〈アンディ・ウォーホル・キョウト〉来日時、未公開写真が公開に

ⓒ原 榮三郎 / Hara Eizaburo

The Velvet Underground and Nicoの1stアルバム『The Velvet Underground and Nico』のジャケットを務めたことで音楽ファンにも知られる、ポップ・アートの巨匠アンディ・ウォーホル。

このたび、2022年9月17日（土）より〈京都市京セラ美術館〉新館・東山キューブにて開催される〈アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO〉展の開催にあたり、これまでに公開されていない1974年来日時のウォーホルの姿をおさめた写真が初公開となった。

ⓒ原 榮三郎 / Hara Eizaburo

ⓒ原 榮三郎 / Hara Eizaburo

この写真は、1974年にアンディ・ウォーホルの個展が開催され本人が来日した際に同行して撮影を行った写真家・現代アーティストである原榮三郎のアーカイヴから見つかり、ウォーホルが祇園の界隈を散策する姿がおさめられている。

さらに、あわせて今回の展覧会における準備、リサーチの中で、ウォーホルが1956年に初めて来日した際に同行していたチャールズ・リザンビーのアーカイヴ（ジェームズ・マディソン大学内マディソン・アート・コレクション）から、当時の旅行の際に撮影された京都の写真も発見された。

ⒸCharles Alvin Lisanby
Courtesy of the Madison Art Collection at James Madison University

ⒸCharles Alvin Lisanby
Courtesy of the Madison Art Collection at James Madison University

ウォーホル本人は写っていないものの、旅程の中で常に共に行動をしていたと考えられており、同じ風景をウォーホルも目にしていたと考えられている。今回見つかったのは平安神宮、友禅流しの様子、北野天満宮、桂離宮などの写真だ。写真の一部は展覧会内でも公開される予定とのこと。開催を楽しみに待とう。

チケット詳細 : https://www.andywarholkyoto.jp/ticketaccess/

公式HP : https://www.andywarholkyoto.jp/
公式Twitter : https://twitter.com/andywarholkyoto

ⓒ原 榮三郎 / Hara Eizaburo

ⓒ原 榮三郎 / Hara Eizaburo

ⒸCharles Alvin Lisanby
Courtesy of the Madison Art Collection at James Madison University

ⒸCharles Alvin Lisanby
Courtesy of the Madison Art Collection at James Madison University