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2022/08/27 22:00

 

“もうちょっとほしい”に応えるライヴハウスに、カナダ勢登場

 

〈りんご音楽祭〉の開催地であり、フード、ゲストハウス、古着など、さまざまなカルチャーが充実している長野県松本市。そんな松本市の女鳥羽川沿いに、オルタナティヴなイベントスペースがある。その名も、〈Give me little more.(ギブミーリトルモア)〉。

2013年7月に古いバーの跡地ではじまった、スパイスカレーとお酒が楽しめる〈Give me little more.〉は、知る人ぞ知る隠れ家的イベントスペース。日本国内のインディペンデント・アーティストだけでなく、海外アーティストも多数出演しており、一つのジャンル、国にとらわれないラインアップが人気を博している。

明日8月28日(日)には、コロナ禍以降初となる海外アーティストの出演が決定。ラインアップは、カナダ・エドモントンを拠点に活動する2組、King of FoxesとElectric Religiousだ。カナダといえば、AlvvaysThe Weekndなど名だたるアーティストの出身地であり、〈Hopeful Tragedy Records〉、〈Arbutus Records〉といったレーベルから、今でも新たな興味深いアーティストが生まれ続けている。

〈Give me little more.〉では、過去にPatient Hands3 Moonjaskといったカナダのアーティストも出演。さらに来月9月14日には、カナダ出身のAstral Swansも出演予定だ。

今回特別に〈Give me little more.〉店主・新美正城からコメントも到着しているので、併せてチェックを。

コメント
「カナダの音楽」といっても当然、多様で一括りにすることは難しいですが、自分の関わった範囲だけでも、インディポップ〜シンセポップ〜ポストパンク〜サイケデリックポップなどの音の傾向をもつアーティストをリリースするバンクーバーの〈MINT RECORDS〉や、モントリオール拠点でTOPSやSean Nicholas Savageなどを擁する〈Arbutus Records〉などのレーベル周辺の音楽や、sandro perri、Ryan Driver、Eric Chenauxなどの音楽家たちを中心としたジャズをバックボーンにしながら実験音楽、アンビエント、ポップが交差しているトロントの音楽シーンなど、それぞれとても魅力的な音楽コミュティがあるなと思います。
詳しいシステムまでは調べたわけではないのでわからないですが、話を聞く限りポピュラー音楽にも適応できる助成金が充実しているようなので、専業ミュージシャンでなくても、海外ツアーを行う人たちが多い印象があります。生活と音楽活動を両立させていきやすい環境が少なくとも日本よりかは整っているのではないでしょうか。あくまで外から見た雑感に過ぎないですが。
 

今後も続々と興味深いアーティストが出演するであろう〈Give me little more.〉。都心からのアクセスも良好なので、ぜひ一度足を運んでみては。

イベント情報
〈King of Foxes / electric religious Japan Tour 2022 松本公演〉
2022年8月28日(日)
場所 : 〈Give me little more.〉
時間 : (開場)6:30pm / (開演)7:00pm
料金:(前)¥2,000 / (当)¥2,500 +1Dオーダー
出演 : King of Foxes(カナダ) / electric religious(カナダ) / TANGINGUGUN(松本) / breakman house(松本)
詳細 : http://givemelittlemore.blogspot.com/2022/08/2022828-king-of-foxes-electric.html

Give me little more.
〈Give me little more.〉
〒390-0811 長野県松本市中央3-11-7
7:00pm〜1:00am
定休日 : 日、月、火
※イベントがある時は変則営業になります。

[ニュース] 3 Moonjask, ALVVAYS, Astral Swans, Patient Hands, ザ・ウィークエンド

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