2022/09/23 11:00
マンハッタン・トランスファーの結成50周年を記念したニュー・アルバム『フィフティ』のDL配信がスタートした。
全編オーケストラ仕様のアルバムはドイツのケルン放送管弦楽団、グラミー受賞者のホルヘ・カランドレッリ、ヴィンス・メンドーザなどの交響楽団編曲者、アマンダ・テイラーなどのヴォーカル編曲者とともにマンハッタン・トランスファーのヒット曲をオーケストラ仕様でレコーディングした作品。
更に、ジョージ&アイラ・ガーシュウィンの「The Man I Love」(グループ初録音)とビーチ・ボーイズの「神のみぞ知る」という不朽の名曲のカヴァーも収録されている。
コロナ禍によるロックダウン中に、複数の地域でレコーディングされた本作は、2020年1月にマンハッタン・トランスファーがケルン放送管弦楽団とケルンでコンサートを行った後にインスピレーションを得て制作された作品だという。バンドの共同創設者、アラン・ポールは「グループとシンフォニーとのコラボレーションは、とても爽快で楽しい体験だったので、みんなでレコーディングをしたらたら素晴らしいだろうと思った」と振り返っている。しかし、パンデミックによって各国間の往来が停止されると、事態は少し複雑になり、ヴォーカル・プロデューサーのデイヴ・トーマス(テイク6)の指導のもと、リズム・セクションは米国ニュージャージーとマンハッタンで録音し、交響楽団は西部ドイツ放送のスタジオで各パートを分離して作業するなど、段階的に録音を完成させた。 アルバムの選曲について、アラン・ポールは「50年にわたる我々の音楽の重要な変遷を表すような曲を選びたかった。かなり手ごわい仕事だった。僕らが興味を持ったのは、グループの歴史の中で重要な瞬間を表すような曲や、必ずしもヒット曲ではないけれど、僕らが本当に好きな曲を選ぶことだったんだ。また、これはコラボレーションなので、シンフォニーにインスピレーションを与え、うまく機能するような曲を選ぶことも重要な事だった」と語っている。その結果、現代音楽界で最も偉大なヴォーカル・グループの50周年をを称えるにふさわしい、刺激的な作品に仕上がっている。
「私たちの50周年記念とファイナル・ワールド・ツアーを始めるにあたり、皆さんが私たちの音楽の旅にもたらしたすべての喜びに謝意を表したいと思います。お会いできるのを楽しみにしています」とバンドはこれから行う世界ツアーについてコメントしている。
日本盤SHM-CDは11月2日(水)にリリースされる。
https://youtu.be/AhO3lNMlkRY
The Manhattan Transfer / Fifty
配信中
https://ototoy.jp/_/default/p/1364954
日本盤SHM-CD
発売日: 2022年11月2日(水)
品番 : UCCO-1239
定価 : 2,860円(税込)
■日本盤は歌詞対訳、アラン・ポールによるライナーノーツ、各曲解説の翻訳付
https://www.universal-music.co.jp/manhattantransfer/
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