEY PARKS/TERROR P)
LIL' MOFO
OG (MILITANT B)
幡ヶ谷FORESTLIMIT
http://forestlimit.com/
http://www.youtube.com/watch ?v=baSCq1DDwb0