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2022/08/24 18:00

 

【連載コラム】ラヴェンダーズAKIRA のWANNA GO HOME―第98回

 

みなさんこんにちは、AKIRAです! 今週も「ラヴェンダーズAKIRAのWANNA GO HOME」へようこそ! さて夏休みも終盤、なんともビタースウィートな今日この頃。

今週のお題「ラヴェンダーズ1stを振り返る」
連載98回目ということで、100回記念も目前。今回はラヴェンダーズのファーストアルバム「Luv-Enders’ Invasion!」を振り返っていきます。

2017年の9月にリリースしたので来月でちょうど5年。

「トーキョーパワーポップの新星」と銘打ち、往年のロック・クラシックス達を完全現代版にアレンジしたカバーアルバムでした。

とにかくアルバムを一から作ること自体初めて、歌入れや演奏も含めて毎日悔しかった記憶が大きいです(笑)。選曲の流れは以前お話したけど、好きな曲だけを選べた訳ではなかったから、それはそれで難しかったことの一つ。思った様に表現するとか、歌えない自分に腹が立って泣きながら歌ってなんとか形にしたある曲も結局ボツにしたり、それでも今歌ったらどんな風になるだろうとたまに考えるくらいの余裕を持てるようになったのでまた挑戦したい。

とにかく沢山助けられながら完成したアルバムです。モッズスーツでベスパに乗ってるジャケットだったので、そこから完全モッズ族の人だとか古いロックしかやらない的なイメージがついたと思うんだけど、全然そんな訳じゃなかったから少し申し訳なかったり(笑)。

まずファーストを作ってる時点からセカンドアルバムのコンセプトも大体決まっていて(シリーズで二枚リリース、モッドの次はロッカーズとも決まってた)、あくまでもコンセプシャルなテーマでした。

発売日、本当にお店で売ってるのか自分の目で確認したくて新宿のCDショップでコーナー見つけて、しっかり買って帰りました。醍醐味ですよね(笑)。それから念願の7インチも出したり、沢山のイベントやラジオでのプレイ、そして今でも「ファーストアルバム最高です!」との声をいただけるのは嬉しい限りです。私も何かに迷ったり、ちょっとリセットしたいときにはよく聞きます!やっぱり初心に帰るのは大事だと毎回感じる。

何十年も前に最高のバンド達が生み出した曲達は当たり前にカッコよくて、それをカバーしてカッコ悪いはずがないんだけれど。胸を張ってお届け出来る、最高のアルバムです。Luv-Enders’ Invasion! = ラヴェンダーズの侵略、聞いたことない方はこの機会に是非。

今週の一曲 Cat Stevens 「The First Cut Is the Deepest」
ロッドスチュアートやシェリルクロウのカバーでも知られるこの曲、1967年リリース。邦題は「さびしき丘」...初めて知りました。邦題を見ると頭にハテナが浮かぶ問題は無くなりませんね(笑)。オリジナルや男性カバーでは”She”、シェリルなど女性のカバーは”He”に変わってたり、そんな所にも注目です。

“I would have given you all of my heart
But there's someone who's torn it apart
And she's taken just all that I had
But if you want I'll try to love again
Baby I'll try to love again but I know”

-“君に僕の心を全て捧げようとした
でもそれを引き裂く奴がいる
彼女が僕の全てを持ち去っていったんだ
だけどもし君がもう一度愛したいなら
僕だって努力する
愛してみようと努力する、だけどさ”

“The first cut is the deepest
Baby I know the first cut is the deepest
But when it come to being lucky she's cursed
When it come to loving me she's worst”

-“最初の傷が一番深いんだ
最初が一番痛かった
幸運かどうかでいうと 彼女は呪われてたかも
僕を愛することも 最悪に向いてなかったから”

“I still want you by my side
Just to help me dry the tears that I've cried
And I'm sure going to give you a try
And if you want I'll try to love again
Baby I'll try to love again but I know”

-“今でもそばにいて欲しい
涙を拭いて欲しいだけなんだ
もう一度だけチャンスをあげようと思う
君が望むならね
ベイビー、僕もトライしてみるよ
でも”

“The first cut is the deepest
Baby I know the first cut is the deepest
But when it come to being lucky she's cursed
When it come to loving me she's worst”

-“最初の傷が一番深かった
ベイビー、一番痛かった
彼女は呪われたみたいに不運で
愛することは完全に不向きだった”

という、何とも傷の深い歌詞なんですけども。男性目線、女性目線でこちらが想像する主人公と相手のキャラクターがガラッと変わってくるのも面白い。実はこれが、ファーストアルバムでボツにした曲の1つでした!

というわけで今週はここまで。最後まで読んでくれてありがとう!

そしてそして、9/23(金祝)には!連載100回記念ライブイベントを下北沢で開催しますよー!念願の有観客!遠方の方は配信でお楽しみいただけますが、お近くの方は是非、遊びに来てね。

それではまた次回!第99回でお会いしましょう!(9/7掲載)

イベント情報
〈LUV-ENDERS AKIRAの ”Wanna Go Home” 連載100回記念パーティ 「AKIRAPALOOZA」〉
2022年9月23日(金祝)下北沢CLUB QUE
開場:18:00 開演:19:00- 前売り:4,300円/ 当日4,700円
出演: AKIRA with THE ROCKSVILLE / LUV-ENDERS / Lil Coyote (Akira & keme) / ゲスト: THE COLTS 他
進行: 岡本貴之/カワトーマス(Soul Twist)
チケット: 8/23より先行販売COUNTER ACTION GARAGE 03-3370-9695 /CLUB QUE 03-3412-9979
・8/26よりe+にて一般発売

ライヴ情報
L.U.V vs R.A.M ”Rockin’ INDIAN SUMMER Party” Starring….KOZZY IWAKAWA / AKIRA with THE ROCKSVILLE

延期振替公演!★2022年9月3日 (土) 中津川マジョリカ・バンブー
18:00 19:00 ¥5,000 ¥5,500円 (D別)
問) マジョリカ 0573-66-7211
会場 : 岐阜県中津川市駒場801-3

延期振替公演!★2022年9月4日(日) 蒲郡Always cafe’ Bar
17:00 18:00 ¥5,000 ¥5,500 (D別)
問) Always Live Bar 090-1783-8211 (スズキ)
会場 : 愛知県蒲郡市元町14-20

リリース情報
AKIRA with THE ROCKSVILLE
『L.U.V』
2021年12月9日発売
OTOTOYからロスレス配信中
https://ototoy.jp/_/default/p/1070371

番組情報
〈AKIRA-CHANNEL トーク&ライブ生放送!〜BIRTHDAY SPECIAL〜〉
アーカイブはこちらから


〈ラヴェンダーズAKIRA のWANNA GO HOME 連載50回記念スペシャル配信~in AKIRA-CHANNEL~〉
アーカイブはこちらから


ラヴェンダーズ最新情報
・AKIRA YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCMWL3fhhq0y56YZhMWBg3nw
・ラヴェンダーズAKIRA Twitter
https://twitter.com/akira_luvenders
・ラヴェンダーズ facebook
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★【連載コラム】ラヴェンダーズAKIRA のWANNA GO HOME アーカイブ
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[ニュース] AKIRA, Luv-Enders

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