News

2021/10/26 17:00

 

bloodthirsty butchers x fOULのスプリット・アルバム、fOULのファースト・アルバムのリマスターがアナログ再発

 

KiliKiliVillaより、〈Musicmine〉のカタログ・リマスター再発シリーズが開始。第一弾として、bloodthirsty butchers x fOULのスプリット・アルバムと、現在大石槻湖監督による映画『fOUL』が上映中のfOULの1stが10インチで発売される。

90年代中旬に設立されたMusicmineは世界的なテクノ・アーティストであるKen Ishiiを中心としたSublime、ヒップホップではMary Joy Recordings、ロックではLESS THAN TVやZKなど先鋭的なレーベルを抱えユニークなアーティストを数多く輩出。これまでの通算リリース数は800タイトルを超えている。90年代のアンダーグラウンド・シーンの中でひときわ異彩を放ち、いまでも語り継がれている数々の名盤が今後リリースされる予定とのこと。

・映画『fOUL』を特集したインタヴューも公開中
「ファールをホームランに変える、愛と執念のフルスイング──大石規湖 × 谷口健が語る、映画『fOUL』 」
https://ototoy.jp/feature/2021100102

リリース情報

BLOODTHIRSTY BUTCHERS & fOUL
2022年1月28日リリース
『BLOODTHIRSTY BUTCHERS & fOUL Split Album』
KKV-129VL
LP+DLコード
3,300円税込

収録曲
BLOODTHIRSTY BUTCHERS side
1. Lost In Time
2. Escape
3. Outdoor Miner
4. I Found That Essence Rare

fOUL side
1. Legacy Of Hate
2. Green
3. I Am On Fire
4. From Way Out To Way Under

オリジナルは1997年にLESS THAN TVよりリリース、これまで4タイプのカラー盤が発売されており、CDはボーナス・トラックをそれぞれ1曲づつ追加して1998年にリリース。今回のリマスター盤はCDリリース時のボーナス・トラックも収録。
今作は日本のオルタナティブ・シーンの黎明期を牽引した2バンドが、共に代表作となる『kocorono』と『Dostoevsky Groove』の発売後にリリースされたエポック・メイキングなスプリット・アルバムとなった。お互いの曲をそれぞれ1曲カバー、またbloodthirsty butchersはWIREとGang Of Fourのカバー曲も収録。90年代のアンダーグラウンド・シーンで数多くの先駆的作品や名作を生み出してきたLESS THEN TVの残した歴史的作品が蘇る。

fOUL
2022年1月28日リリース
『fOUL / Foul Ball For Foulmen』
KKV-130VL
10インチ+DLコード
2,750円税込

収録曲
Side A
1. Eleven
2. Escape
3. A Personal Matter

Side B
1. Sideorder
2. Legacy Of Hate
3. Correct

1994年、BEYONDS解散後に谷口健と大地大介がベースに平松学を迎え結成、1995年1stをLESS THAN TVよりリリース。以降2005年3月の活動休止までにトータル6枚のアルバムをリリース、現在ではそのほとんどが廃盤となっている。
トリオ編成で繰り出されるハードコア以降のオルタナティブ・サウンド、そのスリリングなステージはbloodthirsty butchersとともにその後のシーンに多大な影響を与えてきた。2021年大石規湖監督によりfOULの活動を記録したドキュメンタリー映画『fOUL』が公開、現在全国で上映中、キャッチコピーは『燃え滾るギター、奮え立つベース、畳み掛けるドラム。fOULという、何処を探しても何処にもない音と佇まいのバンド。その実演と実在の記録。』、まさにfOULというバンドを表している。


[ニュース] bloodthirsty butchers, fOUL

あわせて読みたい


TOP