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2021/10/22 12:00

 

ウエスギ専務、2年ぶり山野楽器にイーン!で「ブギウギ専務」&北海道の素晴らしさをアピール-OTOTOYレポート

 

2021年10月10日(日)銀座山野楽器 本店 7FイベントスペースJamSpotにて、「ウエスギ専務オンライントークイベント in 山野楽器」が開催された。

このイベントは、「ブギウギ専務」DVDの第14弾「ブギウギ奥の細道 第二幕 ~阿寒たんちょうの章~」が2021年9月29日(水)に発売されたことを記念して行われたもの。

無観客でのオンライン開催とはいえ、「ブギウギ専務」のイベントが山野楽器に「イーン!」するのはじつに2年振り。いつものようにスパンコールの衣装でステージに立つウエスギ専務(上杉周大(THE TON-UP MOTORS))は、配信が始まると、「山野楽器さんにお邪魔するのも、久しぶりなんですよ。2年振りですよ、みなさん!」と言いつつ、配信チャンネルのチャットでみなさんの声をチェック。そんなウエスギ専務の横には、イベントの司会進行役として、今年3月まで「ブギウギ専務」を担当していた“鬼の子D”こと、STVの岸ディレクター兼プロデューサー(以下・岸D)が登壇。岸Dのイベント出演を2日前に知ったというウエスギ専務には、ちょっとしたどっきり感があったようだ。番組からは離れているものの、DVDに収録されている内容は岸Dが担当しているものなので、「最後までみなさんに送り届けるのが私の使命ということで、イベントにもちょこちょこお邪魔します」とのことで、イベントがスタートした。

岸Dと会うのも久しぶりだが、現在進行形の「ブギウギ専務」では “シメサバブルー” と一部で称されているスーツを着ているため、スパンコールの衣装に袖を通すのも久しぶりだというウエスギ専務。その姿をしげしげと眺めた岸Dは「相変わらずきったないですね」と、鬼のひと言。「久しぶりに袖を通したせいか……ちょっと臭い(笑)」とウエスギ専務。配信のため、その匂いがみなさんの元に届かないのは不幸中の幸いだったのかもしれない。コロナ禍のため仕方ないとはいえ、無観客ということでリアクションがないことを気にするウエスギ専務。「みんな、どんどんチャットしてくれよな!!」と画面の向こうに呼び掛けた。

2人が会うのは、今回の特典映像に収録された2人旅以来、約3ヶ月ぶり。番組を離れてから会う機会もなく、LINEもしなくなったというウエスギ専務に対し、「そうですね。僕、ブロックしてますから(笑)」と無常の告白をする岸D。ウエスギ専務は、「ブロックするこたあないでしょうよ!なんでそんな突き放すんですか(笑)」と食い下がる。さらに、岸Dは現在「どさんこワイド」を担当しており、DVD発売日の9月29日には、同番組の名物コーナー「お絵かきですよ!」にウエスギ専務とおおち係長(ダイノジ大地洋輔)が出演したものの、現場で会えなかったそうで、「こなかったじゃないですか!普通そういうとき「久しぶり~」とかあるでしょ」と、不満を述べるウエスギ専務。当日、岸Dは出張のため札幌にいなかったそうだ。相変わらずのやり取りにほっこりしつつ、話題はDVD第14弾へ。

「ブギウギ奥の細道 第二幕 ~阿寒たんちょうの章~」は4年前の内容ということで、「映像を観ていると、コロナのない世界っていいなあ~!ってすごく思いました」とウエスギ専務。岸Dも制作側のマインドとしてソーシャルディスタンスやマスク着用を心がけているという。そこを考えなくても良かった昔を振り返り、「そりゃあ、専務と係長がキスもしますよね」(岸D)「普通しないですけどね」(ウエスギ専務)と、コロナ禍以前の特異な世界を番組ならではの独特な視点で回想していた。

DVDについて、「今回はグルメ、面白い出会いもいっぱいで盛りだくさん。是非、これを参考にして阿寒とか行ってみてほしいです」とウエスギ専務。「特に、アイヌ料理の店「民芸喫茶 ポロンノ」は他所じゃ食べられないと思うので是非味わってもらいたいです」とのこと。さらに、「阿寒湖畔エコミュージアムセンター」のガイド・野竿さんが大好きだという。出会いの面白さ、タンチョウヅルの美しさなどにも触れ、「北海道っていうのは、本当に素敵なところですから、じゃんじゃん遊びに来てほしいです」と、緊急事態宣言が解除されて以前よりも足を運びやすくなったこともあり、北海道の素晴らしさをアピールしていた。

ここで、イベント恒例の秘蔵VTRコーナーへ。毎回、会場に来ているお客さん限定で公開している映像だが、今回は配信で反応がわかりづらいため「少し強めのものを持ってきました」という岸Dは、「ブギウギ奥の細道のキラーコンテンツ、私による“マッサージ塗り”をすべてお見せします」と宣言。2011年の第一幕 森町濁川温泉の部屋で行われた記念すべき初マッサージ塗り映像の中のウエスギ専務は、岸Dのマッサージ塗りで悶絶しながら、「たぶん俺、こういうことされたって10年経っても覚えてますよ」とのコメントを残しており、その言葉通りまさにちょうど10年後の今もしっかりトラウマになっている模様。その後も「地獄のマッサージ塗り全記録」として、サソリ固めに苦悶するウエスギ専務、プログレばりの変拍子的リズムで塗り込んでいく岸Dなど、2人のお戯れが次々と大画面で映し出されるシュールなコーナーとなっていた。

「DVDのリリースは今後も第15弾、16弾と続くので、最後までこの旅を見届けてください」と岸D。特典映像の中で着ていたTシャツ、ネックストラップ等、「ブギウギ専務」グッズの紹介の後、お待ちかねの「ウエスギ専務・魂の熱唱コーナー」へ。

「この曲を歌うのも、すごく久しぶりなんですよね」と、ウエスギ専務がアコースティックギターを弾きながら歌い出したのは、「旅立ちのとき」(ブギウギ奥の細道 テーマソング)。何度もこのイベントで歌ってきたこの曲は、会場にはお客さんがいないものの、いつも以上に力強く感じる迫力の歌声とハーモニカ、ギターで、配信をご覧になっていたファンの方々に届いたはず。歌い終わりには、「みなさん、ご覧いただいてどうもありがとう~!!」と、感謝のシャウトで締めくくった。

イベントは、DVD購入者のお名前を読み上げながら、直筆サインが入ったDVDジャケットを画面越しにお渡しするコーナーへ。多くのファンからの声を読み上げていく中、なんとDVDに収録されている、「ラーメンや 二幸寿し」の方からもメッセージが。放送後、たくさんの「ブギウギ専務」ファンが全国から来店したそうで、皆とても優しく温かい方ばかりだったという。読み上げたウエスギ専務は、「いやあ、嬉しいですね」と感激した様子。さらに、放送はされていないものの、「二幸寿し」さんとは別のロケの際に蕎麦屋で偶然再会したそうで、スタッフ分の天ぷらをそっと「あちらのお客さまからのご注文です」とごちそうしてくれたのだとか。「バーでやる一番カッコイイやつですよ。その節は本当にありがとうございました!」と感謝を伝えた。

「家にいても、こうやって繋がれるのは嬉しかったです。同時に、これだけのみなさんが参加してくれてると、やっぱり早くみなさんに会いたいなっていう気持ちが募りました。「ブギウギ専務」DVD、本放送の方もよろしくお願いします」(ウエスギ専務)

「DVDはまた発売されますから、そのときにコロナ禍が収まっていたら、また対面でやりたいですね」(岸D)

1時間の間にギュッと「ブギウギ専務」の楽しさ、面白さ、奇抜さ、心温まるエピソードなどの魅力がギュッと凝縮された、じつに“らしさ爆発”なイベントであった。DVDはもちろん、イベントのアーカイブも是非ご覧になっていただきたい。そして次回こそはリアルイベントのレポートを行えることを楽しみにしたいと思う。

STVで放送中の「ブギウギ専務」は10月からは毎週日曜日から金曜日深夜に異動して、オープニング、エンディング共にリニューアルして放送中。テレビ神奈川(tvk)等、関東のテレビ局からも放送されているほか、TVerでは火曜日から配信されているので、チェックしてみよう。

取材・文・写真:岡本貴之

●ブギウギ専務DVD vol.14発売記念 ウエスギ専務オンライントークイベント in 山野楽器 アーカイブはこちらから視聴可能(アーカイブ配信期間:10月24日(日)18:00まで)
https://www.youtube.com/c/yamanomusic_official


[ニュース] THE TON-UP MOTORS, 上杉周大

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