2013/10/17 21:32
トム・ヨークのソロ・プロジェクトより発展したバンド、アトム・フォー・ピース。このプロジェクトの最新ライヴ映像が、2回のアンコールも含むフル尺でオフィシャル公開された。
トム・ヨーク、そしてフリー(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)、ナイジェル・ゴドリッチ(レディオヘッド、ベック、U2他/プログラミン グ、パーカッション)、ジョーイ・ワロンカー(ベック、R.E.M.、エリオット・ スミス他/Dr)、マウロ・レフォスコ(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ他/ パー カッション)といったまさにドリーム・チームなメンバーで構成されたアトムス・フォー・ピース。トムのソロ・ツアーを継起に結成されたバンドだが、フジロックでも来日を果たし、今春にアルバム『Amok』をリリースした。日本でも来月、初の単独来日公演を行う(残念ながら日本公演ソールド・アウト)。そんななかで、彼らの最新ライヴ映像が公開された。しかも、今週月曜日に行ったばかりのライブ映像。2回のアンコールを含む全編1時間30分のフル・ヴォリューム。テキサスで開催されたAustin City Limitsでのライブだ。実際はストリーミング中継される予定だったものの、悪天候の為、彼らが出演を予定していた月曜日のスケジュールがすべてキャンセルとなり、急遽屋内ステージであったザ・ムーディ・シアターにて開催されたのがこのライヴだ。まさにとれたてのほやほや。トムがヴォーカルで参加、プロデュースをDJシャドウがつとめていた時期のジェームス・ラヴェルによるユニット、UNKLEの楽曲「Rabbit In Your Headlights」(1時間1分30秒あたり)もセルフ・カヴァーしている。(河村祐介)