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2013/02/22 21:57

 

忘れらんねえよ・柴田、浜松でSEXジャンプ69連発!―OTOTOYライヴレポ

 

本日2月22日、イケヤ浜松メイワン店にて、忘れらんねえよ・柴田隆浩(Vo/Gt)による「プレミアム弾き語りツアー 浜松特別公演」が行われた。このツアーは、先日リリースされたニュー・シングル『この高鳴りをなんと呼ぶ』の発売を記念して東名阪のCDショップで開催されたもので、今回がファイナルとなる。

イケヤ浜松メイワン店は、デビュー時から過剰なぐらいに忘れらんねえよを応援しており、今回のライブは、その気持ちに柴田が応えたものとなった。

ツアー・ファイナルとなるこの日、店内は平日の夕方にも関わらず、柴田を待つ人々でごったがえし、駅ビルとは思えない熱気に溢れていた。

ほぼPAもなく、生のギターと生のボーカルに近い状態であったが、客席との距離も近く、柴田の剥き出しの“歌”が聴衆の心にダイレクトに突き刺さるような、渾身のライヴが展開された。

最後の曲「この高鳴りをなんと呼ぶ」のアウトロのコードをかき鳴らしたあとは、「サンキュー写真撮影会」なるものが始まる。

HPによると、「サンキュー写真撮影会」とは、<柴田と一緒に「S」「E」「X」ジャンプ、もしくは「S」「E」「X」ポーズを決めていただく写真撮影会>のことで、彼らの代名詞(?)でもある「SEXジャンプ」(人文字でSEXを描く)を、柴田と共に撮影するというもの。

柴田は、「ライヴよりこっちの方がしんどいんじゃねぇか(笑)」と漏らしながらも、渾身の「SEXジャンプ」をキメ続ける。

前日も名古屋でインストア・ライヴを行い、当日もラジオ出演や取材などをこなし、更にハードなライヴを行なった後の、怒涛の「SEXジャンプ」。疲れていないはずはない。しかし、柴田は誰よりも高く、跳び続けた。

撮影をするブースに人が入ってくる時は必ず「おっしゃ! 宜しくお願いします! SEX!」と高いテンションで迎え入れ、シャッターが切られるまでの雰囲気を盛り上げる。撮影が終わると、一人一人の目を見ながら「ありがとう、本当にありがとう」と言いながら、固く握手をする柴田。その誠実な姿勢、1人1人としっかり向き合う姿、自分のことよりも集まった人々を楽しませる様に、心を打たれた。

音楽に限らず、あらゆる表現には「人間」が現れる。忘れらんねえよが、真っ直ぐに人の胸を打つ音楽を作ることの出来る理由を、垣間見た気がした。

今回のライヴや店頭展開の首謀者であり、自身も忘れらんねえよの大ファンだという、イケヤ浜松メイワン店の店長・小山靖さんに忘れらんねえよの魅力を伺った。

「僕は今40歳なんですけど、彼らを見ていると、10年前の自分を見ているようで、尻を叩かれるような気がするんですよね。忘れかけていた、心の熱い部分に火を点けられるというか。」

ちなみに、イケヤ浜松メイワン店でインストア・ライヴというものを行なったのは今回が初めてだという。ライヴの感想を尋ねると「最高でしたね。素晴らしかった。初めてが柴田さんで、忘れらんねえよで、本当に良かったと思いました。でも、後で周りのお店に謝りに行かなきゃですけどね(笑)。」と興奮気味に語ってくれた。

↑小山店長による「SEXジャンプ」。

ひたむきに、ひたすらに。泥臭くても、不格好でも、無様でも、いつでも全力で、1人1人に対し、同じ目線で、真っ直ぐに“伝える”。

バンドが熱けりゃ、店も熱い。彼らの熱は、確実に広がっており、周りを巻き込み始めている。この熱量が、このグルーヴがどこまでいくか。OTOTOYは、彼らをこれからも追い続けていく。(藤森大河)

〈忘れらんねえよ柴田プレミアム弾き語りツアー浜松特別公演〉
2013年2月22日(金) @ イケヤ浜松メイワン店

<セットリスト>

※のちほど掲載致します!

・『この高鳴りをなんと呼ぶ』インタビュー
http://ototoy.jp/feature/index.php/2013012100

・忘れらんねえよ無観客LIVE入魂レポート
http://ototoy.jp/feature/index.php/2013013000

・有馬和樹(おとぎ話)×柴田隆浩(忘れらんねえよ)泥酔対談
http://ototoy.jp/feature/index.php/20130125

・プレミアム弾き語りツアー 新宿公演レポート
https://ototoy.jp/news/73219

・忘れらんねえよ HP
http://www.office-augusta.com/wasureranneyo/

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