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2014/02/06 17:42

 

TEAC、ハイレゾ/DSD対応商品を一挙リリース

 

USBオ ーディオ・デュアル・モノーラルDAC「UD-301」(写真はブラック・モデル)

TEACは、DSD、そして高音質PCM音源に対応したDAC、DAC兼ステレオプリメインアンプ、ポータブル・ヘッドフォン・アンプの3種をリリースする。

新たに立ち上がった“Reference 301”シリーズからは、USB-DAC「UD-301」、プリメインアンプ「AI-301DA」、スピーカー「LS-301」が発売される。

まず、ここで紹介するのはUSBオ ーディオ・デュアル・モノーラルDAC「UD-301」。こちらはDSD 5.6MHzのネイティヴ再生はもちろんのこと、これからハイレゾ音源の新たな波となりそうなPCM 32bitの音源に対応(192kHz)。PCと接続し、ハイレゾ・プレイヤー・ソフト、TEAC HR Audio Playerなどと組み合わせることでハイレゾ再生が楽しめる。D/A コンバーターを左右独立搭載するなど、左右のチャンネル間の干渉を排除したデュアル・モノーラル構成を採用している。またヘッドホンアンプも、左右独立した回路を持つデュアル・モノーラル構成を採用するなど、DAC搭載高性能ヘッドホンアンプとしても活躍しそうだ。色は黒とシルバーの2色で展開、値段はオープン・プライス(市場価格は54,800円が予想されている)。

DAC搭載ステレオ・プリメイン・アンプ「AI-301DA」(写真はシルバー・モデル)

次に紹介するのは「AI-301DA」、こちらはDAC「UD-301」と同様、DSD 5.6MHzのネイティヴ再生、そしてPCM 32bit/192kHzデータの再生に対応している。そしてこちらの特色はなんといっても、DAC搭載ステレオ・プリメイン・アンプというスタイルだ。アンプの心臓部パワーアンプ部には40W + 40W(4Ω)の出力をもつデンマークICEpower社製Class-Dアンプを採用。またヘッドホン出力にもCCLC(Coupling Capacitor Less Circuit)を採用し、高いヘッドホンリスニング機能を装備している。また、TVの光デジタル音声出力とのデジタル接続にも対応し、AVアンプ的な使用も可能で、TVの電源を入れるだけで『AI-301DA』の電源もオンになり、そのまま高音質なサウンドで映画やライブ中継を楽しむことができる。またBluetoothからの再生にも対応している。こちらもカラーはブラックとシルバー、価格はオープン・プライスとなっている(予想市場価格は49,800円前後)。

DAC内蔵ヘッドフォン・アンプ「HA-P50」

そして最後に紹介するのは、盛り上がりつつあるDAC内蔵ポータブル・アンプの新機種。「HA-P50」だ。こちらは“Reference 501”シリーズの音質をポータブル・アンプに、といった位置づけの商品で、こちらは残念ながらDSD再生は対応していないが、24bit/96kHzまでのPCM再生をサポートしている。USBからの電源供給の他に、内蔵リチウム電池(電池持続時間約 8 時間)での再生も可能で、iPhoneなどのiOS端末や Android 端末との接続でもハイレゾ再生が可能。なお、iOSには、フリーのTEAC HR Audio Player for iOS(3 月下旬リリース予定)によって、ハイレゾ再生が可能だ。こちらもオープン価格(予想市場価格は26,800円前後)。

なお、さらに詳しいスペックは下記のメーカー・ページを参照。
(河村)

製品ページ

「UD-301」
http://teac.jp/product/ud-301
「AI-301DA」
http://teac.jp/product/ai-301da
「HA-P50」
http://teac.jp/product/ha-p50

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