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2022/08/07 16:30

 

忘れらんねえよ〈ボッチン〉柴田のルーツを辿った心に沁みる初出演ライヴ

 

【14:30~ぼっちステージ 弾き語りライヴ】
先陣を切った忘れらんねえよがぼっちのスペシャリストなら、2番手で登場のロックバンド・忘れらんねえよはぼっちのオーソリティ。柴田隆浩(Vo.Gt)もその辺を自覚しているようで、「これまでのアーティストが繋いできたバトンを受け取りたいと思います」と第一声。憧れの〈ボッチインジャパン〉初出演への想いを語ると、ちょうど1年前にリリースされた「これだから最近の若者は最高なんだ」を歌ってライヴをスタートした。

「忘れらんねえよ目当てに来ました」というコメントも到着するなど、初出演にして注目アーティストであることを伺わせた。BLANKEY JET CITYが好きで浅井健一が使っていた1964年製のグレッチ・テネシアンのギターを買い今も使っている柴田。テネシアンから飛び出したリフはブランキ―の「SWEET DAYS」。思い入れの深さを感じさせる丁寧な演奏と歌だった。

3曲目はリクエストに応えての「夜間飛行」。「はじめの一歩 Rising」のオープニング曲となり、2ndアルバム『空を見上げても空しかねえよ』にも収録された、発表当時からの人気曲だ。日中のまどろむ空気感の中、柴田の歌声によって夜空を翔けるようなサウンドスケープが広がっていった。続いては久しぶりに歌うという「運動ができない君へ」。ミディアムテンポで歌われるこの曲は、文字通り運動ができなくて、学校でみじめな思いをした経験があるぼっちには心の奥底に突き刺さるメッセージソングとなっている。

さらに、Day1で3組目に出演した忘れらんねえよが歌っていた曲「おしぼりを巻き寿司のイメージで食った」を披露。バンドで初めて作った曲「ドストエフスキーを読んだと嘘をついた」では、〈大好きなベンジーが許さねえ〉との歌詞があり、「SWEET DAYS」との繋がりも感じさせるエモーショナルなパフォーマンスとなった。

「ちょっと、意気込み的な歌を」と、静かに歌い出したのは、「パンクロッカーなんだよ」。ここぞというターニングポイントで歌われる、柴田のパンクスピリットを再確認する名曲だ。

ラストは、Twitterでの合唱を呼び掛けて「忘れらんねえよ」を歌唱。忘れらんねえよ・柴田隆浩のルーツを知ることができる深い意味のある選曲によるライヴだった。

ライヴ情報
〈ボッチインジャパン〉
2022年8月7日(日) 14:30~ぼっちステージ
出演:忘れらんねえよ
〈セットリスト〉
1. これだから最近の若者は最高なんだ
2. SWEET DAYS(BLANKEY JET CITYカバー)
3. 夜間飛行
4. 運動ができない君へ
5. おしぼりを巻き寿司のイメージで食った
6. ドストエフスキーを読んだと嘘をついた
7. パンクロッカーなんだよ
8. 忘れらんねえよ

〈ボッチインジャパン〉無料生配信はこちらから
・忘れらんねえよ オフィシャルYouTubeチャンネル
https://bit.ly/3CjRpQf 
・Twitter
https://twitter.com/wasureranneyo 

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