2024/06/07 08:00
ビルボードジャパンが、2024年の上半期チャートの受賞楽曲・アーティストを発表(集計期間:2023年11月27日~2024年5月26日)、総合ソング・チャート【Billboard JAPAN Hot 100】では、Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」が総合首位に輝いた。
2024年1月7日に配信リリースされた「Bling-Bang-Bang-Born」は、TVアニメ『マッシュル-MASHLE-神覚者候補選抜試験編』のオープニング・テーマで、集計期間内に348,998,877回ストリーミング再生を記録。YOASOBI「アイドル」に続いて、Billboard JAPAN史上2番目の速さでストリーミング3億回再生を突破した。
「Bling-Bang-Bang-Born」は日本を除く世界200以上の国々で聴かれている日本の楽曲をランキング化した “Global Japan Songs Excl. Japan”でも上半期トップに立っている。2位は15歳のシンガーソングライター、tuki.による「晩餐歌」、3位には2023年の年間チャートでトップだったYOASOBI「アイドル」がチャートインした。
総合アルバム・チャート【Billboard JAPAN Hot Albums】では、SixTONESの4thアルバム『THE VIBES』が首位を獲得。1月10日発売の本作は集計期間内で累計571,187枚を売り上げて、CDセールス1位も記録。2位にSEVENTEENのベストアルバム『17 IS RIGHT HERE』、3位は宇多田ヒカルのデビュー25周年を記念したオールタイム・ベストアルバム『SCIENCE FICTION』。
総合ソングと総合アルバムのポイントを合算したアーティスト・チャート【Billboard JAPAN Artist 100】では、Mrs. GREEN APPLEが首位に。「ケセラセラ」「ダンスホール」など、計14曲が総合ソングトップ100内に入っている。4月に開催されたアメリカ最大級の音楽フェスティバル【コーチェラ・バレー・ミュージック&アート・フェスティバル2024】の出演が話題を呼んだYOASOBIが2位、「水平線」「高嶺の花子さん」など計9曲が総合ソングトップ100内に入るback numberが3位に続く。
日本のアーティストの海外進出が進む中、Creepy Nutsは「Bling-Bang-Bang-Born」をきっかけに海外からの視聴が増え、国内外の総ストリーミング数が2023年の1.7億回から、2024年上半期は11億回へと大きく増加しました(ルミネイト調べ)。このデータからも、グローバルヒットのインパクトがいかに大きいかが分かるはず。
Creepy Nuts、SixTONES、Mrs. GREEN APPLEからの受賞コメントは以下の通り
俺もそうですね。完全にマイペースに「ゆっくり楽しく曲作るか」みたいなモードでやっていたところでのこれ(ヒット)だったので、より想定外というか。ちょっとありがたすぎてピンとこない、みたいな状態になっています(笑)。(DJ松永)
SixTONES ジェシー
大森元貴 (Mrs. GREEN APPLE)
米Billboardのメソッドに則り、ラジオオンエア回数、CDセールス、ストリーミング回数、
ダウンロード数、動画再生、カラオケなど6種類のデータを集計・合算した総合音楽チャー
トです。多様化する音楽マーケットの動向をリアルに反映し、“今、本当に聴かれている音
楽”が分かるチャートを発信しています。
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