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2012/12/07 00:00

 

ゲイリー・クラークJr. がストーンズNY公演に大抜擢

 

テキサス州オースティンから現れた新世代のブルース・ギタリスト/ヴォーカリスト、ゲイリー・クラーク・ジュニアが12月8日にNY・ブルックリンでおこなわれるザ・ローリング・ストーンズの50周年記念ライヴに前座として登場することが明らかになった。

またしてもミック・ジャガーがお気に入りのブルース系新鋭ミュージシャンを見つけてきたようだ。ゲイリー・クラーク・ジュニアはテキサス州オースティン出身の28歳。12歳の時からギターを手にし、故スティービー・レイ・ヴォーンの兄、ギタリストのジミー・ヴォーンからギターの弾き方や数々の伝説的ミュージシャンと彼らの音楽的ルーツを伝授されたという。2007 年にはオースティン・ミュージック・アウォードで「ベスト・ブルース・アーティスト」を受賞し、彼の話題は徐々にオースティン以外にも広がるようになり、エリック・クラプトンの知るところとなる。2010 年、彼はゲイリーをシカゴのクロスロード・フェスティヴァルに招いただけでなく、同年秋のブラジル・ツアーのオープニングにも抜擢。そのささくれだったようなギターの音色は、ジャック・ホワイトとの共通点も感じさせるが、ゲイリーの方がよりブルージーで“いなたい”演奏を聴かせてくれるという意味では、ルーツ・ロック好きにはたまらないのではないだろうか。

今年2月には、オバマ大統領夫妻が主催するホワイトハウスの音楽イベントに、まだ無名に近い新人にも関わらず出演。ミック・ジャガーやBBキング、バディ・ガイやジェフ・ベックといった大御所と共に堂々とステージに立つ姿は全米中に放映され、一層世間の注目を集める。きっとこの時の演奏がミック・ジャガーの御眼鏡に適ったに違いない。

全米デビュー・アルバム『ブラック・アンド・ブルー』は全米初登場6位を飾る等、今最注目の期待の新人であるゲイリー・クラーク・ジュニア。発売が待たれる日本盤はボーナスCD付で2013年2月6日にリリースされる。また、一夜限りの初来日公演が決定。今回のストーンズ・ライヴへの登場でより注目を浴びるのは明らかであるだけに、チケットの確保はお早目にした方が良さそうだ。まずは8日のストーンズ公演での彼に注目しよう。
(岡本貴之)

〈 ゲイリー・クラーク・ジュニア来日公演 〉
3月18日(月)代官山 UNIT
開場: 18:30 開演: 19:30 前売¥6,000(入場整理番号付、1ドリンク別)

詳しくはこちら
SMASH
http://smash-jpn.com/band/2013/ 03_garyclarkjr/index.php

ゲイリー・クラーク・ジュニア
『ブラック・アンド・ブルー』
2013年2月6日発売(輸入盤発売中)
WPCR-14855/56
定価\2,680

収録曲
(Disc 1)
1 エイント・メッシン・ラウンド
2 ホエン・マイ・トレイン・プルズ・イン
3 ブラック・アンド・ブルー
4 ブライト・ライツ
5 トラヴィス・カウンティ
6 ザ・ライフ
7 グリッター・エイント・ゴールド(ジャンピン・フォー・ナッシン)
8 ナム
9 プリーズ・カム・ホーム
10シングズ・アー・チェンジン
11サード・ストーン・フロム・ザ・サン/イフ・ユー・ラヴ・ミー・ライク・ユー・セイ
12ユー・セイヴド・ミー
13ネクスト・ドア・ネイバー・ブルース
(Disc 2)
1 ドント・オウ・ユー・ア・シング(アルバム未収録曲)
2 ブレイクダウン(アルバム未収録曲)
3 ソウル(アルバム未収録曲)
4 シングス・アー・チェンジン(ライヴ/ソロ・アコースティック)
5 ホエン・マイ・トレイン・プルズ・イン(ライヴ/ソロ・アコースティック)

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