2022/08/07 19:00
歌い終わると柴田隆浩(Vo.Gt)は、「サンキューセックス!ありがとう」と定番のご挨拶。〈ボッチン〉を見ているすべてのファンのために歌われたのは、「だっせー恋ばっかしやがって」。配信視聴者からは自らの恋愛体験と重ね合わせているぼっちが多い様子だった。
忘れらんねえよにしか表現できない人体の不思議をダンスチューンに昇華した「体内ラブ〜大腸と小腸の恋〜」で盛り上げると、「喉の調子が復活してきた」と呟いて、すぐさま「ばかもののすべて」で、〈ばか、ばか、ばか〉とハイトーンで連呼した。次々と寄せられるコメントに中に、「なんでも弾き語れんのホントに凄い」と称賛の声が。確かに、ここまでたくさんの曲を弾き語りでやるのはすごい。本人曰く、この企画のために弾き語りできる曲を増やしたそうだ。さらに「昨日より藤井風に似てきましたね」との声に「そうかなあ」とまんざらでもない様子。
リクエストに応えて歌われたのは「花火」。夏の情景、夜空の暗さと花火の輝きとに心情を投影した、ロマンティック且つ切ない1曲だ。「バンドやろうぜ」で〈あいつのバンドが夏フェスに出てるから 今夜も1人でボッチンに出ている〉と歌うと、「ボッチンさいこーー!」サビの歌詞に合わせて「さーいたー!」と、チャット上で合唱となった。「ライヴ来てね!8月25日(木)渋谷クアトロでやりますんで(忘れらんねえよ主催「ツレ伝 令和四年」ツレはKOTORI)」と告知も忘れない。
「これは俺たち(私たち)の曲なんですよ」と前置きをしてから、〈ボッチン〉初日のオープニング曲「あいつロングシュート決めてあの娘が歓声をあげてそのとき俺は家にいた」を歌う柴田。〈僕らにしか見えない景色 分からない感情〉は確かにぼっちたちのことに違いない。最後の曲はとびきりピュアなラブソング「うつくしいひと」。曲のエンディングには「らーらーらー」と先ほどに続いてチャット上でシンガロングが起こる美しい光景が広がっていた。ラブソング、面白ソング、青春ソング、ラブソングと、短い時間に忘れらんねえよ楽曲の個性と喜怒哀楽がギュッと詰まった40分だった。
20:10からぼっちステージで行われるライヴで、〈ボッチインジャパン〉前半2Daysは終了となる。柴田は、「最後、全員集合な!」と呼び掛けて、ヘッドライナー・忘れらんねえよのライヴへの最高のお膳立てをしてステージを降りた。
2022年8月7日(日) 17:20~ぼっちステージ
出演:忘れらんねえよ
〈セットリスト〉
1. なつみ
2. だっせー恋ばっかしやがって
3. 体内ラブ〜大腸と小腸の恋〜
4. 花火
5. バンドやろうぜ
6. あいつロングシュート決めてあの娘が歓声をあげてそのとき俺は家にいた
7. うつくしいひと
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