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2022/06/01 15:30

 

【ライブレポート】CIRGO GRINCO、グルーヴィーな始まりを告げたデビュー・ライヴ

 

音楽プロデューサー加茂啓太郎がプロデュースする3人組ガールズ・グループ、CIRGO GRINCO(シルゴ・グリンコ)デビュー・ライヴが5月29日にSpoyify O-nestにて行われた。

今年4月20日の結成発表から1ヶ月、日々更新される3人の素顔やグループにかける熱意のこもったSNSと、自主企画の発表やデビュー曲「Sweetest Revolution」の配信リリースを経て迎えたデビュー・ライヴ当日。会場のSpoyify O-nestには、一生に一度のデビュー・ステージを一目見ようと多くのファンが駆けつけた。

開場中のフロアには往年のR&B界を彩った世界的DIVAの名曲がBGMとして流れ、懐かしさと心地よさを感じながら自然と体が揺れていく。開演時間を少し過ぎてステージが暗転すると、グルーヴィーなSEと観客のハンドクラップのリズムに踊りながら三桜じゅり、水瀬かなん、結城えまの順でステージに登場。この日を迎えた喜びをダンスで表現したような登場にフロアの熱気も瞬間的に上昇した。

CIRGO GRINCOの始まりを飾る1曲目は、5月13日に配信リリースされたデビュー曲「Sweetest Revolution」。いしわたり淳治が作詞を担当し「自分の与えられた境遇を全て前向きにとらえて生きていこう」というメッセージが込められた歌詞を、Yuki Takishita作曲のスムースなメロディに乗せて3人が伸びやかに歌う。ステージ・サイドや奥行きをたっぷり使ったしなやかなダンスの美しさと、ここからがスタートだという決意や思いを感じた。

2曲目はヤマモトショウが作詞、大林亮三が作編曲を担当した「WITH THE RAINBOW」。落ち着いたテンポの曲調でも3人の攻めていく姿勢が頼もしい。スキルフルで空気感のあるダンスと説得力のあるヴォーカルが組み合わされた時、共感しグルーヴが生まれ揺れていくフロアを見ると、とても今日がデビューとは思えない。

そして2曲を披露しMCへ。「Wellcome to our Queendam!We are CIRGO GRINCO Trust Us!私たちのデビュー・ライヴへようこそ!よろしくお願いします!」と3人揃って挨拶した後、
三桜じゅり「今日はきてくださってありがとうございます。最後まで楽しんでいきましょう!」
水瀬かなん「今日はデビュー・ライヴにきていただいて本当にありがとうございます。グループ名と顔と名前だけでも覚えて帰ってください。よろしくお願いします!」
結城えま「みなさんにお会いできて嬉しいです!今日は一緒に楽しみましょう!よろしくお願いします!」
と個別に、そして「記念すべき初めてのお客さんでこんなに集まってくれて本当に嬉しいです。ありがとうございます!」と来場してくれた観客に感謝を伝えた。

グループ紹介では「CIRGO GRINCOは架空の国の名前でできていて、私たちのファンはCITIZEN(シチズン)と呼ぶことになりました。私たちの国を納める国民としてみなさんCITIZENになっていただければと思います!」と独自の世界観を説明。

続いて楽曲紹介へ。2曲目に披露した「WITH THE RAINBOW」はTikTokオーディション時の課題曲で、自分でオリジナルの振り付けを作りTikTokオーディションで公開されていた。その時はお互い応募者という立場だったこともありTikTok上でしか存在を知らず、グループ名も何人グループになるのかも決まっていなかった。「こうやってオーディションの時の曲をメンバーと一緒にみなさんの前でお披露目できてとても嬉しいです。」と感慨深く振り返っていた。

3曲目に披露されたのは「Agility」。イントロからメンバーと観客がクラップを楽しみ、一体感を創りあげていくアップ・テンポな楽曲は曲中もずっとクラップをしたくなるほど楽しさもあり、少しコミカルさも感じる歌詞と振りつけが特徴のポジティブ・ソング。続く「Last of Z」ではステージの照明が一気に暗くなり、本格的R&Bゾーンへ突入。声質の違う3人が呼吸のあったダンスと歌で繋ぐストーリーに加え、結城えまの力強いフェイクの眩しさを感じた。

イベントの告知と写真撮影タイムを終え、「次の曲で最後になります」と伝えると観客から「えー」と残念がる声が。「早いね」「一瞬で終わったね」と、最後に気合を入れるため3人ともパーカーの腕を捲り「じゃあ、いっちゃうよ」「最後の曲、めちゃめちゃ歌って踊りたいと思います!一緒に盛り上がっていきましょう!」と本日ラストの曲「Shooting Star」へ。ゴージャスなフュージョン調の楽曲はまるでCIRGO GRINCO国のテーマ曲のように賑やかでとにかく華やか。めまぐるしい音色にも負けない3人のダイナミックなパフォーマンスがひときわ輝き、本編が終了した。

アンコールではグッズTシャツを着たメンバーが登場。「デビュー・ライヴ、今日までもうすぐだったし、5月が特にすごく早く感じたよね」「5〜6時間ぐらいスタジオ入って筋トレしたりずっと一緒にいたね。」と今日までの時間の早さを振り返り、最後にひとことずつ感想を伝えた。
水瀬かなん「あっという間すぎて自分でも紹介しきてれいない部分があると思うんですが、今日の初ライヴを見てくださったみなさんと関わってくれたスタッフのみなさんで本当によかったなーと思っています!」
結城えま「この場に集まってくださったおひとりおひとりに心から本当に感謝しています。今日はまだ私たちのスタート地点なので、これからどんどんどんどん私たちは大きくなっていくので!ぜひぜひみなさんついてきてください、よろしくおねがいします!」
三桜じゅり「今日お越しくださったみなさん、本当にありがとうございます。みんなに直接会えるのがすごく楽しみで、楽しみすぎて最近ここ何日も寝れなかったんですけど、今日みんなに会えてすごく嬉しいです。関わってくださったみなさん、本当にありがとうございます!」と伝えた。

ラストに披露されたのは、なんとマイケル・ジャクソンのカヴァー曲「Off The Wall」。原曲のテイストを踏襲したメリハリのあるパフォーマンスでステージとフロアは完全燃焼。「これからCIRGO GRINCOは大きく成長していくので応援してくださると嬉しいです!」と沢山の幸せな余韻を残してCIRGO GRINCOのデビュー・ライヴが幕を閉じた。

デビュー・ライヴ セットリスト
01 Sweetest Revolution
02 WITH THE RAINBOW
03 Agility
04 Last of Z
05 Shooting Star
EN Off The Wall

イベント情報
タイトル 「LET LOVE RULE VOL.1」
出演 CIRGO GRINCO、evening cinema
日時  6月11日(土)18:30 開演
会場 Spotify O-NEST渋谷

リリース情報
「Sweetest Revolution」配信中
https://ototoy.jp/_/default/p/1215600

「Sweetest Revolution」コメント
https://ototoy.jp/news/106837

インフォメーション
CIRGO GRINCO Twitter
https://twitter.com/CirgoGrinco

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[ニュース] CIRGO GRINCO

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