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2013/03/05 20:07

 

復興支援アルバム『PLAY FOR JAPAN 2013』とインタビュー集『REVIVE JAPAN WITH MUSIC 』が3月11日に同時リリース

 

音楽配信サイトOTOTOYが、たくさんのミュージシャンの熱い想いを集めてお届けする震災復興支援コンピレーション・アルバム『PLAY FOR JAPAN 2013』が、3月11日に発売されることが決定した。また、同時にREVIVE JAPAN WITH MUSICの連続インタヴュー企画も電子書籍としてリリースされることとなった。

『PLAY FOR JAPAN』とは、被災地への支援をしたいと企画し、2011年3月11日からたった6日間で創り上げた200ものアーティストが参加したコンピレーション・アルバム。発売された『Play for Japan vol.1-vol.10』はたくさんの音楽ファンの購入により、売り上げの4,983,785 円からクレジット決済手数料と著作権使用料を抜いた全額を、日本赤十字社を通じて被災地へ届けることができた。また、昨年発売された『Play for Japan 2012』の売り上げは728,000円にのぼり、「東日本大震災みやぎこども育英募金」に55%、「東日本大震災ふくしまこども寄附金」に34%、「いわての学び希望基金」に11%の配分で送金された。
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〈今回の『PLAY FOR JAPAN 2013』について〉

「2013年3月11日で、東日本大震災から2年。阪神・淡路大震災、中越地震もそうであったように、時がたち、メディアでの報道が薄れていけばいくほど、世の中の関心も薄れていってしまいがちです。しかし、町が復興しても、学校が修繕されても、家族を失った子どもたちにもとの生活は戻ってきません。我々は、こうした子どもたちへの継続的な支援が必要だと考え、『PLAY FOR JAPAN 2013』を制作することにしました。

『PLAY FOR JAPAN 2013』は、前2作のように、10枚×20曲のような大型コンピではなく、3つのテーマに基づいた、3枚のコンピレーション・アルバムです。テーマは、『Landscapes in Music』『わきあがる的な』、そして『a will finds a way』。オトトイ編集部やライター等3チームが、それぞれの思いを話し合いながらテーマとアーティストを選出。また義援金の送付先も、「ハタチ基金」に決定しました。

音楽に関わるもの達は、その得意とする音楽を作って、販売して、お金と言う形で支援を行うことが出来る。それは、東日本大震災で知ることができた、かけがえのない経験です。我々の力が必要とされる限り、「PLAY FOR JAPAN」の火を絶やさずに、音楽の力で、日本の再建と復興に協力していきましょう。

OTOTOY編集長 飯田仁一郎(Limited Express (has gone?))

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また、2011年3月11日以降、音楽やカルチャーに関わるもの達が、原発に対してどのような考えを持ち、どうやって復興を目指しているのかをインタビューで紹介する連続企画『REVIVE JAPAN WITH MUSIC』をBCCKS(http://bccks.jp/)にて電子書籍化することも決定。OTOTOYで2011年7月18日から、2012年5月2日まで『REVIVE JAPAN WITH MUSIC』と題し、紹介してきたインタビューを読むことができる(2013年3月に収録した大友良英の最新インタビューも掲載)。こちらはBCCKSにて製本版代金1500円を支払うと、製本版が購入者の元に届き、製本版のうち製本代720円をひいた780円が『PLAY FOR JAPAN 2013』の義援金送付先でもある「ハタチ基金」に送金されることとなっている。

音楽を通して復興支援に尽力するOTOTOYと、参加するミュージシャンたちの心意気に是非触れてみて欲しい。(岡本貴之)

『PLAY FOR JAPAN 2013』

vol.1 『Landscapes in Music』

被災地、東北、東京、地元。あれから私たちは自分の住む場所、地域について考える機会が増えた。その一方で、どこかそこにいること、そして、そこにいないことに言いようのない感情を覚えることがある。ふるさとについて、今自分が生きる場所について。そんな情景を想起させてくれるアーティストの曲を集めました。

vol.2 『沸きあがる的な』

震災から2年が経ち、政治や社会環境も変わりました。まだまだ解決しなければならない問題も沢山あります。そんな今だからこそ、気持ちが沸き立つようなものを集めました。曲だけでなく、イラストや文章、なんでも沸きあがるようなものだったら入れました。限定しない中から生まれるエネルギー。そこから始まる何かに期待を込めて。

vol.3『a will finds a way』

2011年3月11日以降、被災地に出向きライヴを行ったり、復興に向けた楽曲の発表を行うなど、被災した土地や傷ついた人々にエールを送り続けたアーティストに賛同するコンピレーション・アルバム。その活動が、多くの人々に勇気を与え続けたことを、このコンピレーション・アルバムを通して、感じとっていただけることを願っています。

『PLAY FOR JAPAN 2013』vol.1~vol.3
2013 年3月11日(月)発売
vol.1 『Landscapes in Music』
vol.2 『沸きあがる的な』
vol.3『a will finds a way』

※参加アーティスト、楽曲については後日詳細を発表。

電子書籍『REVIVE JAPAN WITH MUSIC』(以下の記事が、1冊の本になります)

第一回 : 大友良英インタビュー
http://ototoy.jp/feature/index.php/2011071800

第二回 : 中川敬(ソウル・フラワー・ユニオン)インタビュー
http://ototoy.jp/feature/index.php/20110930

第三回 : 山口隆(サンボマスター)インタビュー
http://ototoy.jp/feature/index.php/2011111100

第四回 : Alec Empire(ATARI TEENAGE RIOT) インタビュー
http://ototoy.jp/feature/index.php/20111216

第五回 : 平山“two”勉(Nomadic Records) インタビュー
http://ototoy.jp/feature/index.php/20120106

第六回 : 小田島等(デザイナー/イラストレーター) インタビュー
http://ototoy.jp/feature/index.php/ 2012021400

第七回 : PIKA☆(TAIYO 33 OSAKA/ムーン♀ママ/ex.あふりらんぽ) インタビュー
http://ototoy.jp/feature/index.php/ 2012022900

第八回 : 箭内道彦(クリエイター/猪苗代湖ズ) インタビュー
http://ototoy.jp/feature/index.php/20120311

第九回 : 後藤正文(インタビュー)インタビュー
http://ototoy.jp/feature/index.php/20120502

第十回 : 大友良英インタビュー
http://ototoy.jp/feature/index.php/2013031100

表紙デザイン : 小田島等

■BCCKS(http://bccks.jp/)

BCCKS(ブックス)は、誰でも無料で『電子書籍』や『紙本』をつくり、公開し、販売することができるWebサービス。エディタで一冊本をつくるだけで、Webブラウザ、iPhone、iPad、Android、紙を含むすべてのデバイスにスピード出版が可能。BCCKSのリーダーアプリの他、EPUB3ファイルでお好きなリーダーでも読書を楽しむことができる。

■データ本購読
無料

■製本版購入
1500円(うち製本手数料720円をひいた780円を、ハタチ基金に送金)

■義援金送付先
【ハタチ基金】
被災した子どもたちが震災の苦難を乗り越え、社会を支える自立した20歳へと成長するよう、継続的に支援をする団体。

・『Play for Japan 2011 Vol.1-Vol.10』特集ページ
http://ototoy.jp/feature/index.php/20110616

・『Play for Japan 2012』特集ページ
http://ototoy.jp/feature/index.php/2012031101

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